シャープ アクオス 4K有機ELテレビDQ2ライン登場!DQ1/DS1との比較

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4Kテレビを購入する時にどのメーカーのどのグレードにしようか迷うと思います。

メーカー毎に色々な名前の技術が搭載されていて、難しい言葉も多くて何が違うのか判りません。

本記事では、シャープ アクオス 4K有機ELテレビのラインナップのグレードによる機能を比較し、使い方によるおすすめ機種を紹介します。

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シャープ アクオス 4K有機ELテレビのラインナップ

4Kテレビは高画質が売りなんですが、メーカーによってグレード設定や映像処理が違うなど、高画質化には夫々の特徴があります。

シャープ アクオス 4K有機ELテレビの2021年モデルは、
ハイエンドモデルのDS1ライン
ハイグレードモデルのDQ1ライン,DQ2ライン

の2グレードで展開しています。

4K有機ELテレビは、グレードでの画質の違いが少ないので各メーカーは2グレードでの展開が多く見られます。

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アクオスの有機ELパネル

マサコ アーントによるPixabayからの画像

パネルは映像を見る部分になり、テレビで一番大切な装備です。

シャープは画面への映り込みを低減して、見えやすい高画質なテレビを売りにしています。

ハイエンドモデルのDS1では、高輝度「S-Brightパネル」と呼ばれる輝度性能に優れた発光素材を採用したパネルを搭載し、映像をより明るく明暗豊かに描きくことを重点として製品化しています。

シャープの有機ELテレビは、引き締まった映像で、見ていてグッと引き付けられる描写力を持っているテレビだと感じます。

ハイグレードモデルのDQ1では、「つややかな黒と色彩を豊かに表現する」をテーマにした色彩豊かなテレビでしたが、9月にマイナーチェンジしたDQ2では、「画面への映り込みを低減」を追加し、一段ときれいに見えるパネルを搭載して、他社の有機ELテレビとの差別化を図ってきました。

DS1をマイナーチェンジし、パネルへの映り込み低減にこだわるDS2を投入

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アクオスの高画質化映像処理技術

8K高画質技術を応用した4K画像処理エンジン「Medalist S2」をハイエンドモデルのDS1とハイグレードモデルのDQ1/DQ2の全モデルに採用しています。

4K有機ELテレビで下位グレードを選びたいと考えているユーザーが多いのは、映像処理性能では上位も下位もグレード差がないのが有機ELテレビの特徴です。

下位モデルDQ1/DQ2でもハイエンドDS1同様の「 Medalist S2 」を搭載

高性能なアップコンバート機能

視聴機会の多い地デジは解像度が2K相当なのですが、4Kテレビで見る場合は視聴距離が近くなるのでそのままでは画素の粗さが目立ってしまいます。

そこで地デジを4K画面でみても奇麗に見えるようにするには、高画質化技術によりアップコンバートします。

また、4Kにアップコンバートが必要なのは地デジだけでなく、2K相当の衛星放送やネットコンテンツも同じなので、アップコンバートによる高画質化機能がないと映像の破綻が目立ってフルHDテレビで見た方が綺麗だったなんて逆転したレビューが多く出てきてしまいます。

この部分でも8Kテレビを商品化しているシャープならではのアップコンバート技術を4K有機ELテレビにも応用した高精細「4K 超解像アップコンバート」機能を全グレードで搭載しています。

8Kテレビを商品化しているアドバンテージは大きなものを感じます。

地デジもネット動画もきれいに見られる高性能なアップコンバート機能搭載

倍速表示

全モデル倍速駆動および「4Kスポーツビュー」で動きの速いシーンでも視覚的に発生する動きのボヤケを低減してくれます。

倍速表示には倍速駆動と倍速機能があります。

【倍速駆動
映像コマ間に前後の映像とつながりの良い画像を作って挟むことでコマ数を2倍にする機能で滑らかな映像にできる

倍速機能】
LEDを点滅させてコマの中にブラックフレームを挟んでフレーム数を増やし残像を感じさせないようにする機能

【倍速駆動+倍速機能】
低位モデルでは【倍速機能】だけを利用するテレビが多くあります。
高位モデルでは【倍速駆動【倍速機能】を掛けあわせて4倍速以上の性能としているモデルが多くあります。

