2023年のFIM EWC 世界耐久ロードレース 第3戦 鈴鹿8時間耐久ロードレースは、8月6日に決勝レースが開催されます。
真夏の祭典として定着しているバイク乗り必見のEWC鈴鹿8耐ですが、2020年ー2021年と2年続けて中止となり、2022年に3年ぶりに開催されて大きく盛り上がりました。
2023年の鈴鹿8耐は、以前定着していた7月末の開催となります。
是非、現地観戦で暑い8耐を体感したいところです。
※EWC=Endurance World Championship
EWC 2023 鈴鹿8耐の開催日程
鈴鹿8耐はEWC FIM世界耐久選手権の中の1戦で、2023年8月6日に決勝となります。
今後の情報公開予定スケジュールは、鈴鹿サーキット公式サイトによると以下の通りとなります。
5月22日(月):8耐トライアウトFinalステージ 出場権獲得チーム公開
6月28日(水):エントリーリスト公開
7月5日(水):ピット割公開
7月13日(木):おすすめフード&グッズ情報公開
7月20日(木):GPスクエアマップ公開
EWC 2023 鈴鹿8耐 出場チーム
EWC 2023 鈴鹿8耐 出場チームは次の通りとなります。
シード権を行使して出場する14チーム
Team HRC
S-PULSE DREAM RACING – ITEC
TOHO Racing
Honda Dream RT SAKURAI HONDA
Team ATJ with JAPAN POST
TEAM KODAMA
GOSHI Racing
Kawasaki Plaza Racing Team
SANMEI Team TARO PLUSONE
NCXX RACING with RIDERS CLUB
TONE RT SYNCEDGE 4413 BMW
TERAMOTO@J-TRIP Racing
Honda Hamamatsu ESCARGOT RT
KRP SANYOKOGYO&RS-ITOH
選考レース(トライアウト)で出場権を獲得するチーム
2023年4月22日(土):
選考レース1stステージ
2023 NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レース JSB1000 RACE-1
選出数:10チーム
SDG Honda Racing
AutoRace Ube Racing Team
AstemoHondaDreamSIRacing
AKENO SPEED・YSP OSAKA MINOH
Honda Asia-Dream Racing with SHOWA1
Sofukai Honda Suzuka RT
MOTO BUM HONDA
Team TATARA aprilia 2
OGURA CLUTCH ORC with RIDE IN 1
BIZENSEIKIKirimotoTechnoWorks1
2023年5月20日(土)21日(日):
選考レースFinalステージ
2023 鈴鹿サンデーロードレース 第2戦 JSB1000
選出数:10チーム
Honda 双友会 Tochigi Racing #112
CLUB NEXT Honda Dream 高崎
IRF with AZURLANE 3
GESUNDHEIT Racing
HondaブルーヘルメットMSC熊本
山科カワサキ オートレース宇部 YIC EJ
YSSマーキュリー&speedHeart F.A.T
Shinshu activation project Team NAGANO
トライポイント&Factory HIRO FUCHS Silkolene
MOTORCYCLES#27
EWC 2023 鈴鹿8耐フリー走行~決勝スケジュール
EWC 2023 鈴鹿8耐フリー走行~決勝スケジュールは以下の通り予定されています。
抜粋参照:鈴鹿サーキット公式サイト
8月4日(金):フリー走行/公式予選/夜間フリー走行
8:00~ | メインゲートオープン |
8:30~10:00 | 8耐テスト走行 |
10:10~10:30 | Ninja Team Green Cup フリー走行 |
10:40~11:00 | HRC GROM Cup フリー走行 |
11:20~13:20 | 8耐フリープラクティス |
14:45~15:05 | 8耐公式予選 1回目 Rider BLUE |
15:20~15:40 | 8耐公式予選 1回目 Rider YELLOW |
15:55~16:15 | 8耐公式予選 1回目 Rider RED |
