プロジェクターの人気が拡大中ですが、これから導入を検討されておられる方の参考になればと思い、XGIMI Elfin(エクスジミー エルフィン)の導入レビューを紹介します。
数多くのプロジェクターが販売されていますが、Elfinを選んだ理由はコンパクトで持ち運びが簡単そうだったからです。
持ち運びを考えた場合、バッテリー搭載のHaloなどの方が良いように思うかもしれませんが、バッテリーの継続時間を考えたらバッテリーが無い分軽量で良いんじゃないかと考えた次第です。
XGIMI ElfinはフルHDのプロジェクターなので、現役で使っている50型プラズマテレビの代替にもできるかもしれないとも考えました。
実際にElfinは、HDR機能のないプラズマテレビよりも発色が良く、画質は代替するのに十分な性能だと感じています。
そう言ってもテレビの方が良い部分はあるわけで、Elfinだけで事足りるわけでもなさそうです。
そして、昼間に使えないと困るなぁとも思っていました。
そんな感じで導入したXGIMI Elfinですが、本記事では、1カ月間のファーストレビューと昼間の視聴状況について記していきます。
XGIMI Elfinの特徴
XGIMI Elfinの特徴は、軽量コンパクトな筐体です。
手の平サイズで厚みは50mm(カタログ値48.31mm)ありません。
重さは0.9kgと軽量で、厚み方向に掴んで簡単に持ち運びできます。
三脚に付ければ、三脚の脚を付けたままElfinと電源ケーブルを一緒に移動できます。
Elfinは軽量コンパクトですが、ポータブルと呼ばれていないのはバッテリー非搭載だからでしょう。
スマートな筐体なのに、フルHD,800ANSIルーメンの性能の高さがアンバランスであり、そこにも魅力を感じます。
関連サイト:XGIMI Elfin
XGIMI Elfin導入レビュー
XGIMI Elfinの購入付属品は、
・本体
・リモコン
・電源ケーブル
・取扱説明書
とシンプルです。
Elfinを持ち運び
Elfinは持ち運びが本当に楽ちんです。
先述しましたが、家の中なら、本体,電源ケーブル,三脚をまとめて一気に移動できます。
外出先へ持ち出しする場合は、必要に応じて携帯内容は変わってきますが、Elfin本体(約20cm×20cm×5cm)とケーブル(電源,HDMIなど),リモコン,三脚を持ち運びます。
利用できるバッグは色々なものが販売されています。
Elfinの設置
スクリーンや壁に投影する場合、設置位置が斜めになっても(水平/垂直ともに±40度まで)問題ありません。
水平/垂直の台形補正やオートアジャスト機能、障害物回避機能で簡単に投影画面を調整できます。
確かに自動だけでは、うまく設定できない場面はあります。
それでも大方のサイズまで自動補正してくれるので、手動設定を少しすれば調整できてしまいます。
特にオートアジャスト機能、障害物回避機能はとても便利で、Elfin本体を動かしても直ぐに自動で画面調整してくれるので、投影した映像が映したい位置になっているのか把握しやすくなります。
関連サイト:XGIMI Elfin
Elfinでスクリーン投影
Elfinと一緒に80インチのスクリーンを購入しました。
ELfinで投影するとスクリーンの黒縁に合わせてオートアジャスト機能で自動調整してくれます。
80インチのスクリーンの黒縁いっぱいに投影する場合、2.2m以上の投影距離が必要で、2.2m以上Elfinを離すとスクリーンの枠外まで光が散光しますが、オートアジャスト機能によりスクリーンサイズの映像に調整してくれます。
最初は、オートアジャスト機能でスクリーンの縁いっぱいに映っていても、あまりに簡単な設定なので、スクリーン外に光がはみ出しているのではと疑ったのですが、本当にピッタリにアジャストされていて驚きました。
黒縁のスクリーンでないとどうなるのかは判りませんが、オートアジャストは相当に気分が良い機能です。
Elfinを昼間に使った感想
Elfinは、かなり明るい輝度(800ANSIルーメン)を持っていますが、部屋の照明をつけた状態では、白っぽい映像になってしまいます。
照明を消せば問題ありません。
昼間でもカーテンを閉めて薄暗くすることで、鮮明な映像を楽しめます。
屋外でない限り、昼間でも使えそうです。
昼間にカーテンを閉めて投影した映像を載せますので参考にしてください。
関連サイト:XGIMI Elfin
Elfinを選んだ理由
XGIMIのプロジェクターは、多彩なラインナップを取り揃えています。
最高画質の4KプロジェクターHORIZON Pro
画質は抑えてバッテリー搭載でモバイル性能を高めたMOGOシリーズ
モバイルでありながら鮮明な映像を投影できるHaloシリーズなどです。
その中でElfinを選んだ理由は、難しくありません。
用途的にバッテリーが必要ではなかったので、バッテリーを搭載しない分だけ軽量になり持ち運びし易くて、800ANSIルーメンの高輝度を持っているのに安価に設定されているからです。
まとめ
XGIMI Elfin(エクスジミー エルフィン)は、据置形状ですが、モバイルとしての素質十分なプロジェクターです。
コンパクトな筐体に、800ANSIルーメンの強力な輝度のLEDランプを搭載し、昼間でもカーテンを閉めれば綺麗な映像を投影することができます。
使い方も習得したので、今後はElfinで周りの人にも映像を楽しんでもらえるよう使っていきます。
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