スポーツやアクション映画,ゲームなど動きの速い映像をよく見る場合は倍速駆動+倍速機能で残像を極小化できるモデルを選択したほうが良いことになります。

全モデル【倍速駆動】+【倍速機能】で残像低減でスッキリ視聴できる

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アクオスのHDR機能

HDRは、High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略で、特に明るさや暗さを広い幅で現実に近づけて表現する規格になります。

映像コンテンツがHDR規格で色彩や明暗を幅広く使って制作されたものであっても、テレビが規格に対応していないと、その表現を映像にできません。

Ultra HDブルーレイやインターネットで配信される4K動画サービスに採用されている「HDR10」「Dolby Vision(ドルビービジョン)」規格、4K放送で採用されている「HLG」HDR規格に対応しているので、映像の品質をフルに映像として表現してくれるものになっています。

HDR規格には【HDR10】や【Dolby Vision】などの進化規格がありますが、基本的に 【HDR10】と【Dolby Vision】に対応していれば、不満なく映像を見ることができると考えます。

また、放送は【HLG】が標準的な規格になるので、最低線でいえば【HDR10】と【HLG】に対応していれば良いと考えます。

全モデル【HDR10】【Dolby Vision】【HLG】に対応しているのでGood

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アクオスの音響性能

4K有機ELテレビのグレード差は、音響機能の差と言っても良いほどで、有機ELとなっている以上、画質の差が出にくいのは仕方ありません。

各メーカーともにハイエンド4K有機ELモデルのオン高性能は、多台スピーカー搭載およびウーハーの増強により、テレビ音声を強化したモデル設定にしています。

「テレビのスピーカー音は聞いてられない」と言う意見を聞きますが、テレビの限られたスペースで過大な期待は無理があるようにも感じるところです。
しかし、ハイエンドモデルの音響性能はかなりの実力と言って良いと思います。

ただし、音響性能にこだわるのであれば、AVアンプで構成したシアターシステムをおすすめします。

スピーカーの音色や伸びなど好みのものを選択する楽しみが増えてきます。

その意味で有機ELテレビに関しては、下位グレードを購入して、浮いた費用を音響システムに回したいと考えるのも間違いではないと思います。

音響システムはテレビ2世代分くらいは活躍してくれると思いますので、投資のし甲斐もあるように感じます。

ハイエンドモデルDS1の2.1ch 7スピーカー搭載でサブウーハー搭載
ハイグレードモデルDQ1,DQ2はウーハーなしの2ch6スピーカー搭載

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アクオスのネット機能

ネット動画対応
ソニー
パナソニック
東芝
シャープ
ハイセンス
LG

ネットコンテンツが溢れている社会なので、ネットコンテンツを利用することでテレビの利用価値が格段に向上しています。

ネットコンテンツも大画面で見ることのできる品質のものが多くあります。

ほとんどのメーカーで【YOUTUBE】【Amazon Prime】【Netflix】【Hulu】【U-Next】が利用できます。Amazon Fire TVデバイスなどで後付けできるので、コンテンツの数やこれが無いとダメなんてことも無いと考えます。

「Android TV™」搭載で十分なネット機能

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まとめ

シャープ アクオス 4K有機ELテレビについてまとめます。

画質は上位/下位で映り込みで差別化 DS1>DS2>DS1

「 Medalist S2 」「4K 超解像アップコンバート」 地デジもきれい

【倍速駆動】+【倍速機能】でボケ・ブレ低減

【HDR10】【Dolby Vision】【HLG】対応

グレード差は音響性能差 DS1>DQ1=DQ2

ネット機能は「Android TV™」搭載で十分

DS1とDQ1の65インチで4万円程度の差なので、音響性能の要求度合いで決めれば良いと思います。

4万円のサウンドバーを購入するのなら、サウンドバーは止めてDS1の方がバランスの良い音響になるでしょうし、それ以上を求めると最低でも10万円以上で音響システムを構築したいところです。