16:30~16:50 | Ninja Team Green Cup 予選 |
17:05~17:25 | HRC GROM Cup 予選 |
18:30~19:30 | 8耐ナイトプラクティス |
8月5日:フリー走行/トップ10トライアル
8:15~ | メインゲート他オープン |
8:55~ | Ninja Team Green Cup 決勝レース |
9:50~10:10 | 8耐公式予選 2回目 Rider BLUE |
10:25~10:45 | 8耐公式予選 2回目 Rider YELLOW |
11:00~11:20 | 8耐公式予選 2回目 Rider RED |
12:35~ | HRC GROM Cup 決勝レース |
14:45~15:30 | 8耐フリープラクティス |
16:00~17:30 | 8耐トップ10トライアル |
8月6日:決勝レース(8時間)
8:00~ | メインゲート他オープン |
8:30~9:15 | 8耐ウォームアップ走行 |
10:25~ | 8耐スタート進行 |
11:30~19:30 | 8耐決勝レース |
チケット販売
EWC 2023 鈴鹿8耐のチケット販売は、6月11日(日)から販売のスケジュールが発表されています。
以下に公式サイトの発表概要を記載しますが、詳しくは『鈴鹿サーキット公式ページ』で確認してください。
6月5日(月)~ ローチケ(オンラインショップ)先着先行販売スケジュール※枚数限定
ローチケ(オンラインショップ)先着先行販売について
LEncore(エルアンコール)会員:
先着先行販売期間
6月5日(月)18:00~6月9日(金)23:59
※指定席は同日23:59まで自動配席、6月6日(火)00:00より座席指定可能
ローチケHMVプレミアム会員:
先着先行販売期間
6月6日(火)18:00~6月9日(金)23:59
※指定席は同日23:59まで自動配席、6月7日(水)00:00より座席指定可能
※専用アプリ「ローチケHMVプレミアム」からのお申し込みとなります。
プレリクエスト会員:
先着先行販売期間
6月7日(水)18:00~6月9日(金)23:59
※指定席は同日23:59まで自動配席、6月8日(木)00:00より座席指定可能
対象チケット:
観戦券(自由席)、指定席券、エリア指定券、ホスピタリティテラス
※先着先行販売はローチケ(オンラインショップ)での販売となります。(事前の会員登録が必要です)
6月11日(日)~ 全券種販売
MOBILITY STATION(オンラインショップ)
6月11日(日)10:00~
VIPスイート・プレミアム、ホスピタリティ THE FIRST、ホスピタリティラウンジ販売開始
6月11日(日)11:00~
その他全券種販売開始
※同日11:00より指定席券の座席指定が可能
プレイガイド:ローチケ(オンラインショップ)
6月11日(日)11:00~
観戦券(自由席)、指定席券、エリア券、ホスピタリティテラス、パドックパス販売開始
※指定席は同日23:59まで自動配席、6月12日(月)0:00より座席指定可能
プレイガイド:セブンチケット、イープラス(オンラインショップ)
6月11日(日)11:00~
観戦券(自由席)販売開始
コンビニエンスストア(ローソン・ミニストップ)
6月11日(日)11:00~
観戦券(自由席)、指定席券、エリア券、ホスピタリティテラス、パドックパス販売開始
※指定席券は自動配席のみ
コンビニエンスストア(セブンイレブン、ファミリーマート)
6月11日(日)11:00~
観戦券(自由席)販売開始
早めの宿確保は重要
EWC 2022 鈴鹿8耐を現地で見るなら宿探しは早めが鉄則です。
FIM EWC 鈴鹿8時間耐久ロードレースの放送配信
2023年は、BS12(トゥエルビ)が決勝レースのLIVE中継を発表しています。
JSPORTS(放送およびネット配信)もLIVE中継します。
BS12 生中継
2023年8月6日(日)11:00~21:00
(最大延長21:30予定)
2023年のEWC 第3戦 鈴鹿8時間耐久レース
JSPORTSでlive放送配信
JSPORTS3(BS)
JSPORTSオンデマンドLIVE配信(ネット)
8月7日:8耐決勝レース10:55~21:30
再放送・見逃し配信あり
視聴料 月額税込 | 無料体験 | 放送配信 | |
---|---|---|---|
NHK | 無料 | なし | ✖ |
JSPORTS | ※2,944円 | 初月無料 | ◯ |
2,640円 ジャンルパック 1,980円 | なし | ◯ | |
