2023 WEC 富士6時間耐久レースの日程と放送配信/チケット情報!世界耐久選手権 第6戦9月10日

記事内に広告が含まれています。

2023年もWEC FIA世界耐久選手権が富士スピードウェイで開催されます。

WEC2023は、国際自動車連盟 (FIA) とフランス西部自動車クラブ (ACO) が共同で開催するFIA 世界耐久選手権 (WEC) の第11回大会となります。

トヨタが4季連続2冠制覇を達成したWECですが、2022年のプジョー9X8の参戦に続き、2023年にはフェラーリ499PがLMH規定の車両で参戦することを発表しています。

また、FIA 世界耐久選手権(WEC)のLMHとIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権(WTSC)のLMDhの両方のハイパーカーで相互レースへの乗り入れが実現できる規定となります。

WEC,WTSC共に益々盛り上がる4輪耐久レースは注目です。

※FIA:Fédération Internationale de l’Automobile
※IMSA:International Motor Sports Association
※WEC:World Endurance Championship
※WTSC:WeatherTech SportsCar Championship

※本記事の情報は2023年8月時点のものです。
※現時点の正確な情報は各放送配信サイトで確認の上、ご利用ください。
広告

2023WEC富士6時間耐久レースの日程

WEC2023シーズンは、全7戦が開催予定で、第6戦9月10日にWEC富士6時間耐久レースが開催されます。

2023WEC富士6時間耐久レースのスケジュール

2023年9月8日(金)~10日(日)

場所:富士スピードウェイ


9/8 (金)11:00-12:30 FREE PRACTICE 1

9/8(金)15:30-17:00 FREE PRACTICE 2

9/9 (土)10:20-11:20 FREE PRACTICE 3

9/9 (土)14:40-15:45 QUALIFYING

9/10 (日)11:00- RACE(決勝)

2023WEC富士6時間耐久レースのチケット販売

2023WEC富士6時間耐久レースのチケット販売は、公式サイトに詳細説明されています。

自由観戦エリア
ファンシシート
パドックパス

購入特典ポスター付き
先行販売

6月8日(木)10:00〜7月19日23:00


自由観戦エリア

【大人】8,800円/1名(16歳以上)
【小人】1,500円/1名(3歳以上15歳以下)

大会期間中 9月8日(金)~10日(日) に大人(16歳以上)・小人(3歳以上15歳以下)が場内へのご入場及び自由観戦エリアでの観戦が可能です。


ファンシシート

【大人】9,900円(16歳以上)
【小人】2,600円(3歳以上15歳以下)

大会期間中(3日間通し)場内へのご入場及び自由観戦エリアでの観戦が可能です。
オリジナル応援グッズの付属及び、決勝日9月11日(日)はグランドスタンド内に設置される専用応援席にて観戦ができます。


パドックパス

【大人】25,800円/1名(16歳以上)
【小人】10,000円/1名(3歳以上15歳以下)

大会期間中 9月8日(金)~10日(日) に大人(16歳以上)・小人(3歳以上15歳以下)が場内へのご入場及び自由観戦エリア・パドックエリア(一部規制あり)での観戦と予選・決勝日のピットウォークへの参加が可能です。

2023年WEC世界耐久選手権 開催予定

広告

2023WEC富士6時間耐久レースの放送配信

2023年のWEC全7レースをJSPORTS(J スポーツ)が放送配信してくれます。

2023WEC富士6時間耐久レースの放送配信

【J SPORTS放送配信予定LIVE

9月9日(土):予選
午後2:30~午後5:30

9月10日(日):決勝
午前10:30~午後6:30

[広告]

サービス名視聴料
月額税込
無料体験放送配信再配信
NHK無料なし
JSPORTS
(スカパー)
※2,944円初月無料

JSPORTS
オンデマンド

2,640円
ジャンルパック
1,980円
なし
Amazon
Prime
JSPORTS
2,178円14日間
無料体験
WOWOW2,530円31日間
無料体験
DAZN3,000円
年27,000円
なし
GAORA
sports
※1,749円 初月無料
Hulu1,026円
※スカパー!基本料金429円/月を加えています。
Amazon Prime Video J SPORTS チャンネルの配信予定は配信番組表で確認できます。

[広告]

[広告]

スカパーJSPORTSの特徴

BSやケーブルテレビで見れる放送のJSPORTSは、基本的にスカパー!で契約して視聴します。

J SPORTS1,2,3,4(BS242,BS243,BS244.BS245)の4チャンネルで各種スポーツを専門的に放送している特化型放送チャンネルです。

視聴料は月額 2,515円 税込となり
別途スカパー基本料 月額429 円 税込 が必要で実質 月額 2,944円 税込となります。
※スカパー基本料金は複数のチャンネルを契約しても 429 円/月(税込) です。
※加入月は無料です。

