2023年のオートバイ(2輪)耐久レースである FIM EWC 世界耐久ロードレース選手権シリーズは全4戦が開催される予定です。
開幕戦は、2022年4月15-16日に開催されるルマン24時間耐久ロードレースとなります。
※EWC= Endurance World Championship
2022年のEWCル・マン24時間耐久ロードレースは、
スズキのヨシムラSERT Motul
(グレッグ・ブラック/チャビエル・シメオン/シルバン・ギュントーリ組)
が840ラップを周回して2年連続優勝となりました。
2位はYART – Yamaha Official Team EWC(YARTヤマハ)
(カレル・ハニカ/マービン・フリッツ/ニッコロ・カネパ組)
3位はF.C.C. TSR Honda France(TSR ホンダ)
(ジョシュ・フック/ジノ・レイ/マイク・ディ・メリオ組)
スズキ・ヤマハ・ホンダが表彰台を分け合いました。
2023年シーズンも開幕戦のルマン24時間耐久ロードレースから楽しんでいきましょう。
2023シーズンFIM EWC世界耐久ロードレースの開催日程
2023FIM EWC 世界耐久ロードレース(オートバイ)の 開催日程が公開されています。
4月15日~16日に伝統のEWCル・マン24時間耐久ロードレースで開幕します。
6月17日~18日 第2戦 スパ24時間耐久ロードレース
8月6日 第3戦 鈴鹿8耐ロードレース
9月16日~17日 最終戦 ボルドール24時間耐久ロードレースとなります。
EWC伝統の4レースは見ている方も耐久ですが、中身の濃い4レースなので楽しみです。
2023FIM世界耐久ロードレース選手権(EWC)は、次の4戦が予定されています。
日程 | レース名(開催国) |
---|---|
2023年 4月15日~16日 | ル・マン24時間 (フランス,ブガッティ・サーキット) |
2023年 6月17日~18日 | スパ24時間 (ベルギー,スパ・フランコルシャン・サーキット) |
2023年 8月6日 | 鈴鹿8耐 (日本,鈴鹿サーキット) |
2023年 9月16日~17日 | ボルドール24時間 (フランス,ポールリカール・サーキット) |
EWC ル・マン24時間耐久ロードレースの概要
EWC 第1戦 ル・マン24時間耐久ロードレースは、フランス ル・マン市街地から南にあるブガッティ・サーキットで行われます。
ブガッティ・サーキットは、1周4.185 km (2.6 マイル)で14のコーナーを持つサーキットです。
4輪のWECルマン24時間耐久レースでは、ブガッティ・サーキットの一部と一般公道(全コースの2/3に相当)をつなげた1周13.629km(2021年のコース)というロングコースで行いますが、2輪のEWCルマン24時間耐久レースは、ブガッティ・サーキットだけを使用します。
開催日:2023年4月15日-16日
開催場所:フランス ルマン(ブガッティ・サーキット)
コース長:4.185キロメートル(2.6 マイル)
コーナー数:14
4月15日から予選・公式練習が始まり、
決勝は4月15日~16日となる予定です。
決勝スタートは、
4月15日(土)15:00(日本時間22:00)
ル・マン式スタート
ル・マン24時間と言えば、ル・マン式スタートと呼ばれるスタート方式が有名です。
コース反対にあるバイクまでライダーが走ってから、バイクに跨ってスタートします。
EWC耐久レースでは、現在もル・マン式スタートが残っています。
一方、自動車のル・マン24時間耐久レースでは、シートベルト着用の厳格化などによりローリングスタートに変わっています。
EWCならでは光景で見ものになっています。
2023 EWC ル・マン24時間耐久ロードレースの放送配信
2023年のEWC 第1戦 ル・マン24時間耐久ロードレースは、JSPORTSが放送配信します。
視聴料 月額税込 | 無料体験 | 放送配信 | |
---|---|---|---|
NHK | 無料 | なし | ✖ |
JSPORTS | ※2,944円 | 加入月 無料 | ○ |
2,640円 ジャンルパック 1,980円 | なし | ○ | |
Amazon Prime JSPORTS チャンネル | 2,178円 | 14日間 無料体験 | ○ |
WOWOW | 2,530円 | 加入月 無料 | ✖ |
DAZN | 3,000円 年契27,000円 | なし | ✖ |
GAORA sports | ※1,749円 | 加入月 無料 | ✖ |
Hulu | 1,026円 | 14日間 無料体験 | ✖ |
EWC公式サイトをチェックしていきましょう。
スカパーJSPORTSの特徴
BSやケーブルテレビで見れる放送のJSPORTSは、基本的にスカパー!で契約して視聴します。
J SPORTS1,2,3,4(BS242,BS243,BS244.BS245)の4チャンネルで各種スポーツを専門的に放送している特化型放送チャンネルです。
