MLB(メジャーリーグベースボール)は、シーズン当初からMVPの話題が尽きません。
シーズンMVP、月間MVP、ワールドシリーズMVPなど
選手に様々な賞を贈り栄誉を讃えます。
2024シーズンのMLBにおけるMVPについて紹介します。
2024MLBチーム所属日本関係選手
2024年MLBに所属する主な日本関連選手は次のとおりです。
リーグ | チーム | 選手名 |
---|---|---|
ア・リーグ 東地区 | トロント・ブルージェイズ | 菊池雄星 |
ア・リーグ 東地区 | ボストン・レッドソックス | 吉田正尚 |
ア・リーグ 東地区 | タンパベイ・レイズ 3/28:ボストン・レッドソックスへ移籍 | 上沢直之 |
ア・リーグ 中地区 | デトロイト・タイガース | 前田健太 |
ナ・リーグ 東地区 | ニューヨーク・メッツ | 千賀滉大 |
ナ・リーグ 東地区 | ニューヨーク・メッツ | 藤浪晋太郎 |
ナ・リーグ 中地区 | シカゴ・カブス | 鈴木誠也 |
ナ・リーグ 中地区 | シカゴ・カブス | 今永昇太 |
ナ・リーグ 中地区 | セントルイス・カージナルス | ラーズ・ヌートバー |
ナ・リーグ 西地区 | サンディエゴ・パドレス | ダルビッシュ有 |
ナ・リーグ 西地区 | サンディエゴ・パドレス | 松井裕樹 |
ナ・リーグ 西地区 | ロサンゼルス・ドジャース | 大谷翔平 |
ナ・リーグ 西地区 | ロサンゼルス・ドジャース | 山本由伸 |
ナ・リーグ 西地区 | サンフランシスコ・ジャイアンツ 3/22:退団 | 筒香嘉智 (FA→横浜) |
2024MLBのMVPの種類
MLBのMVPには様々なものがあります。
2024MLBシーズンMVP
1番の話題は各リーグのレギュラーシーズンMVPです。
MVPの決め方
レギュラーシーズンMVPは、Baseball Writers’ Association of America(全米野球記者協会/BBWAA)に所属する記者の投票で決まります。
投票を行う記者は、各チームの本拠地都市から2人が選ばれ、各リーグ30人が選出されます。
投票する各リーグの記者は、各リーグのMVPを1位〜10位まで順位を決め投票します。
各記者の投票内容はBBWAAの公式サイトで発表されます。
オープンなところもアメリカならではです。
投票順位によって獲得できる点数は次の通り。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
14点 | 9点 | 8点 | 7点 | 6点 | 5点 | 4点 | 3点 | 2点 | 1点 |
MVPの発表時期
MVPの投票はレギュラーシーズン終了後に投票が終了し、ワールドシリーズが終了した後に発表されます。
通常3名の有力選手(最終ノミネート選手)が公表され、発表当日にMVPを受賞する選手が発表されます。
受賞名 | 発表日程(予定) |
---|---|
MVP発表 [最終候補選手] <ア・リーグ> アーロン・ジャッジ(NYY) フアン・ソト(NYY) ボビー・ウィット・ジュニア(KC) <ナ・リーグ> 大谷所平(LAD) フランシスコ・リンドーア(NYM) ケテル・マルテ(AZ) | 現地時間2024年11月21日 (日本時間11月22日) |
サイ・ヤング賞 | 現地時間2024年11月20日 (日本時間11月21日) |
