ル・マン24時間耐久レースは、フランス ル・マン市街地から南にあるサルト・サーキットで24時間に走行した周回数を競うレースです。
〔 サルト・サーキット :ブガッティ・サーキットの一部と一般公道(全コースの2/3に相当)をつなげた1周13.629kmというロングコースサーキット〕
2021年のル・マン24時間耐久レースは、FIA 世界耐久選手権(WEC)の第4戦となっていて8月18日(予選)~22日に開催されます。
現地に行けなくても放送配信で十分に楽しむことができます。
- ル・マン24時間耐久レースの概要
- 2021ルマン24時間耐久レースの放送配信
- 2021ルマン24時間耐久レースの放送配信予定
- ル・マン24時間レース2021 ナビ
- ル・マン24時間レース 予選
- ル・マン24時間レース 公式練習・予選②
- ル・マン24時間レース 公式練習・予選③
- ル・マン24時間レース ハイパーポール
- ル・マン24時間レース 公式練習④
- ル・マン24時間レース ウォームアップ走行
- ル・マン24時間レース 『Part1【スタート】』
- ル・マン24時間レース『Part2【サンセット】』
- ル・マン24時間レース『Part3【ミッドナイト】』
- ル・マン24時間レース『Part4【トワイライト】』
- ル・マン24時間レース 『Part5【サンライズ】』
- ル・マン24時間レース『Part6【サバイバル】』
- ル・マン24時間レース 『Part7【クライマックス】』
- ル・マン24時間レース『Part8【ゴール】』
- 世界3大レースのひとつル・マン24時間耐久
- WECでの車両クラスとドライバーランク
- 2020年ル・マン24時間耐久レースの結果
- サルト・サーキット
- まとめ
ル・マン24時間耐久レースの概要
ル・マン24時間耐久レース は、1923年に第1回が行われ、今年で89回目の開催を迎える伝統的なレースで、F1モナコGP,インディ500とともに世界三大レースに数えられます。
8月18日(水)から始まって、予選 ⇒ ハイパーポール ⇒ 決勝と進みます。
スタートグリッド
スタートグリッドは、ハイパーポールと呼ばれる最終予選で決まります。
ハイパーポールでは、各クラスの予選上位6車が出場でき、30分のタイムアタックを行いスタートグリッドの1~6番を決めます。
決勝スタート~ゴール
決勝スタートは、
現地時間8月21日(土)16時(日本時間 8月21日23時 )
ゴールは24時間後になってきます。
展開予想
優勝候補はTOYOTA GAZOO Racingです。
TOYOTAは、35年前に初参戦していますが、優勝できたのは2018年、その後3連覇中で、2021年からLMP1に代わって“ハイパーカー(LMH)”クラスが新設され、ル・マン・ハイパーカー(LMH)規定の『GR010ハイブリッド』で4連覇を狙っています。
コース全長13.629kmの世界屈指の高速コースでは、数多くのドラマが生まれています。
今年もル・マン24時間レースの展開はどうなっていくのでしょうか。
2021ルマン24時間耐久レースの放送配信
放送で見る場合
BSなどの放送で見る場合は、JSPORTSになってきます。
スカパー!に加入すると契約が簡単です。
J SPORTS1,2,3,4(BS242,BS243,BS244.BS245)
視聴料は月額 2,515円 税込となり
別途スカパー基本料 月額429 円 税込 がかかるので実質 月額 2,944円 税込です。
※スカパー基本料金は複数のチャンネルを契約しても 429 円/月(税込) です。
※加入月は無料です。
スカパーの各種モータースポーツ放送配信まとめ
配信で見る場合
配信で見る場合はJSPORTSオンデマンドになります。
J SPORTSオンデマンドは、スカパー!に加入しなくても単独で契約が可能です。
視聴料は、『モータースポーツパック』が1,980円/月 税込です。
U25対象の割引では、半額の月額 990円 税込で視聴できます。
J SPORTSオンデマンドには、スポーツ全般が視聴できる『総合パック』 があり、割安な 月額 2,640円 税込で利用することができます。
J SPORTSオンデマンド は、スポーツジャンルで分けたパックが割安なので、決まったジャンルのスポーツを見るには、ジャンル限定のパックを選択した方がお得です。
Amazon Prime VideoチャンネルでもJSPORTSオンデマンドが視聴可能
Amazon Prime VideoにはJSPORTSチャンネルが設定されています。
JSPORTSオンデマンドの配信をAmazon Prime Videoの中のコンテンツとして視聴できるものです。既に Amazon Prime会員の方は、視聴料の支払い手続きが簡単なので利用しやすいメリットがあります。
Amazon PrimeのJSPORTSチャンネルは14日間の無料体験があるので試すことができます。
無料体験後に継続視聴する場合は2,178円/月 税込となります。
J SPORTSオンデマンドの『総合パック』 月額 2,640円 税込よりも安く利用することができます。
その理由は、「一部ご覧いただけない番組がございます」となっている点なので放送確認は必要です。
2021ルマン24時間耐久レースの放送配信予定
