J SPORTSは各種スポーツを放送配信する屈指のスポーツ専門チャンネルです。
【野球】【ラグビー】【サイクルロードレース】【モータースポーツ】【バスケットボール】【レッスルマニア】【サッカー】【フットサル】【バドミントン】【ダンス】【クライミング】【各種ウィンタースポーツ】
と多様なスポーツコンテンツを放送配信しています。
J SPORTSの視聴方法は複数あり、どれにしたら良いのか迷う部分だと思います。
本記事では、
★HD放送のJ SPORTS
「J SPORTS 1」・・・BS242
「J SPORTS 2」・・・BS243
「J SPORTS 3」・・・BS244
「J SPORTS 4」・・・BS245
★4K放送のJ SPORTS 4K
「J SPORTS 1 4K」・・・CS821
「J SPORTS 2 4K」・・・CS822
「J SPORTS 3 4K」・・・CS823
「J SPORTS 4 4K」・・・CS824
オンデマンド配信の
★J SPORTSオンデマンド
★Amazon Prime Video J SPORTS チャンネル
★スカパー!番組配信
のそれぞれの違い,特徴,選び方を簡単に判りやすく紹介していきます。
J SPORTS放送配信の種類と概要
初めにJSPORTSのサービスは以下の5つが主なものになります。
★【J SPORTS】放送
★【J SPORTS 4K】放送
★【J SPORTSオンデマンド】配信
★【Amazon Prime Video J SPORTS チャンネル】配信
★【スカパー!番組配信】配信
この5つが提供しているサービスをまとめると下表のようになります。
この中で、【スカパー!番組配信】は、スカパー!で放送契約したチャンネルをスマホ等から視聴するためのサービスで、JSPORTS以外のチャンネルでも同様に利用できるものです。
放送契約しているチャンネルの番組をネットを通して見れるのですが、JSPORTSは「プロ野球」「リーグワン」「Bリーグ」など一部の放送のみ【スカパー!番組配信】で提供しています。
項目 | J SPORTS | J SPORTS 4K | J SPORTS オンデマンド | Amazon Prime Video J SPORTS チャンネル |
---|---|---|---|---|
契約 種類 | 1種類 放送 契約 | 1種類 放送 契約 | 2種類 総合 ジャンル (約11) | 1種類 総合 パック 相当 |
視聴料 税込 月額 | 2,515円 別途 スカパー 基本料 429円 | 2,515円 別途 スカパー 基本料 429円 | 総合 2,640円 ジャンル 主に 1,980円 | 2,640円 |
契約 期間 | 月単位 例6/10 -6/30 | 月単位 例6/10 -6/30 | 月単位 例6/10 -6/30 | 1カ月単位 例6/10 -7/9 |
最大 画質 | HD | 4K | HD | HD |
チャン ネル数 | 常時 4ch | 常時 4ch | 多数 | 最大 6ch |
見逃し 配信 | スカパー! 番組配信 利用 配信少 プロ野球 リーグワン Bリーグ | スカパー! 番組配信 利用 配信少 プロ野球 リーグワン Bリーグ | ジャンル別 多数 (配信数最大) | 全ジャンル 多数 |
録画 | 可能 | 可能 | 不可 | 不可 |
【J SPORTS】
・J SPORTS 1,J SPORTS 2,J SPORTS 3,J SPORTS 4 の4チャンネルで構成されたテレビ放送
・放送時間が決まっていて番組表に沿って放送される
・ライブ放送,録画放送,再放送で番組表を構成している。
・テレビで見るのが基本(4Kテレビでも2Kテレビでも可)
・映像はHD画質
・『スカパー!番組配信』を利用できる(主にプロ野球などで番組は少ない)
・録画できる
4チャンネルで2,515円/月 税込+スカパー!基本料429円/月 税込
【J SPORTS 4K】
・J SPORTSのを4チャンネルを4K放送しているチャンネル
・放送内容はJ SPORTSと同じ、番組表に沿って放送される
・現状J SPORTSのHD映像を4Kアップコンバートして放送
・4Kテレビで見れる
・『 スカパー!番組配信』を利用できる(主にプロ野球などで番組は少ない)
・録画できる
4チャンネルで2,515円/月 税込+スカパー!基本料429円/月 税込