ゴールドグラブ賞 [候補選手と受賞者] <ア・リーグ> ◆投手 グリフィン・キャニング(LAA) セス・ルーゴ(KC) 初 コール・レイガンズ(KC) ◆捕手 フレディ・ファーミン(KC) カル・ローリー(SEA) 初 ジェイク・ロジャース(DET) ◆一塁手 ナサニエル・ロウ(TEX) ライアン・マウントキャッスル(BAL) カルロス・サンタナ(MIN) 初 ◆二塁手 アンドレス・ヒメネス(CLE) 3度目 ニッキー・ロペス(CWS) マーカス・セミエン(TEX) ◆三塁手 アレックス・ブレグマン(HOU) 初 アーニー・クレメント(TOR) ホセ・ラミレス(CLE) ◆遊撃手 ブライアン・ロキオ(CLE) アンソニー・ボルピー(NYY) ボビー・ウィットJr.(KC) 初 ◆左翼手 コルトン・カウザー(BAL) スティーブン・クワン(CLE) 3度目 アレックス・バーデューゴ(NYY) ◆中堅手 ジャレン・デュラン(BOS) ジェイク・マイヤーズ(HOU) ドールトン・バーショ(TOR) 初 ◆右翼手 ウィルヤー・アブレイユ(BOS) 初 ジョー・アデル(LAA) フアン・ソト(NYY) ◆ユーティリティ ウィリー・カストロ(MIN) マウリシオ・デュボン(HOU) ディラン・ムーア(SEA) 初 <ナ・リーグ> ◆投手 クリス・セール(STL) 初 ルイス・セベリーノ(NYM) ザック・ウィーラー(PHI) ◆捕手 パトリック・ベイリー(SF) 初 ガブリエル・モレノ(AZ) ウィル・スミス(LAD) ◆一塁手 ブライス・ハーパー(PHI) マット・オルソン(ATL) クリスチャン・ウォーカー(AZ) 3度目 ◆二塁手 ケテル・マルテ(AZ) ブライソン・ストット(PHI) ブライス・トゥラング(MIL) 初 ◆三塁手 ノーラン・アレナド(STL) マット・チャップマン(SF) 5度目 ライアン・マクマーン(COL) ◆遊撃手 ダンズビー・スワンソン(CHC) エゼキエル・トーバー(COL) 初 メイソン・ウィン(STL) ◆左翼手 ルルデス・グリエルJr.(AZ) イアン・ハップ(CHC) 3度目 ブランドン・マーシュ(PHI) ◆中堅手 ブレントン・ドイル(COL) 2度目 ブレイク・パーキンス(MIL) ジェイコブ・ヤング(WSH) ◆右翼手 サル・フリーリック(MIL) 初 ジェイク・マッカーシー(AZ) マイク・ヤストレムスキー(SF) ◆ユーティリティ ブレンダン・ドノバン(STL) キケ・ヘルナンデス(LAD) ジャレッド・トリオロ(PIT) 初 | 現地時間2024年11月3日 (日本時間11月4日) |
プラチナグラブ賞 ※ゴールドグラブ賞の受賞者の中から 最も守備が上手い選手を選出 <ア・リーグ> カル・ローリー(SEA) <ナ・リーグ> ブライス・トゥラング(MIL) | 現地時間2024年11月8日 (日本時間11月9日) |
年間最優秀エグゼクティブ 2024年 マット・アーノルドGM(MIL) [参考] 2018年 ビリー・ビーン編成本部長(OAK) 2019年 エリック・二アンダー編成本部長(TB) 2020年 アンドリュー・フリードマン編成本部長(LAD) 2021年 ファーハン・ザイディ編成本部長(SF) 2022年 クリス・アントネッティ編成本部長(CLE) 2023年 マイク・エライアスGM(BAL) | 現地時間2024年11月5日 (日本時間11月6日) |
シルバースラッガー賞 シーズンで最も打撃に優れていた選手 各リーグで各ポジション1人ずつ選出 各チームの監督・コーチの投票による 最終候補選手 ナ・リーグ DH部門:大谷翔平 外野部門:鈴木誠也 他 チーム別 ドジャース最多5選手 捕手部門:W・スミス 一塁手部門:F・フリーマン ユーティリティ部門:M・ベッツ DH部門:大谷翔平 | 現地時間2024年11月12日 (日本時間11月13日) |
ハンク・アーロン賞 [候補選手] <ア・リーグ> アーロン・ジャッジ(NYY) フアン・ソト(NYY) ボビー・ウィット(KC) ヨルダン・アルバレス(HOU) ジャレン・デュラン(BOS) ウラジーミル・ゲレロ(TOR) ガナー・ヘンダーソン(BAL) アンソニー・サンタンダー(BAL) ホセ・ラミレス(CLE) ブレント・ルーカー(OAK) <ナ・リーグ> 大谷翔平(LAD) フレディ・フリーマン(LAD) マルセル・オズナ(ATL) フランシスコ・リンドア(NYM) ブライス・ハーパー(PHI) カイル・シュワバー(PHI) ジャクソン・メリル(SD) エリー・デラクルス(CIN) ウィリアム・コントレラス(MIL) クテル・マルテ(AZ) | 現地時間2024年11月14日 (日本時間11月15日) |
