筆者の家には、古い体重計があり、普段は、脱衣所の隅で置物になっていますが、健康診断が近づいた時に体重が気になるので使用しています。
しかし、希望の値が出るわけが無く、なんとかしたい思いがあっても、手遅れでどうにもなりません。
「いつから、こうなったのか?」と考えても、不摂生の結果としか言いようがありません。
そんな時に思うのは、スマホと連携して体重データを管理できる簡単な体重計があれば、早い段階で気が付くのではないかと言うことです。
今回、issin株式会社様より同社のスマート体重計『スマートバスマット』を体験させてもらえることになりました。
本記事は、スマートバスマットを使用したレビューとなります。
スマートバスマットの概要とレビュー
スマートバスマットの概要と使用して感じた点をレビューします。
スマートバスマットは次のような方に向いていると感じます。
- 体重管理を継続したい方
- 自然な動作の中で体重を測定できるようにしたい方
- 風呂上がりに体重を測定したい方
- ソフト珪藻土のバスマットを利用したい方
- バスマットと体重計を1つにまとめたい方
- 自分だけ体重値を見たい方(数字表示したくない)
- 体重データを家族(複数人)別々に管理したい方
- 測定結果を手間なくグラフ表示したい方
- 数字を消したグラフも利用したい方(他人にグラフを見せる場合など)
- 健康に関する情報を入手したい方
- 体重データを他のアプリでも活用したい方
- 繰り返し充電できる体重計を利用したい方(乾電池を使用したくない方)
商品の詳細はissin公式サイトで確認してください。
スマートバスマットの仕様
スマートバスマットは、スマートデバイスの体重計と体重管理アプリを組み合わせた商品の総称です。
[スマートバスマット本体]、[ソフト珪藻土マット]、[充電アダプタ+ケーブル]が1式となっています。
計量範囲 | 6kg〜150kg |
最小表示 | 6kg〜75kg=100g単位 75kg〜150kg=200g単位 |
バッテリー | リチウムイオン電池内蔵 |
通信方式 | Wi-Fi 2.4G 802.11 b/g/n |
防水規格 | IP65 |
寸法 | 600x390x20mm |
質量 | 5.6kg |
マット付属 | ソフト珪藻土マット |
スマートバスマットはこんなもの
スマートバスマットは、名前の通り、浴室の出入り口に設置するバスマットに利用できる商品として開発されています。
ソフトタイプの珪藻土マットが濡れた足の水分を吸収してくれます。
体重管理を継続しやすい
スマートバスマットに乗るだけで体重が測定され、そのデータがWi-Fi経由で送信されて記録されます。
数字を見る必要もなく、僅か3秒程度の短時間で測定が完了してしまいます。
このシンプルな使い方が最大の特徴かもしれません。
体重管理を継続したい方にとって、シンプルな体重測定とテータが自動で保存されることによって、管理と言う難しい言葉が不要なくらい、負担なく継続できる仕組みになっています。
自然な動作の中で体重測定できる
スマートバスマットは、どこに置いても利用できますが、バスマットとして利用した方が、風呂上がりに自然な動きの中で体重を測れます。
そう言っても、スマートバスマットはシンプルなスタイルなので、どこに置いても違和感は少ないと思います。
例えば、いつも通る玄関の一角に置くなど、従来の体重計では考えられない設置場所も候補にできそうです。
風呂上がりに体重を測定できる
風呂上がりは、体重測定時の条件が揃っていて、リアルな体重を管理できるベストポジションとなります。
ソフト珪藻土マットで濡れた足でも快適
ソフトタイプの珪藻土マットが付属しているので、濡れた足で『スマートバスマット』に乗っても、珪藻土マットが水分を吸収してくれます。
1つ2役で物が増えない
通常の体重計を脱衣所に設置した場合、バスマットと体重計の2つを配置することになりますが、スマートバスマットは1つで2役をこなしてくれるので、物が増えません。
筆者の場合、バスマット兼用になることで、既存の体重計が不要になるので、物が減るメリットにもなりました。
スマートバスマットの使い方
何度も言いたいのですが、スマートバスマットの使い方はシンプルです。
スマートバスマットの上に3秒程動かないで乗っていると「ピッ」と音が鳴り、体重測定が完了します。
音が聞きにくい、または音が出したくない方は、光で測定完了をお知らせできる設定も利用できます。
音と光の両方出る設定でも利用できます。
測定した体重が本体に表示されない
スマートバスマットは、体重を測定しても数値が表示されません。
測定結果はアプリを見ないと分かりませんが、瞬時の体重よりも体重の推移が重要なので、何の問題もありません。