【 Amazon Prime Video J SPORTS チャンネル 】
・JSPORTSオンデマンドよりも番組が少ない
・Amazon Prime Videoで契約する
・大きなイベントは放送と同時配信
・J SPORTSオンデマンド限定配信あり
・ライブ配信が無い時は休止している
・ライブ配信以外に、見逃し配信,ビデオ配信を好きな時に視聴できる
・HD画質
・特定スポーツパックは無い
・ライブ配信は6チャンネルで構成している
・3台の端末で同時利用できる(同一番組は2台まで)
Amazon Prime Video J SPORTS チャンネルは2,178円/月(税込)
総合パックの2,640円/月(税込)よりも安価な理由として、「一部ご覧いただけない番組がございます」となっているので配信番組表で確認が必要です。
【スカパー!番組配信(旧スカパー!オンデマンド)】
・放送のJ SPORTS(4K含む)を契約すると無料で利用できるサービス
・配信番組は主にプロ野球やラグビーリーグワン,Bリーグ,サッカー情報などと少ない
※スカパー!番組配信を利用できるチャンネルは、個々にネット視聴できる番組内容を決めている。
※2021年10月から、旧スカパー!オンデマンドは、チャンネル契約者が視聴できるスカパー!番組配信とオンデマンドサービス専用のSPOOX(スプークス)に分かれました。
※SPOOX(スプークス)にJ SPORTSはありません。
J SPORTSの放送とオンデマンドの違い
J SPORTSを【放送】と【オンデマンド(ネット配信)】の区分で見た違いは下表の通りとなる。
項目 | 放送 | オンデマンド |
---|---|---|
サービス名 | JSPORTS1 JSPORTS2 JSPORTS3 JSPORTS4 | JSPORTSオンデマンド (Amazon Primeもあり) |
機器台数 | 基本1台 ICカード※で規制 | 制限なし |
録画 | 可能 | 不可 (見逃し配信利用) |
視聴場所 | 基本自宅のテレビ (ICカード※必要) | 自由 (ネット通信必要) |
画質 | HD,4K 4Kはアップコンバート | HD以下 通信環境による |
価格(税込) | 2,515円/月 +スカパー!基本料429円/月 | 総合:2,640円/月 ジャンル:1,980円/月 |
受信方法 | BS,ケーブルテレビ, 光回線 | インターネット |
操作レスポンス | 早い(サクサク) | 遅い(慣れ次第) |
遅延 | 現実に近い | 放送よりも遅延する (環境により長短あり) |
J SPORTS放送の詳細
J SPORTS 1,J SPORTS 2,J SPORTS 3,J SPORTS 4の受信方法は、
・BSアンテナでの受信
・ケーブルテレビ(光テレビ含む)でのチャンネル契約
があります。
J SPORTS放送チャンネルはHD画質と4K画質の2形態で提供されています。
HD画質:J SPORTS 1,J SPORTS 2,J SPORTS 3,J SPORTS 4
4K画質:J SPORTS 1 4K,J SPORTS 2 4K,J SPORTS 3 4K,J SPORTS 4 4K
HDチャンネルと4Kチャンネルの放送内容は同じです。
J SPORTS チャンネル | 番組内容 |
---|---|
J SPORTS 1 | ・プロ野球中継(広島・楽天イーグルス) ・ラグビー中継(リーグワン・大学・高校や海外大会など) ・ウィンタースポーツ(アルペンやモーグルなど) ・卓球、バドミントン、柔道など 国内外の中継や関連番組が充実 |
J SPORTS 2 | ・プロ野球中継(中日・楽天イーグルス) ・FIFA主要大会 ・高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグなど ・サッカー情報番組(サッカーニュース ”Foot!”) ・高校・大学バスケ |
J SPORTS 3 | ・プロ野球中継(オリックス・楽天イーグルス) ・MLB ・社会人野球 ・モータースポーツ(スーパーフォーミュラ・WRC・WEC・DTM・スーパーバイクなど) ・Bリーグ ・スキージャンプ ・ドキュメンタリーも充実 |
J SPORTS 4 | ・MLB ・FIFA主要大会などサッカー ・サイクルロードレース(ツール・ド・フランス,ジロデイタリアなど) ・モータースポーツ(SUPER GTやフォーミュラEなど) ・フィギュアスケート |