新人王 [最終候補選手] <ア・リーグ> コルトン・カウセル外野手(BAL) ルイス・ヒル投手(NYY) オースティン・ウェルズ捕手(NYY) <ナ・リーグ> ポール・スキーンズ投手(PIT) ジャクソン・メリル外野手(SD) ジャクソン・チョウリオ外野手(MIL) | 現地時間2024年11月18日 (日本時間11月19日) |
最優秀監督賞 | 現地時間2024年11月19日 (日本時間11月20日) |
ハート&ハッスル賞 | 現地時間2024年11月22日 (日本時間11月23日) |
カムバック賞 | 現地時間2024年11月14日 (日本時間11月15日) |
最優秀リリーバー | 現地時間2024年11月14日 (日本時間11月15日) |
エドガー・マルティネス賞 (最優秀指名打者) | 現地時間2024年11月14日 (日本時間11月15日) |
オールMLBチーム [候補選手] 下記の通り | 現地時間2024年11月14日 (日本時間11月15日) |
米野球殿堂入りメンバー (イチロー有力) | 現地時間2025年1月21日 (日本時間1月22日) |
参考:2023年の各賞発表日程
参考ですが、2023年の各賞発表は、次の日程でした。
※SPOTVNOW で2023/11/6(月) ~ 2023/11/17(金) MVP 発表などを無料LIVE配信
参考)2023年の発表スケジュール
受賞名 | 発表日程 |
---|---|
ゴールドグラブ賞 | 現地時間2023年11月5日 (日本時間11月6日) ※午前8時半から「ESPN」 の番組内で発表 |
『MVP、サイヤング賞、 新人王、最優秀監督賞』 最終ノミネート選手発表 | 現地時間2023年11月6日 (日本時間11月7日) ※午前8時から「MLBネットワーク」 の番組内で発表 |
年間最優秀 エグゼクティブ | 現地時間2023年11月7日 (日本時間11月8日) ※GM会議の期間中に発表予定 |
オールMLBチームの ファイナリスト | 現地時間2023年11月8日 (日本時間11月9日) ※午前8時から「MLBネットワーク」 の番組内で発表 |
シルバースラッガー賞 | 現地時間2023年11月9日 (日本時間11月10日) ※午前8時から「MLBネットワーク」 の番組内で発表 |
プラチナグラブ賞 | 現地時間2023年11月10日 (日本時間11月11日) ※ローリングス社主催の ディナー会で発表予定 |
新人王 | 現地時間2023年11月13日 (日本時間11月14日) ※午前8時から「MLBネットワーク」 の番組内で発表 |
最優秀監督賞 | 現地時間2023年11月14日 (日本時間11月15日) ※午前8時から「MLBネットワーク」 の番組内で発表 |
サイ・ヤング賞 | 現地時間2023年11月15日 (日本時間11月16日) ※午前8時から「MLBネットワーク」 の番組内で発表 |
MVP発表 | 現地時間2023年11月16日 (日本時間11月17日) ※午前8時から「MLBネットワーク」 の番組内で発表 |
ハート&ハッスル賞 | 現地時間2023年11月17日 (日本時間11月18日) |
カムバック賞 | 現地時間2023年11月28日 (日本時間11月29日) |
最優秀リリーバー | 現地時間2023年11月29日 (日本時間11月30日) |
エドガー・マルティネス賞 | 現地時間2023年11月30日 (日本時間12月1日) |
ハンク・アーロン賞 | 現地時間2023年12月16日 (日本時間12月17日) |
オールMLBチーム | 現地時間2023年12月16日 (日本時間12月17日) |
過去のMVP受賞
2001年のア・リーグMVPは、イチロー選手(マリナーズ)が受賞しています。