体重表示されないメリットは、「誰にも見られない」「数字を覚えなくて良い」「測定時間が最短」など、多くあります。
プライベートを守って、データ管理することが可能です。
測定した体重は、Wi-Fi経由で直ぐにアプリに反映されます。
家族全員で利用可能
体重の違う複数人で利用すれば、個別に測定値を振り分けて配信してくれるので、個々のプライバシーを守りながら管理できます。
スマートバスマットの体重測定結果
スマートバスマットの体重測定結果は、アプリで管理します。
リラックスしてから測定結果を眺められます。
測定結果をグラフ表示
アプリでは、体重推移がグラフ化され見やすくなっています。
傾向を見れば、励みにもなり、反省にもなります。
数字を消したグラフが利用可能
アプリ内で体重の数値を消して見せる事ができます。
傾向だけを表すこともできるので、人に見せる時には良いと思います。
その他に「表示期間の変更」や「グラフのスクロール」、「気になるプロットの測定値表示」など、直感的に使えるアプリになっています。
健康に関する情報も入手可能
画面内に「関係する情報」が表示されるので、リンク記事を読むのも健康管理の参考になりそうです。
目標体重達成までの期間を予測
体重管理は、目的によって知りたい情報が違う場合があります。
スマートバスマットでは、体重管理の目標を設定できるようになっています。
例えば、健康管理を目的とする設定の場合、普通体重になるまでの予測期間を表示してくれます。
また、ダイエットを目的とした場合、目標に設定した体重になるまでの予測期間を表示してくれます。
いずれも、2週間以上の測定データがあれば予測してくれます。
目標が見えることで、マインドも上向きになってきます。
その他の機能
スマートバスマットで測定した体重データは、他のアプリでも連携して利用できます。
その他、「ヘルスケアにデータ登録」と言うデータ同期機能があります。
体重データを他のアプリでも活用
筆者は、iPhoneとApple Watchを利用しており、このデータ同期機能を利用することで、Appleヘルスケアの体重データとして利用できています。
健康管理データの一元化に役立つと感じました。
USB経由の繰り返し充電が可能
スマートバスマットは、USB経由の繰り返し充電が可能なリチウムイオンバッテリーを搭載しています。
バッテリーが無くなると測定はできませんが、バッテリーの状態をアプリで確認できます。
時々、チェックすればバッテリーが切れる心配はないと思います。
1回の充電で3ヶ月程度は測定できるとのことです。
実使用で2週間利用した時点でバッテリー残量は満タン表示です。
スマートバスマットの感想
これまで体重測定を継続することができなかった筆者ですが、スマートバスマットを利用することで、風呂上がりの自然な動きの中で体重測定ができるので、自動的に日々のデータが積み上がっています。
アプリでグラフ化されるので、体重変化が簡単に把握できます。
体重を意識することで、間食を控えたり、適度な運動を心がけるなど、健康マインドが良い方向に向います。
お陰でグラフの傾きは体重減少傾向に見えます。
実際の体重値で言えば、僅か1kg程度なのですが、傾向が右肩下がりに見えるのは、ちょっとだけ嬉しい気がしています。
基本的な健康管理である体重測定を定着できれば、健康のバロメーターにもなります。
スマートバスマットは、体重測定を意識していなくても、ほとんど自動で測定されるので、風呂上がりのタイミングで体重を測る流れを習慣にできそうです。
まだまだ、目標体重まで遠いのですが、体重管理の継続で、健康マインドを保ちたいと考えています。
健康管理と体重管理の関係
気になって健康管理と体重管理の関係について調べてみると次の通り、多くの関係があることが分かります。
健康管理の第一歩が体重管理だと言うことです。
まとめ
スマートバスマットの最大の特徴は、乗るだけと言うシンプルさだと思います。
バスマットと体重計を一体にしたアイディアが秀逸であり、忘れ易い測定を意識することなく実行できるようになっています。
繰り返しになりますが、スマートバスマットは次のような方に向いていると思いました。
- 体重管理を継続したい方
- 自然な動作の中で体重を測定できるようにしたい方
- 風呂上がりに体重を測定したい方
- ソフト珪藻土のバスマットを利用したい方
- バスマットと体重計を1つにまとめたい方
- 自分だけ体重値を見たい方(数字表示したくない)
- 体重データを家族(複数人)別々に管理したい方
- 測定結果を手間なくグラフ表示したい方
- 数字を消したグラフも利用したい方(他人にグラフを見せる場合など)
- 健康に関する情報を入手したい方
- 体重データを他のアプリでも活用したい方
- 繰り返し充電できる体重計を利用したい方(乾電池を使用したくない方)