Amazon Prime JSPORTS | 2,178円 | 14日間 無料体験 | ? |
BS12 | 無料 | なし | ◯ |
BS松竹東急 (BS260ch) | 無料 | なし | ✖ |
WOWOW | 2,530円 | 初月無料 | ✖ |
DAZN | 3,000円 年契27,000円 | なし | ✖ |
GAORA sports | ※1,749円 | 初月無料 | ✖ |
Hulu | 1,026円 | 14日間 無料体験 | ✖ |
EWC公式サイトもチェックしていきましょう。
・JSPORTSのオンデマンド配信サービス
・主はオンデマンド(要求に応じた配信)で見逃し配信,ビデオ配信が多数
・大きなイベントは放送と同時にライブで配信
・HD画質未満に見えますが大画面でも見れる
総合パックは2,640/月(税込)
特定スポーツパックは主に1,980円/月(税込)/パック
Amazon Prime VideoチャンネルのJ SPORTSチャンネルは、J SPORTSオンデマンドと大部分は同じなのですが、ジャンルパックはありません。
J SPORTSチャンネルは、J SPORTSオンデマンドの総合パックと同等なジャンル全般を扱う配信となっています。
視聴料は、税込2,178円/月
J SPORTSオンデマンド『総合パック』 2,640円/月 税込よりも安い設定です。
安い理由は、「一部ご覧いただけない番組がございます」と書かれているので放送内容の確認は必要です。ただし、主要な番組は配信されているので不自由は少ないと思います。
大まかにAmazon JSPORTSチャンネルで配信しないものとしては、バドミントン世界選手権や卓球ワールドシリーズや各種スポーツ特番などになってきます。
モータースポーツ,サイクルスポーツ,プロ野球,バドミントンSJリーグ,アルペンスキー,スキージャンプ,フリースタイルスキーなど各種スポーツの大部分は配信されるので当てはまる方は満足できるサービスになっています。
Amazon Prime Videoチャンネルには、14日間の無料体験がある(解約できる期間が14日間)のでアマゾンプライム会員は、体験によって配信品質をチェックしてみることをおすすめします。
EWC鈴鹿8耐の概要
鈴鹿8耐はFIM世界耐久選手権(EWC)の1戦として、暑い夏に鈴鹿サーキットで開催されてきました。
2020年,2021年の2大会がコロナ禍のため中止となってしまいましたが、2022年には3年ぶりに開催され、今後も日本最大のオートバイレースとして盛り上がることでしょう。
第1回は1978年大会
鈴鹿8耐の第1回大会は1978年に開催されています。
第1回の覇者は、ウェス・クーリー,マイク・ボールドウィン組(ヨシムラジャパン,スズキ・GS1000)でした。
ウェス・クーリーはAMAスーパーバイクチャンピオン,マイク・ボールドウィンは世界グランプリ(今のMotoGP相当)にも参戦した人気ライダーです。
第3回1980年大会から世界選手権に昇格
1980年に世界選手権シリーズに昇格し、2023年は第44回大会となります。
世界選手権となった第3回1980年大会は、ヨシムラR&Dがスズキ・GS1000Rで優勝しています。
ヨシムラは、2021シーズンのEWCよりワークス参戦を開始し、ファクトリー参戦初年度で総合優勝を獲得するチューンナップメーカーです。
日本には4大ファクトリーがあり世界をリードしてきましたが、ヨシムラやモリワキと言ったチューンナップメーカーの技術的貢献も大きなものがあります。
観客動員数
鈴鹿8耐の最盛期は、1980年〜1990年と言われ、1990年大会はレースウィークで延べ観客数が36万人を超え、決勝レースの動員数が16万人超だったとされています。
3年ぶり開催となった2022年大会のレースウィークの木曜日から日曜日の観客動員数が4.4万人だったことを考えると1990年大会の盛況ぶりは異常とも言える現象だったのかもしれません。
2023年大会は、コロナ禍からの脱却もあり、2022年を超える盛況となるのではないでしょうか。
鈴鹿8耐は、暑い中の観戦で見ている方も大変なのですが、ライダーの負担は凄まじいものと考えます。
現地へ行って応援したいと思います。
開催日:2023年8月6日
開催場所:日本 鈴鹿市(鈴鹿サーキット)
コース長:5.821キロメートル
コーナー数:20
2022鈴鹿8耐の結果
2022鈴鹿8耐の決勝は、3万人超の観客で盛り上がり無事8時間を終えることができました。