2021年・2023年のア・リーグMVPは、大谷翔平選手(エンゼルス)が受賞しました。
複数回受賞では、バリー・ボンズ選手が7度受賞しています。
2001年以降の受賞者を次に示します。
MVPに対して、投手の最高選手賞としてサイ・ヤング賞が存在します。
よって、比較的MVPは野手やDHが選ばれやすい傾向にあります。
しかし、2014年のナ・リーグMVPは投手のクレイトン・カーショウ選手(ドジャース)で、同時にサイ・ヤング賞も受賞しています。史上11人目の同時受賞です。
年 | ア・リーグ MVP | Pos | ナ・リーグ MVP | Pos |
---|---|---|---|---|
2001 | イチロー (マリナーズ) | 外野 | バリー・ ボンズ (ジャイアンツ) | 外野 |
2002 | ミゲル・テハダ (アスレチックス) | 遊撃 | バリー・ ボンズ (ジャイアンツ) | 外野 |
2003 | アレックス・ ロドリゲス (レンジャーズ) | 遊撃 | バリー・ ボンズ (ジャイアンツ) | 外野 |
2004 | ブラディミール・ ゲレーロ (エンゼルス) | 外野 | バリー・ ボンズ (ジャイアンツ) | 外野 |
2005 | アレックス・ ロドリゲス (ヤンキース) | 三塁 | アルバート・ プホルス (カージナルス) | 一塁 |
2006 | ジャスティン・ モルノー (ツインズ) | 一塁 | ライアン・ ハワード (フィリーズ) | 一塁 |
2007 | アレックス・ ロドリゲス (ヤンキース) | 三塁 | ジミー・ ロリンズ (フィリーズ) | 遊撃 |
2008 | ダスティン・ ペドロイア (Rソックス) | 二塁 | アルバート・ プホルス (カージナルス) | 一塁 |
2009 | ジョー・ マウアー (ツインズ) | 捕手 | アルバート・ プホルス (カージナルス) | 一塁 |
2010 | ジョシュ・ ハミルトン (レンジャーズ) | 外野 | ジョーイ・ ボット (レッズ) | 一塁 |
2011 | ジャスティン・ バーランダー (タイガース) | 投手 | ライアン・ ブラウン (ブルワーズ) | 外野 |
2012 | ミゲル・ カブレラ (タイガース) | 三塁 | バスター・ ポージー (ジャイアンツ) | 捕手 |
2013 | ミゲル・ カブレラ (タイガース) | 三塁 | アンドリュー・ マカッチェン (パイレーツ) | 外野 |
2014 | マイク・ トラウト (エンゼルス) | 外野手 | クレイトン・ カーショウ (ドジャース) | 投手 |
2015 | ジョシュ・ ドナルドソン (ブルージェイズ) | 三塁 | ブライス・ ハーパー (ナショナルズ) | 外野 |
2016 | マイク・ トラウト (エンゼルス) | 外野 | クリス・ ブライアント (カブス) | 三塁 |
2017 | ホセ・ アルトゥーベ (アストロズ) | 二塁 | ジャンカルロ・ スタントン | 外野 |
2018 | ムーキー・ ベッツ (Rソックス) | 外野 | クリスチャン・ イエリッチ (ブルワーズ) | 外野 |
2019 | マイク・ トラウト (エンゼルス) | 外野 | コディ・ ベリンジャー | 外野 |
2020 | ホセ・ アブレイユ (Wソックス) | 内野 | フレディ・ フリーマン (ブレーブス) | 内野 |
2021 | 大谷翔平 (エンゼルス) | 投手 /DH | ブライス・ ハーパー (フィリーズ) | 外野 |
2022 | アーロン・ ジャッジ (ヤンキース) | 外野 | ポール・ ゴールドシュミット (カージナルス) | 一塁 |
2023 | 大谷翔平 (エンゼルス) | 投手 /DH | ロナルド・ アクーニャJr. (ブレーブス) | 外野 |
2024MLB週間MVP
毎週の活躍を評価する週間MVPは次の通り表彰されています。