スカパーJSPORTSは、予約録画できる点や遅延の無い安定画質が強みになってきます。

スカパーJSPORTSには、スカパー!番組配信と言う、ネット配信形態の利用も可能になっているのですが、配信されるスポーツがNPBプロ野球やラグビーと限定されているので、モータースポーツを見たい方でネット配信を希望される方は、JSPORTSオンデマンドまたはAmazon JSPORTSチャンネルが適しています。

JSPORTSオンデマンドの特徴

ネット配信で見る場合はJSPORTSオンデマンドがあります。

J SPORTSオンデマンドは、スカパー!に加入しなくても単独で契約が可能です。

視聴料は、スポーツ全般に見られる『総合パック』2,640円/月 税込です。
スポーツジャンルを層別したパックは、『モータースポーツパック』などが1,980円/月 税込となります。
U25対象の割引では、視聴料が半額となっています。

J SPORTSオンデマンド は、スポーツジャンルで分けたパックが割安になっているので、決まったジャンルのスポーツだけを見る方には、ジャンルパックがお得です。

Amazon JSPORTSチャンネルの特徴

Amazon Prime Videoの専門チャンネルにJSPORTSチャンネルが設定されています。

JSPORTSチャンネルは、JSPORTSオンデマンドの配信をAmazon Prime Videoの一部として視聴できるものです。

既に Amazon Prime会員の方は、視聴料の支払い手続きが簡単なので利用しやすくなっています。

そして、Amazon JSPORTSチャンネルには、14日間の無料体験があることも、一つの特徴になっています。

この無料体験はJSPORTSオンデマンドが提供していないサービスなので、短期間だけ見たい方や試して見たい方は、利用価値の高いサービスになっています。

Amazon Prime会員で無い方の場合でも、Amazon Prime会員を30日間無料で体験できるサービスをAmazonが提供しているので併用して利用できます。

無料体験終了後に継続視聴する場合には2,178円/月 税込の視聴料が必要ですが、J SPORTSオンデマンドの『総合パック』 月額 2,640円 税込よりも安く利用することができます。

その理由としては、「一部ご覧いただけない番組がございます」となっているので配信番組の確認が必要です。

大まかにAmazon JSPORTSチャンネルで配信しないものとしては、バドミントン世界選手権や卓球ワールドシリーズや各種スポーツ特番などになってきます。

モータースポーツ,サイクルスポーツ,プロ野球,バドミントンSJリーグ,アルペンスキー,スキージャンプ,フリースタイルスキーなど各種スポーツの大部分は配信されるので当てはまる方は満足できるサービスになっています。

Amazon J SPORTS チャンネルの配信予定は配信番組表で確認できます。

各種モータースポーツ放送配信まとめ
※各シーズン/レースによって放送配信の有無があるので注意してください。

[広告]

[広告]

広告

WECの概要

WECでは、車両クラスが全4クラスあります。

【Hypercar】
【LMP2】
【LMGTE Pro】
【LMGTE Am】

それぞれのクラスの車両には規定があるとともに、運転できるドライバーのランク(格付け)にも制限が定められています。

【Hypercar】(Le Mans Hypercar/LMH)

【Hypercar】はWECの最上級クラスです。

2020年までの【LMP1】が【Hypercar】に代わりましたが、2021年は昨年までの非ハイブリッド【LMP1】車両の参加も認められています。

【LMP1】よりもコクピット、ウインドスクリーンが拡大
最低車重は1030kg
全長は5,000mm以下
全幅2,000mm以下
全高は1,150mm以下
全面投影面積が1.6m ²以上
排気量、気筒数等は自由
ハイブリッドシステムを搭載する場合はフロントアクスルを駆動
タイヤはミシュランのワンメイク
と言ったところです。
ゼッケンベースはレッド
ブロンズドライバーは参加できません

【LMP2】(Le Mans Prototype 2)

【LMP2】はプライベーター向けのプロトタイプカテゴリーになります。

予算制限を設けることによって資金差による不公平を最小化するバジェットキャップ制が導入されています。

指定4社が製造する上限が定められた価格のシャシー
エンジンはワンメイク(指定された4.2リッターのV8自然吸気エンジン)
クローズドボディ
全長4,750mm以下
全幅1,800mm以上1,900mm以下
全高1,050mm以上
最低車重は930kg
燃料タンク最大容量75リッター
ゼッケンベースはブルー
シルバーまたはブロンズドライバー1名が含まれている