レースは『Team HRC』が鈴鹿専用に開発を詰めたCBR1000RR-RSPを3人のライダーがハイレベルに操ってポール to ウィンを飾りました。
ホンダファンでなくても、今回の『Team HRC』の底力に感心し感動したと思います。
また、下馬評通りですが『Kawasaki Racing Team Suzuka 8H』の検討も素晴らしいものでした。
『Yoshimura SERT Motul 』は、2022EWCの2連覇に向けてしっかり総合首位をキープし、想定の戦績を上げることができたと思われます。
日本の誇るバイクメーカーの力は、特に鈴鹿では無敵に感じました。
1位:『Team HRC』
CBR1000RR-RSP
長島哲太/高橋巧/イケル・レクオーナ
214Laps
2位:『Kawasaki Racing Team Suzuka 8H』
ZX-10R
レオン・ハスラム/アレックス・ロウズ/ジョナサン・レイ
1Laps(Gap1st)
3位:『Yoshimura SERT Motul 』
GSX-R1000R
グレッグ・ブラック/渡辺一樹
2Laps(Gap1st)
4位:『S-PULSE DREAM RACING・ITEC』
GSX-R1000R
生形秀之/渥美心/津田拓也
4Laps(Gap1st)
5位:『TOHO Racing』
CBR1000RR-R
清成龍一/國川浩道/國峰啄磨
4Laps(Gap1st)
詳細は「スポーツ LIVE 速報」
2023シーズンFIM EWC世界耐久ロードレースの開催
2023FIM EWC 世界耐久ロードレース(オートバイ)の 開催日程が公開されています。
FIM EWC 2023シーズン開催日程
4月15日~16日に伝統のEWCル・マン24時間耐久ロードレースで開幕します。
6月17日~18日 第2戦 スパ24時間耐久ロードレース
8月6日 第3戦 鈴鹿8耐ロードレース
9月16日~17日 ボルドール24時間耐久ロードレースで最終戦となります。
EWC伝統の4レースは見ている方も耐久ですが、中身の濃い4レースなので楽しみです。
![EWC 世界耐久ロードレースの日程](https://dekirucha.com/MIRAIC/wp-content/uploads/2022/12/EWC-世界耐久ロードレース-2022-12-02-21.15.52-1024x247.jpg)
EWCとは
EWCは「Endurance World Championship」の略で、FIM世界耐久ロードレース選手権のことです。
オートバイの耐久レースになります。
EWCは1976年から始まり、2023年で44回大会となる歴史を刻んで来たレースです。
現在のEWCの規定で使用されているバイクは排気量1000CCの市販車ベースの改造車となっています。
耐久性に優れている日本メーカー(ホンダ,ヤマハ,スズキ,カワサキ)のバイクでの参戦が多く見られますが、近年は海外メーカー(ドカティ,BMWなど)の性能が向上し、競争が激化してきました。
参戦するライダーもMotoGP経験者など実力者がフルエントリーしているなど、マシンとライダーを合わせた総合力も高く見どころ満載な2輪モータースポーツと言えます。
2022EWCの概要
2022年シーズンは、全4レースで開催され、第1戦のルマンで優勝したディフェンディングチャンピオンのスズキGSX-R1000RのヨシムラSERT Motulが第3戦鈴鹿8耐終了時点で総合首位に立っていました。
しかし最終戦のボルドール24時間でスズキGSX-R1000RのヨシムラSERT Motulが208ラップでリタイヤする展開となり、このレースで4位に入ったF.C.C. TSR Honda France(TSR ホンダ)が逆転で2017-18シーズン以来2度目の年間総合チャンピオンとなっています。
1位:F.C.C. TSR Honda France(ホンダ)
2位:Yoshimura SERT Motul(スズキ)
3位:VILTAIS RACING IGOL(ヤマハ)
まとめ
2023年8月6日(日)にEWC 第3戦 鈴鹿8時間耐久ロードレースの決勝が行われます。
2022年に3年ぶりに開催できた鈴鹿8耐が恒例の7月末に戻ってきます。
暑い鈴鹿の8時間をできれば現地で観戦し、スタートから最終ラップまで楽しみたいところです。
暑い鈴鹿8耐を見て、終わった後の夜の花火を見る!その余韻がたまらない感動になって印象深く残ります。
2023年の鈴鹿8耐も確りと楽しみましょう。
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