期間 (JST) | ア・リーグ | ナ・リーグ |
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第1週 ~4/1 | フアン・ソト (ヤンキース) 4試合出場 打率.529(17打数9安打) 1本塁打、4打点、 OPS1.365 | ルルデス・グリエルJr. (ダイヤモンドバックス) 4試合出場 打率.471(17打数8安打) 3本塁打、10打点、 OPS1.644 |
第2週 ~4/8 | ロネル・ブランコ (アストロズ) 2試合先発15イニング 2勝0敗、防御率0.00、 11奪三振、被打率.022、 WHIP0.47 4/2 TOR戦ノーノー達成 | スペンサー・スティアー (レッズ) 6試合 打率.409(22打数9安打) 3本塁打、9打点、 出塁率.500、長打率.955、 OPS1.455 |
第3週 ~4/15 | コルトン・カウザー (オリオールズ) 6試合 打率.435(23打数10安打) 4本塁打、12打点、2盗塁、 OPS1.611 | ピート・アロンソ (メッツ) 6試合 打率.429(21打数9安打) 4本塁打、7打点、OPS1.604 |
第4週 ~4/22 | ジョーダン・ウエストバーグ (オリオールズ) 6試合 打率.478(23打数11安打) 2本塁打、8打点、OPS1.413 | トレイ・ターナー (フィリーズ) 6試合 打率.462(26打数12安打) 1本塁打、4打点、OPS1.250 |
第5週 ~4/29 | アンソニー・リゾ (ヤンキース) 7試合 打率.407(27打数11安打) 4本塁打、7打点、OPS1.355 | アレック・ボーム (フィリーズ) 7試合 打率.567(30打数17安打) 1本塁打、8打点、OPS1.514 |
第6週 ~5/6 | ブレント・ルッカー (アスレチックス) 5試合 打率.438(16打数7安打) 3本塁打、7打点、OPS1.063 | 大谷翔平 (ドジャース) 5試合 打率.524(21打数11安打) 3本塁打、7打点、 出塁率.583、長打率.952、 OPS1.536 |
第7週 ~5/13 | エディ・ロサリオ (ナショナルズ) 5試合 打率.467(15打数7安打) 3本塁打、5打点、3盗塁、 OPS1.733 | マーカス・セミエン (レンジャーズ) 7試合 打率.419(31打数13安打) 2本塁打、7打点、OPS1.086 |
第8週 ~5/20 | アーロン・ジャッジ (ヤンキース) 6試合 打率.500(20打数10安打) 5二塁打、3本塁打、5打点、 OPS1.830 | ルイス・マトス (ジャイアンツ) 6試合 打率.385(26打数10安打) 3二塁打、2本塁打、16打点、 OPS1.116 |
第9週 ~5/27 | ボビー・ウィットJr. (ロイヤルズ) 6試合 打率.385(26打数10安打) 2二塁打、4本塁打、11打点、 1盗塁、OPS1.356 | ルイス・アライズ (パドレス) 8試合 打率.472(36打数17安打) 2二塁打、1本塁打、4打点、 1盗塁、OPS1.083 |
第10週 ~6/3 | フアン・ソト (ヤンキース) 6試合 打率.435(23打数10安打) 3本塁打、9打点、OPS1.500 | ウィリー・アダメス (ブリュワーズ) 7試合 打率.385(26打数10安打) 2本塁打、10打点、OPS1.138 |
第11週 ~6/10 | アーロン・ジャッジ (ヤンキース) 6試合 打率.500(20打数10安打) 3本塁打、12打点、8得点、 OPS1.830 | テオスカー・ヘルナンデス (ドジャース) 3年ぶり2度目の受賞 6試合 打率.360(25打数9安打) 4本塁打、10打点、6得点、 OPS1.389 |
第12週 ~6/17 | カルロス・コレア (ツインズ) 7試合 打率.548(31打数17安打) 3本塁打、9打点、OPS1.447 | J・D・マルティネス (メッツ) 6試合 打率.450(20打数9安打) 3本塁打、9打点、OPS1.643 |
