IFSCクライミングワールドカップはヨーロッパ・アジアで毎年4月から9月に開催されています。
IFSC(国際スポーツクライミング連盟) が主催のスポーツクライミングの大会で、2021年の東京五輪でスポーツクライミング競技が五輪種目として追加され、リード、ボルダリング、スピードの合計点を競う複合種目として実施されたのが記憶に新しいと思います。
2024年のパリ五輪でも採用される競技となっています。
2022年IFSCクライミングワールドカップの日程
2022年のIFSCクライミングワールドカップの競技種目は、
・ボルダリング
・スピード
・リード
の3種目となり、大会により実施される種目が違っています。
2022年のIFSCクライミングワールドカップは、以下の日程で予定されています。
日本開催は10月20日〜22日に盛岡でコンバインド(ボルダリングとリードの複合競技)が行われます。
大会日程 | 開催地 | ボルダリング | スピード | リード |
---|---|---|---|---|
4月1日~3日 [中止] | ロシア(モスクワ) | ● | ● | |
4月8日~10日 | スイス(マイリンゲン) | ● | ||
4月29日~5月1日 [延期] | 日本 | ● | ||
5月6日~8日 | 韓国(ソウル) | ● | ● | |
5月20日~22日 | 米国(ソルトレイクシティ) | ● | ||
5月27日~29日 | 米国(ソルトレイクシティ) | ● | ● | |
6月10日~12日 [ロシア代替] | イタリア(ブリクセン) | ● | ● | |
6月22日~26日 | オーストリア(インスブルック) | ● | ● | |
6月30日~7月2日 | スイス(ヴィラール) | ● | ● | |
7月8日~10日 | フランス(シャモニー) | ● | ● | |
7月22日~23日 | フランス(ブリアンソン) | ● | ||
9月2日~3日 | スロベニア(コペル) | ● | ||
9月9日~11日 | イギリス(エディンバラ) | ● | ● | |
9月22日~24日 | インドネシア(ジャカルタ) | ● | ● | |
10月20日~22日 | 日本(盛岡) | ● | ● |
IFSCクライミング世界選手権は、隔年開催のため2022年の開催はありません。
その他にも
・7月14日~17日 ワールドゲームズ2022
・8月11日~18日 欧州選手権
・8月22日~31日 世界ユース選手権
などの主要国際大会も開催されます。
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IFSC B&Lコンバインドいわて盛岡2022
IFSCクライミングワールドカップの日本開催は10月20日〜22日に盛岡でコンバインド(ボルダリングとリードの複合競技)が行われます。
大会名:「IFSCクライミングワールドカップB&Lコンバインドいわて盛岡2022」
開催日:2022年10月20日(木)〜22日(土)
会場:岩手県営運動公園スポーツクライミング競技場
10月20日(木)
9時00分~16時30分 男女予選
10月21日(金)
9時00分~13時30分 男女準決勝
18時00分~21時30分 男子決勝/表彰式
10月22日(土)
15時00分~18時00分 女子決勝/表彰式
IFSCクライミングワールドカップ2022の放送配信
IFSCクライミングワールドカップは、JSPORTSで放送配信します。(主にボルダリング,リード)
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JSPORTS視聴方法
JSPORTS視聴は、主に3通りから選びます。
・放送(スカパー)
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・Amazonプライムビデオチャンネル
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IFSCクライミングワールドカップは配信番組にあります。
IFSCクライミングワールドカップ競技概要
IFSCクライミングワールドカップでは大会によって、競技種目が変わってきます。
・ボルダリング
・スピード
・リード
各種目の競技概要を説明します。
ボルダリング
ボルダリングでは、高さ5m以下の壁が5種類用意されていて、最大12個の突起物であるホールドを利用して、スタート地点からトップホールドまでを登って行く競技になります。
時間内にトップホールドに到達し、トップホールドを触って安定した姿勢を保てればクリアになります。
また、途中には通過ポイントが獲得できるゾーンホールドが設定されています。
競技時間は1つの壁に対して、決勝では4分間、それ以外では5分間のチャレンジになります。
順位は
・完登数が多い
・ゾーン獲得数が多い
・完登へのトライ数が少ない
・ゾーン獲得トライ数が少ない
で決まります。
それでも同じ場合は、一つ前のラウンドでの成績が考慮されるカウントバックで決まります。
よって、競技時間内であれば何度でもトライできるのですが、トライ数が少ないことも重要になってきます。
ホールドのセッティングやホールドの形状が様々で、どのように攻略するかを選手と共に見ている方も考えてしまう面白さがあります。
選手は他の競技者が登る姿を見ることができないので、所見(決勝では観察時間あり)で登る形になりますが、観客は各選手が登る様子を次々に見て行くので、完登した選手の正解の手順を知ってしまうと、次の選手が違う手順で登ろうとする姿を見て感じる感情も見る楽しさになってきます。
スピード
スピードクライミングは、文字通り登るスピードを競う競技です。
コースは世界共通で、高さ15メートル、前傾95度の壁にホールドが設置されたコースを使用します。
地上からスタートし、頂上にあるパッドを叩くまでの時間が計測されます。
予選では、2回(2つの同じコースを交互に)登った時間の内の速い方のタイムで順位を決めて上位者が先へ進んでいきます。
決勝は基本的に16選手が進出し、予選タイムで組み合わせが決まり、2人づつの選手が左右のコースに分かれて対戦する方式でどちらが先に登るかを競います。
選手は他の種目とは違って、1対1の競争によるプレッシャーにも勝たないといけないことになってきます。
楢﨑智亜(ならさき ともあ)選手が編み出した「トモアスキップ」と呼ばれる登り方は、東京五輪でも耳にしたワードだと思いますが、全てのホールドを持つ必要はなく、頂上まで如何に速くたどり着けるかを選手は研究しています。
リード
リードクライミングは、十数メートルの壁に設定されたコースを登った高さを競う競技です。
コースは様々ですが、競技前に選手が見る時間が設けられており、攻略方法を頭に描いてチャレンジします。
競技時間は6分間と制限があり、その間に登った高さ(ホールド番号)または落下した時までに到達した高さが高度として記録されます。
ホールド数は40~60程度で、形状・配置も様々です。
途中にはロープを掛ける支点が複数設置されていて、最上部の支点にロープを掛けるとクリアとなります。
高度の高い方が順位が上になり、同じ高さの場合は、そこまでの時間が速い方が上位になります。
コンバインド
コンバインドは、種目を複合して総合得点で順位を決める競技です。
東京五輪では、ボルダリング,スピード,リードの3種目の総合得点で競われました。
ボルダリング,スピード,リードの種目別に特化して強い選手もいれば、種目を複合した総合力で強い選手もいると言う事です。
順位は各種目の順位を掛け算した点数を採用し、点数の少ない選手が上位になります。
例えば、 ボルダリング3位,スピード2位,リード2位なら、3×2×2=12点です。
まとめ
毎年開催の IFSCクライミングワールドカップ と隔年開催の IFSCクライミング世界選手権をJSPORTSで視聴できます。
2020東京オリンピックで初めて採用されたスポーツクライミングですが、2024パリオリンピックでも採用が決まっています。
東京では複合男女のみでしたが、パリではスピード競技とリード&ボルダリングの組み合わせ競技となります。
選手数は40人から68人に増えて、獲得メダル数も2から4に増加します。
IFSCクライミングワールドカップ2022の10月20日-22日に日本開催(盛岡)となっています。
「IFSCクライミングワールドカップB&Lコンバインドいわて盛岡2022」
ライブで放送配信されます。
JSPORTS(放送)
JSPORTSオンデマンド(配信)
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