視聴料は月額 2,515円 税込となり
別途スカパー基本料 月額429 円 税込 が必要で実質 月額 2,944円 税込となります。
※スカパー基本料金は複数のチャンネルを契約しても 429 円/月(税込) です。
※加入月は無料です。
スカパーJSPORTSは、予約録画できる点や遅延の無い安定画質が強みになってきます。
スカパーJSPORTSには、スカパー!番組配信と言う、ネット配信形態の利用も可能になっているのですが、配信されるスポーツがNPBプロ野球やラグビーと限定されているので、モータースポーツを見たい方でネット配信を希望される方は、JSPORTSオンデマンドまたはAmazon JSPORTSチャンネルが適しています。
JSPORTSオンデマンドの特徴
ネット配信で見る場合はJSPORTSオンデマンドがあります。
J SPORTSオンデマンドは、スカパー!に加入しなくても単独で契約が可能です。
視聴料は、スポーツ全般に見られる『総合パック』が2,640円/月 税込です。
スポーツジャンルを層別したパックは、『モータースポーツパック』などが1,980円/月 税込となります。
U25対象の割引では、視聴料が半額となっています。
J SPORTSオンデマンド は、スポーツジャンルで分けたパックが割安になっているので、決まったジャンルのスポーツだけを見る方には、ジャンルパックがお得です。
Amazon JSPORTSチャンネルの特徴
Amazon Prime Videoの専門チャンネルにJSPORTSチャンネルが設定されています。
JSPORTSチャンネルは、JSPORTSオンデマンドの配信をAmazon Prime Videoの一部として視聴できるものです。
既に Amazon Prime会員の方は、視聴料の支払い手続きが簡単なので利用しやすくなっています。
そして、Amazon JSPORTSチャンネルには、14日間の無料体験があることも、一つの特徴になっています。
この無料体験はJSPORTSオンデマンドが提供していないサービスなので、短期間だけ見たい方や試して見たい方は、利用価値の高いサービスになっています。
Amazon Prime会員で無い方の場合でも、Amazon Prime会員を30日間無料で体験できるサービスをAmazonが提供しているので併用して利用できます。
無料体験終了後に継続視聴する場合には2,178円/月 税込の視聴料が必要ですが、J SPORTSオンデマンドの『総合パック』 月額 2,640円 税込よりも安く利用することができます。
その理由としては、「一部ご覧いただけない番組がございます」となっているので配信番組の確認が必要です。
大まかにAmazon JSPORTSチャンネルで配信しないものとしては、バドミントン世界選手権や卓球ワールドシリーズや各種スポーツ特番などになってきます。
モータースポーツ,サイクルスポーツ,プロ野球,バドミントンSJリーグ,アルペンスキー,スキージャンプ,フリースタイルスキーなど各種スポーツの大部分は配信されるので当てはまる方は満足できるサービスになっています。
Amazon J SPORTS チャンネルの配信予定は配信番組表で確認できます。
各種モータースポーツ放送配信まとめ
EWCとは
EWCは、「Endurance World Championship」の略で、FIM世界耐久ロードレース選手権のことです。
オートバイの耐久レースになります。
EWCは1976年から始まり、今年で45年の歴史を刻んでいます。
現在のEWCの規定で使用されているバイクは排気量1000CCの市販車ベースの改造車となっています。
耐久性に優れている日本メーカー(ホンダ,ヤマハ,スズキ,カワサキ)のバイクでの参戦が多く見られますが、近年は海外メーカー(ドカティ,BMWなど)の性能が向上し、競争が激化してきました。
参戦するライダーもMotoGP経験者など実力者がフルエントリーしているなど、マシンとライダーを合わせた総合力も高く見どころ満載な2輪モータースポーツと言えます。
2022EWCの概要
2022年シーズンは、全4レースで開催され、第1戦のルマンで優勝したディフェンディングチャンピオンのスズキGSX-R1000RのヨシムラSERT Motulが第3戦鈴鹿8耐終了時点で総合首位に立っていました。
しかし最終戦のボルドール24時間でスズキGSX-R1000RのヨシムラSERT Motulが208ラップでリタイヤする展開となり、このレースで4位に入ったF.C.C. TSR Honda France(TSR ホンダ)が逆転で2017-18シーズン以来2度目の年間総合チャンピオンとなっています。
まとめ
2023年FIM EWC 開幕戦となる「 ル・マン24時間耐久ロードレース」の決勝は、4月15日~16日に開催されます。
伝統あるフランス ルマンを制するのは、どのチームになるのかじっくり楽しみましょう。