第13週 ~6/24 | ジョシュ・ネイラー (ガーディアンズ) 6試合 打率.400(25打数10安打) 3本塁打、8打点 出塁率.423、長打率.880、 OPS1.300 | 大谷翔平 (ドジャース) 移籍後2度目(通算9度目) 6試合 打率.458(24打数11安打) 4本塁打、11打点 出塁率.567、長打率1.083、 OPS1.650 |
第14週 ~7/1 | ブラディミール・ゲレーロJr. (ブルージェイズ) 打率.500、 4本塁打、17打点、 OPS1.673 | ジョナサン・インディア (レッズ) 打率.538(26打数14安打)、 10二塁打、 OPS1.536 |
第15週 ~7/8 | ホセ・ミランダ (ツインズ) 6試合 打率.700(20打数14安打) 4二塁打、1本塁打、6打点 出塁率.727、長打率1.050、 OPS1.777 | ブレントン・ドイル (ロッキーズ) 6試合 打率.524(21打数11安打) 4二塁打、4本塁打、9打点 出塁率.600、長打率1.268、 OPS1.886 |
第16週 ~7/15 | ローレンス・バトラー (アスレチックス) 初受賞 6試合 打率.364(22打数8安打) 5本塁打、13打点 OPS1.482 | リース・ハインズ (レッズ) 初受賞 7試合 打率.423(26打数11安打) 5本塁打、11打点 OPS1.638 |
第17週 ~7/22 | ボビー・ウィットJr. (ロイヤルズ) 3試合 打率.818(11打数9安打) 1本塁打、1二塁打、4得点 OPS2.015 | ギャビン・ラックス (ドジャース) 3試合 打率.556(9打数5安打) 3本塁打 |
第18週 ~7/29 | タイラー・オニール (レッドソックス) 5試合 打率.429(21打数9安打)、 4本塁打、8打点、 OPS1.578 | ディラン・シース (パドレス) ナショナルズ戦(日本時間7月26日) ノーヒッター達成 9回114球、奪三振9、与四球3 |
第19週 ~8/5 | ブラディミール・ゲレーロJr. (ブルージェイズ) 7試合 打率.536(28打数15安打)、 3本塁打、8打点、 OPS1.713 | ブレイク・スネル (ジャイアンツ) レッズ戦(日本時間8月3日) ノーヒッター達成 9回114球、奪三振11、与四球3 |
第20週 ~8/12 | ヨーダン・アルバレス (アストロズ) 6試合 打率.429(21打数9安打)、 5本塁打、8打点、 OPS1.776 アレックス・ブレグマン (アストロズ) 6試合 打率.444(27打数12安打)、 3本塁打、6打点、 OPS1.389 | ジャクソン・メリル (パドレス) 6試合 打率.417(24打数10安打)、 4本塁打、8打点、 OPS1.506 |
第21週 ~8/19 | ボーデン・フランシス (ブルージェイズ) 初受賞 2試合先発 14イニング2勝0敗 防御率0.64、被安打4、奪三振15、 与四球0、WHIP0.29、被打率.085 | トレイ・ターナー (フィリーズ) 今季2度目、通算4度目 5試合 打率.476(21打数10安打)、 1本塁打、4打点、 出塁率.500、長打率.762、 OPS1.262 |
第22週 ~8/26 | アーロン・ジャッジ (ヤンキース) 今季3度目,通算12度目 打率.381(21打数8安打)、 7本塁打、11打点、 OPS1.948 | フランシスコ・リンドーア (メッツ) 通算4度目 29打数10安打、 4二塁打、3本塁打、 OPS1.180 |
第23週 ~9/1 | ローレンス・バトラー (アスレチックス) 今季2度目、通算2度目 6試合 打率.500(28打数14安打)、 6本塁打、10打点、2盗塁、 OPS1.767 | コービン・キャロル (ダイヤモンドバックス) 通算2度目 6試合 打率.391(23打数9安打)、 5本塁打、11打点、1盗塁、 OPS1.510 |