【LMGTE Pro】(Le Mans Grand Touring Endurance Pro)

【LMGTE Pro】はGTカーの耐久世界一を競うプロチームのためのGT上級カテゴリーです。
自動車メーカーのワークスチームが凌ぎを削るクラスです。

最低重量、燃料タンク容量、リアウイングの高さ、エアリストリクター、ターボブースト圧等は性能調整(BoP:Balance of Performance)の適用を受け車両ごとの性能差の違いによる不公平を解消します。

4輪駆動は禁止
トラクションコントロールの装備は可能
ブレーキディスクは鉄ベース合金製
エンジンは同一メーカーの量産車に搭載され、300台以上が生産された量産エンジンがベース。
自然吸気エンジン5.5リッター以下、過給機付きエンジン4リッター以下
ゼッケンベースはグリーン
ドライバー編成は自由

【LMGTE Am】(Le Mans Grand Touring Endurance Am)

【LMGTE Am】は、アマチュアドライバーのカテゴリーでエントリー台数が最も多いクラスになります。

車両は【LMGTE Pro】の1シーズン前の車両か、前シーズン車両の仕様に完全準拠

ゼッケンベースはオレンジ

ドライバー編成にはブロンズドライバー最低1名と、ブロンズかシルバーのドライバー1名を含める

ドライバーランクについて

ドライバーには、【プラチナ】【ゴールド】【シルバー】【ブロンズ】の4つのランク(格付け)があります。

【プラチナ】

・F1スーパーライセンス保持経験者
・ルマン24時間レースのルマンGTエンデュランス プロクラス以上の優勝経験者
・WECプロクラス優勝経験者
・国際F3000またはCART、インディカー、GP2などで年間5位以内
・国際F3選手権で年間3位以内
・ポルシェスーパーカップでチャンピオンを獲得
などの戦績を2つ獲得しているドライバー

【ゴールド】

A1GP、GP3、ルノーV6、スーパーリーグ、ユーロカップFR2.0、インディライツなどで年間3位以内
F3、FR2.0、アトランティック、ユーロV8シリーズなどで年間3位以内
DTM、BTCC、Super GT選手権などで年間3位以内
FIA GT、ブランパンGT、FIA-GT1、FIA-GT3、FIA GT3ヨーロッパ選手権などの優勝経験

【シルバー】

【プラチナ】【ゴールド】以外の30歳未満のレーサーで、
国際選手権またはシリーズで優勝経験者
非プロ級のシリーズ優勝者
メーカー主催ワンメイクレースシリーズ優勝者

【ブロンズ】

ライセンス発行時30歳以上でシングルシーターで経験がない
30歳未満でライセンスを1年以上保持して、レース経験が5戦以下のアマチュア

広告

WTSCとWECのハイパーカーの相互参戦が可能に

IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権(WTSC)のトップカテゴリー『GTP』クラスで使用するLMDh規定車両とFIA 世界耐久選手権(WEC)のトップカテゴリー【Hypercar】クラスで使用するLMH規定車両の相互レースへの乗り入れが実現しました。

トヨタは、MSAウェザーテック・スポーツカー選手権(WTSC)へのトヨタGR010ハイブリッドでの参戦は2023年には実施しないようですが、ポルシェとキャデラックは、LMDh規定車両でのルマン24時間等への参戦を予定しているようです。

LMHとLMDhは、違う規定の車ではありませんが、双方の協調により、似通った規定になり最終的には性能調整 BoPされた車両でレース参戦します。

今後のWTSC、WECのレースがより一層盛り上がりそうです。

※WEC:World Endurance Championship
※IMSA:International Motor Sports Association

LMHとLMDhの規定の違い
広告

富士スピードウェイの概要

WEC富士6時間耐久レースは、静岡県の富士スピードウェイで開催されます。

富士スピードウェイは、コース長4.563 km,コーナー数16のサーキットです。

1,475mのメインストレートからの1コーナーに突っ込むブレーキング勝負が見どころになります。

日本屈伸の高速テクニカルコースでの耐久レースは見どころ満載の展開が期待されます。

広告

まとめ

WEC2023 富士6時間耐久レース決勝は、2023年9月10日に開催されます。

ル•マンでフェラーリを追撃できなかったトヨタの巻き返しが期待されます。

トヨタ,プジョー,フェラーリなどハイパーカークラスの展開は、目が離せないレースです。

[広告]