2021ルマン24時間耐久レース は現地時間8月21日16時(日本時間 8月21日23時 )にスタートします。
放送配信はナビ(レース紹介)から予選(予選,ハイパーポール),決勝と予定されています。
ル・マン24時間レース2021 ナビ
08/07(土) 18:00 ~18:10(JSPORTSオンデマンド 会員無料)
08/09(月) 13:00~13:10 (JSPORTS1 無料放送)
ル・マン24時間レース前でのナビゲーション番組で、無料放送配信されます。
複数の時間帯で再放送される予定です。
ル・マン24時間レース ならではのレギュレーション
開幕戦からの活躍が光る藤井誠暢や星野敏,木村武史,青木拓磨を中心に注目ドライバーが紹介されます。
ル・マン24時間レース 予選
08/19(木) 01:45 ~04:00(JSPORTSオンデマンド)
※BSスカパー(BS241)でも放送
JSPORTSオンデマンドと BSスカパー(BS241) で放送配信されます。
ル・マン24時間レース 公式練習・予選②
08/19(木) 04:45 ~08:00(JSPORTSオンデマンド)
JSPORTSオンデマンド限定で配信されます。
ル・マン24時間レース 公式練習・予選③
08/19(木) 20:45 ~25:00(JSPORTSオンデマンド)
JSPORTSオンデマンド限定で配信されます。
ル・マン24時間レース ハイパーポール
08/20(金) 3:45 ~5:30(JSPORTSオンデマンド)
※BSスカパー(BS241)でも放送
予選で各クラス上位6台に入った車両のみがハイパーポールに進んで決勝のスタートグリッドを決めます。
ハイパーポールはJSPORTSオンデマンドとBSスカパー(BS241) で放送配信されます。
ル・マン24時間レース 公式練習④
08/20(金) 4:55 ~8:00(JSPORTSオンデマンド)
JSPORTSオンデマンド限定で配信されます。
ル・マン24時間レース ウォームアップ走行
08/21(土) 18:10 ~19:30(JSPORTSオンデマンド)
ウォームアップ走行もJSPORTSオンデマンド限定で配信されます。
ル・マン24時間レース 『Part1【スタート】』
08/21(土) 22:30~26:00 (JSPORTS3,JSPORTSオンデマンド)
開会セレモニーの後、 日本時間 8月21日23時 にスタートします。
ル・マン24時間レース『Part2【サンセット】』
08/22(日) 02:00~05:30 (JSPORTS3,JSPORTSオンデマンド)
フランス現地は19時~とサンセットの時間帯となってきます。
ル・マン24時間レース『Part3【ミッドナイト】』
08/22(日) 05:30~09:00 (JSPORTS3,JSPORTSオンデマンド)
フランス現地は22時30分~と日も沈みミッドナイトに突入していきます。
ル・マン24時間レース『Part4【トワイライト】』
08/22(日) 09:00~12:30 (JSPORTS3,JSPORTSオンデマンド)
フランス現地は深夜2時~5時30分と日の出前の薄明りになってきます。
ル・マン24時間レース 『Part5【サンライズ】』
08/22(日) 12:30~15:00 (JSPORTS1,JSPORTSオンデマンド)
フランス現地は朝5時30分~と日の出となります。
ル・マン24時間レース『Part6【サバイバル】』
08/22(日) 15:00~17:55 (JSPORTS1,JSPORTSオンデマンド)
レースは終盤に突入、そのチームがリーダーなのか楽しみです。
ル・マン24時間レース 『Part7【クライマックス】』
08/22(日) 17:55~21:00 (JSPORTS3,JSPORTSオンデマンド)
いよいよクライマックスへ。
ル・マン24時間レース『Part8【ゴール】』
08/22(日) 21:00~24:00 (JSPORTS3,JSPORTSオンデマンド)
レースは最終となります。
過去には、あと1周でTOPチームがリタイヤすることもありました。
最後まで目が離せません。
世界3大レースのひとつル・マン24時間耐久
ルマン24時間耐久レースは自動車レースにおける世界3大レースのひとつとなる大きなイベントです。
世界3大レースは
モナコGP(F1)
インディ500(インディカー)
ルマン24時間耐久(WEC)
のことで、世界中の人が毎年の開催を待ち遠しく思う祭典となっています。
WECでの車両クラスとドライバーランク
WECの車両クラスは全4クラスがあります。
【Hypercar】
【LMP2】
【LMGTE Pro】
【LMGTE Am】
それぞれのクラスの車両には規定があるとともに、運転できるドライバーのランク(格付け)にも制限が定められています。
【Hypercar】(Le Mans Hypercar/LMH)
【Hypercar】はWECの最上級クラスです。
2020年までの【LMP1】が【Hypercar】に代わりましたが、2021年は昨年までの非ハイブリッド【LMP1】車両の参加も認められています。
【LMP1】よりもコクピット、ウインドスクリーンが拡大
最低車重は1030kg
全長は5,000mm以下
全幅2,000mm以下
全高は1,150mm以下
全面投影面積が1.6m ²以上
排気量、気筒数等は自由