第24週 ~9/8 | ガナー・ヘンダーソン (オリオールズ) 通算2度目 6試合 打率.417(24打数10安打)、 3本塁打、5打点、6得点 | カイル・シュワーバー (フィリーズ) 通算2度目 打率.462(26打数12安打)、 5本塁打、11打点、 OPS1.154 |
第25週 ~9/15 | ケイダー・モンテロ (タイガース) 2試合2勝 キャリア初完封 14イニング連続無失点、 1四球 | マイケル・ブッシュ (カブス) 6試合 打率.478 4本塁打、11打点 |
第26週 ~9/22 | フリオ・ロドリゲス (マリナーズ) 通算4度目 6試合 打率.433(30打数13安打) 3本塁打、9打点、 OPS1.218 | 大谷翔平 (ドジャース) 今季3度目、通算10度目 7試合 打率.500(32打数16安打)、 6本塁打、17打点、7盗塁、 11得点、OPS1.668 (出塁率.543、長打率1.125) |
最終週 | ホセ・ラミレス (ガーディアンズ) 通算7度目 4試合 打率.500(14打数7安打) 2本塁打、6打点、1盗塁、 OPS1.786 | 大谷翔平 (ドジャース) 2週連続、今季4度目、通算11度目 6試合 打率.520(25打数13安打)、 1本塁打、7打点、4盗塁、 OPS1.371 |
2024MLB月間MVP
MLBの月間MVPは、各月に最も優れた成績を残した選手に与えられます。
月間MVPは、各リーグ(アメリカンリーグとナショナルリーグ)ごとに選出され、各月の成績、パフォーマンス、チームへの貢献度などが考慮され、その月に最も優れた選手が選ばれます。
野手・投手の両方から選出され、打撃成績、投球成績、守備成績などが総合的に評価されます。
月間MVPと同時に、月間最優秀新人、月間最優秀リリーフ投手も選出されます。
2024MLB月間MVP(野手)
月 | ア・リーグ | ナ・リーグ |
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4月 | ガナー・ヘンダーソン (オリオールズ) 初 29試合 打率.291 10本塁打 24打点 6盗塁 OPS.980 | ムーキー・ベッツ (ドジャース) 2度目 32試合 打率.368 6本塁打 23打点 8盗塁 OPS1.101 |
5月 | アーロン・ジャッジ (ヤンキース)7度目 28試合 打率.361 14本塁打 27打点 1盗塁 OPS1.397 | ブライス・ハーパー (フィリーズ)3度目 26試合 打率.313 7本塁打 24打点 2盗塁 OPS.990 |
6月 | アーロン・ジャッジ (ヤンキース)8度目 25試合 打率.409 11本塁打 37打点 3盗塁 OPS1.378 | ブライス・ハーパー (フィリーズ) 4度目 23試合 打率.374 7本塁打 16打点 1盗塁 OPS1.166 |
7月 | ボビー・ウィットJr. (ロイヤルズ)初 23試合 打率.489(90打数44安打) 7本塁打 22打点 2盗塁 OPS1.353 | ブレントン・ドイル (ロッキーズ)初 25試合 打率.333 11本塁打 27打点 2盗塁 OPS1.194 |
8月 | アーロン・ジャッジ (ヤンキース)9度目 26試合 打率.389 12本塁打 24打点 2盗塁 OPS1.386 | コービン・キャロル (ダイヤモンドバックス)初 27試合 打率.280 11本塁打 24打点 2盗塁 OPS1.042 |
9月 | ワイアット・ラングフォード (レンジャーズ)初 26試合 打率.300 8本塁打 20打点 7盗塁 OPS.996 | 大谷翔平 (ドジャース)5度目 26試合 打率.393(107打数42安打) 10本塁打 32打点 16盗塁 OPS1.224 |
2024MLB月間MVP(投手)