スカパー!がお得に提供しているセットプランには、J SPORTSを含むサービスがありますが、プランによって含まれているチャンネル数(J SPORTS1,2,3だけなどが多い)は違っています。(下表)
J SPORTS 1,J SPORTS 2,J SPORTS 3,J SPORTS 4を全て見たい場合は、J SPORTSを単品で契約するか、全てを含んでいる「映画&スポーツ!プレミア7」や「スポーツセレクション」を選ぶことになります。
※J SPORTS 4だけとか、J SPORTS1だけと言うような契約方法はありません。
セットプラン名 | J SPORTS 1 | J SPORTS 2 | J SPORTS 3 | J SPORTS 4 |
---|---|---|---|---|
「プロ野球セット」 (4,054円/月 税込) | 〇 | 〇 | 〇 | - |
「Bリーグセット」 (2,526円/月 税込) | - | - | 〇 | - |
「映画&スポーツ!プレミア7」 (3,865円/月 税込) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
「スポーツセレクション」 (2,970円/月 税込) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
J SPORTSオンデマンド配信の詳細
J SPORTSオンデマンドは、ライブ配信・見逃し配信・ビデオ配信を利用して、スポーツ番組をネット配信しています。
放送のJ SPORTSとは契約が別になります。
J SPORTSオンデマンドを見る方法としては、
☑ JSPORTSオンデマンド
☑ Amazon Prime Video J SPORTS チャンネル
の2つの方法があります。
J SPORTSオンデマンド
J SPORTSオンデマンドは、
☑ 全て見れる総合パック
☑ スポーツジャンル毎の特定スポーツパック
を提供しています。
好きなジャンルのスポーツだけで良い場合は特定スポーツパックの方が安くなります。
この安価パックの提供がJ SPORTSオンデマンドの強みでもあります。
注意点:J SPORTSオンデマンドは契約初月から視聴料が発生します。
J SPORTSオンデマンドを使用するメリット
☑ スポーツ分野毎に特化した価格の安いパックを提供している
☑ 25歳以下は半額
☑ 大きなイベントは放送と同時にライブ配信
☑ ライブ中継を見逃しても見逃し配信される
☑ ネット受信なので、いつでも好きな見逃し配信・ビデオ配信が見れる
☑ Fire TV Stickなどを利用して大きいテレビ画面でもきれいに見れる
☑ 複数の端末を使用できる(同時利用不可です)
J SPORTSオンデマンドを使用するデメリット
☑ 放送で中継しているメジャーリーグ中継が見れない
☑ 4K配信がない(720p)
☑ 録画できない
☑ 複数端末で同時利用できない
J SPORTSオンデマンドは、スポーツを見るのが好きな方にとっては、第一候補の配信サービスになります。
スマホなどネット通信できれば、見たい時にどこででも利用できます。
Amazon Prime Videoチャンネル
Amazon Prime VideoチャンネルのJ SPORTSチャンネルは、J SPORTSオンデマンドと大部分は同じなのですが、ジャンルパックの提供はありません。
J SPORTSチャンネルでは、J SPORTSオンデマンドの総合パックと同等なジャンル全般を扱う配信になっています。
視聴料は、税込2,178円/月
J SPORTSオンデマンド『総合パック』 2,640円/月 税込よりも安い設定です。
安い理由は、「一部ご覧いただけない番組がございます」と書かれているので放送内容の確認は必要です。ただし、主要な番組は配信されているので不自由は少ないと思いますが配信番組表はチェックしてください。
Amazon JSPORTSチャンネルを使用するメリット
☑ 大きなイベントは放送と同時にライブ配信
☑ ライブ中継を見逃しても見逃し配信される
☑ ネット受信なので、いつでも好きな見逃し配信・ビデオ配信が見れる
☑ Fire TV Stickなどを利用して大きいテレビ画面でもきれいに見れる
☑ 3台の端末で同時利用できる(同時視聴は2台まで)
☑ 初めての利用なら14日間無料
Amazon JSPORTSチャンネルを使用するデメリット