ハイブリッドシステムを搭載する場合はフロントアクスルを駆動
タイヤはミシュランのワンメイク
と言ったところです。
ゼッケンベースはレッド
ブロンズドライバーは参加できません
【LMP2】(Le Mans Prototype 2)
【LMP2】はプライベーター向けのプロトタイプカテゴリーになります。
予算制限を設けることによって資金差による不公平を最小化するバジェットキャップ制が導入されています。
指定4社が製造する上限が定められた価格のシャシー
エンジンはワンメイク(指定された4.2リッターのV8自然吸気エンジン)
クローズドボディ
全長4,750mm以下
全幅1,800mm以上1,900mm以下
全高1,050mm以上
最低車重は930kg
燃料タンク最大容量75リッター
ゼッケンベースはブルー
シルバーまたはブロンズドライバー1名が含まれている
【LMGTE Pro】(Le Mans Grand Touring Endurance Pro)
【LMGTE Pro】はGTカーの耐久世界一を競うプロチームのためのGT上級カテゴリーです。
自動車メーカーのワークスチームが凌ぎを削るクラスです。
最低重量、燃料タンク容量、リアウイングの高さ、エアリストリクター、ターボブースト圧等は性能調整(BoP:Balance of Performance)の適用を受け車両ごとの性能差の違いによる不公平を解消します。
4輪駆動は禁止
トラクションコントロールの装備は可能
ブレーキディスクは鉄ベース合金製
エンジンは同一メーカーの量産車に搭載され、300台以上が生産された量産エンジンがベース。
自然吸気エンジン5.5リッター以下、過給機付きエンジン4リッター以下
ゼッケンベースはグリーン
ドライバー編成は自由
【LMGTE Am】(Le Mans Grand Touring Endurance Am)
【LMGTE Am】は、アマチュアドライバーのカテゴリーでエントリー台数が最も多いクラスになります。
車両は【LMGTE Pro】の1シーズン前の車両か、前シーズン車両の仕様に完全準拠
ゼッケンベースはオレンジ
ドライバー編成にはブロンズドライバー最低1名と、ブロンズかシルバーのドライバー1名を含める
ドライバーランクについて
ドライバーには、【プラチナ】【ゴールド】【シルバー】【ブロンズ】の4つのランク(格付け)があります。
【プラチナ】
・F1スーパーライセンス保持経験者
・ルマン24時間レースのルマンGTエンデュランス プロクラス以上の優勝経験者
・WECプロクラス優勝経験者
・国際F3000またはCART、インディカー、GP2などで年間5位以内
・国際F3選手権で年間3位以内
・ポルシェスーパーカップでチャンピオンを獲得
などの戦績を2つ獲得しているドライバー
【ゴールド】
A1GP、GP3、ルノーV6、スーパーリーグ、ユーロカップFR2.0、インディライツなどで年間3位以内
F3、FR2.0、アトランティック、ユーロV8シリーズなどで年間3位以内
DTM、BTCC、Super GT選手権などで年間3位以内
FIA GT、ブランパンGT、FIA-GT1、FIA-GT3、FIA GT3ヨーロッパ選手権などの優勝経験
【シルバー】
【プラチナ】【ゴールド】以外の30歳未満のレーサーで、
国際選手権またはシリーズで優勝経験者
非プロ級のシリーズ優勝者
メーカー主催ワンメイクレースシリーズ優勝者
【ブロンズ】
ライセンス発行時30歳以上でシングルシーターで経験がない
30歳未満でライセンスを1年以上保持して、レース経験が5戦以下のアマチュア
2020年ル・マン24時間耐久レースの結果
2020年の第88回ル・マン24時間レースは、9月19日(土)~20日(日)に行なわれました。
TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID 8号車が優勝しています。
ドライバーは(中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー)で、中嶋一貴とセバスチャン・ブエミは3年連続のル・マン総合優勝となりました。
2021年も中嶋一貴が参戦しています。
昨年3位だった小林可夢偉も優勝を狙っています。
サルト・サーキット
サルト・サーキットは1周13.629kmあり、昔は400km/h出たことのある6kmの超ロングストレートがありましたが、スピードが出過ぎると言うことでストレートの途中に2つのシケインが設けられ、2km×3本のストレートになっています。
2/3ほどは公道を利用していて道幅は通常の2車線道路の部分があり、その中で速度差のあるプロトタイプカーとGTカーが混走するため、接触事故も起きやすい要素になってきます。
また、広いサーキットなので部分的に雨が降っているなんてことも起き得る中で、24時間を走り切るわけでドライバーへの負担は非常に大きなものだと想像できます。
まとめ
2021年ル・マン24時間耐久レース決勝は、8月21日~22日に開催されます。
8月18日の予選から始まって、どんなスタートグリッドになるのかと期待が満ちてきます。
24時間のレースを一人で見尽くすのも厳しいところがありますが、
スカパー!JSPORTSを録画しながらチェックしたり
JSPORTSオンデマンドの見逃し配信で振り返りながら
レースを制するチームがどこになるのかを見届けましょう。