☑ 放送で中継しているメジャーリーグ中継が見れない
☑ 4K配信がない(1080p)
☑ 録画できない
Amazon Prime Videoチャンネルには、14日間の無料体験がある(解約できる期間が14日間)ので体験して配信品質をチェックしてみることをおすすめします。
アマゾンプライム会員で無い方でも、アマゾンプライム会員を30日間無料体験できるので、併用してJSPORTSチャンネルを14日間無料体験できます。
Amazon Prime Videoチャンネルは、有料継続すると1ヵ月間単位での契約になります。
例えば、6月10日に契約すると7月9日まで1カ月間視聴できます。
放送とオンデマンドの選び方
放送とオンデマンドの違いは前述のとおりですが、どれが適しているのか選び方を紹介します。
視聴料で選ぶ場合
J SPORTS:放送
J SPORTS 4K:放送
J SPORTSオンデマンド:配信
Amazon Prime Video J SPORTS チャンネル:配信
スカパー!番組配信:配信
の視聴料は上表の通りとなっており、1月単位で視聴料を比較した場合、J SPORTSオンデマンドのジャンルパックが1,980円と最安になります。
Amazon Prime Video J SPORTS チャンネルは、2週間の視聴であれば、初めての加入の場合に限り無料で楽しめます。
しかし、1ヶ月では2,178円が必要です。
ここで注意したいのは、2ヶ月の視聴が必要な大きなスポーツイベントの場合、JSPORTS:放送の初月無料により、1月あたり1,480円程度(スカパー基本料金429円含め)となり、最も安く視聴できることになります。
視聴料で比較する場合、どの程度の期間視聴するのかによる比較検討が必要になります。
ネット通信のみで視聴する場合
ネット通信のみで視聴する場合、JSPORTSオンデマンドまたは Amazon Prime VideoチャンネルのJ SPORTSチャンネル の利用になります。
外出先でも簡単にスマホ等で視聴できます。
放送に比べると遅延するのでリアルタイム情報よりも数分遅れます。
ほとんどのネット配信は同じ傾向なのでJSPORTSオンデマンドが悪いわけではありません。
BSアンテナを利用している場合
BSアンテナを利用している場合は、スカパー!契約のJ SPORTS3またはJ SPORTS 4Kでも良いと思います。
4チャンネルの構成でスポーツ番組を放送し、録画が可能で、遅延なく画質も安定しています。
J SPORTSオンデマンドでは見れないメジャーリーグ中継も楽しめます。
BSアンテナが無い場合
BSアンテナが無い場合は、JSPORTSオンデマンドまたは Amazon Prime VideoチャンネルのJ SPORTSチャンネル を利用になります。
光回線やケーブルテレビでもJSPORTSの放送を視聴することが可能なので、該当する方はどれにするか選ぶことになります。
まとめ
J SPORTSは、スポーツジャンルの多さ、大イベントの独占配信数など、随一のスポーツ放送配信サービスです。
放送のJSPORTSとネット配信のJSPORTSオンデマンドでは、番組内容が一部異なります。
放送のJSPORTSは、遅延の少なさと画質に安定感があり、録画すれば永久保存も可能です。
MLB(メジャーリーグ)も見たいならJSPORTSは放送を選ぶことになります。
ネットでサービスを利用するには、 JSPORTSオンデマンドまたは Amazon Prime VideoチャンネルのJ SPORTSチャンネルを選択します。
J SPORTSオンデマンドは、ジャンル(パック)で見れば安価にできる点や25歳以下が半額など価格面の強みと見逃し配信が充実していて、録画する手間が無い強みを持っています。
Amazon Prime Video チャンネルはAmazon Prime Video の一部として利用できる使い易さが強みです。
画質も1080pと高画質で、3台同時視聴できるなどの特徴を持っています。
14日間無料体験があるのもAmazon Prime VideoのJSPORTSチャンネルだけです。
Amazon Prime VideoのJSPORTSチャンネルは、1カ月単位(例えば6/10-7/9)で利用できます。
多彩なスポーツ番組を放送配信しているJSPORTSは、J SPORTSならではの番組も多くあります。
自分に合った番組や受信環境によって選択できるサービスになっています。