月 | ア・リーグ | ナ・リーグ |
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4月 | ホセ・ベリオス (ブルージェイズ) 初 7試合 4勝2敗0S 防御率1.44 43.2回 31奪三振 | レンジャー・スアレス (フィリーズ) 初 6試合 5勝0敗0S 防御率1.32 41回 40奪三振 |
5月 | ルイス・ヒル (ヤンキース)初 6試合 6勝0敗0S 防御率0.70 38.2回 44奪三振 | クリス・セール (ブレーブス)初(ア・リーグで4度) 5試合 5勝0敗0S 防御率0.56 32回 45奪三振 |
6月 | ギャレット・クローシェ (ホワイトソックス) 初 6試合 1勝1敗0S 防御率1.91 37回2/3 56奪三振 | クリストファー・サンチェス (フィリーズ) 初 5試合 3勝0敗0S 防御率1.64 33回 23奪三振 |
7月 | タジ・ブラッドリー (レイズ)初 5試合 3勝1敗0S 防御率1.45 31回 31奪三振 | ディラン・シース (パドレス)3度目 6試合 4勝2敗0S 防御率2.35 38回1/3 49奪三振 |
8月 | ボーデン・フランシス (ブルージェイズ)初 6試合 4勝1敗0S 防御率1.05 34回1/3 39奪三振 | ブレイク・スネル (ジャイアンツ)5度目 6試合 2勝0敗0S 防御率1.64 38回1/3 53奪三振 |
9月 | コービン・バーンズ (オリオールズ)2度目 6試合 3勝2敗0S 防御率1.20 30回 31奪三振 | ニック・マルティネス (レッズ)初 5試合 4勝1敗0S 防御率0.83 32回2/3 30奪三振 |
2024MLB月間最優秀新人
月 | ア・リーグ | ナ・リーグ |
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4月 | コルトン・カウザー (オリオールズ) 初 28試合 打率.303 6本塁打 18打点 3盗塁 OPS1.004 | 今永昇太 (カブス) 初 5試合 4勝0敗0S 防御率0.98 27.2回 28奪三振 |
5月 | ルイス・ヒル (ヤンキース)初 6試合 6勝0敗0S 防御率0.70 38.2回 44奪三振 | ジョーイ・オーティズ (ブリュワーズ)初 23試合 打率.307 4本塁打 12打点 1盗塁 OPS.978 |
6月 | ワイアット・ラングフォード (レンジャーズ) 初 26試合 打率.309 3本塁打 22打点 6盗塁 OPS.894 | ジャクソン・メリル (パドレス) 初 28試合 打率.320 9本塁打 20打点 2盗塁 OPS.996 |
7月 | コルト・キース (タイガース)初 25試合 打率.322 7本塁打 17打点 1盗塁 OPS1.048 | タイラー・フィッツジェラルド (ジャイアンツ)初 16試合 打率.321 8本塁打 15打点 1盗塁 OPS1.239 |
8月 | スペンサー・アリゲッティ (アストロズ)初 5試合 3勝2敗0S 防御率1.95 32回1/3 47奪三振 | ジャクソン・メリル (パドレス)2度目 27試合 打率.303 7本塁打 23打点 5盗塁 OPS.969 |
9月 | ワイアット・ラングフォード (レンジャーズ)2度目 月間MVPと同時受賞(史上9人目) | ポール・スキーンズ (パイレーツ)初 6試合 3勝1敗0S 防御率0.75 24回 34奪三振 |
2024MLB月間最優秀リリーフ投手
月 | ア・リーグ | ナ・リーグ |
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4月 | メイソン・ミラー (アスレチックス) 初 11試合 0勝0敗8S 防御率1.35 13.1回 28奪三振 | ライアン・ヘルズリー (カージナルス) 初 16試合 2勝2敗10S 防御率1.69 16回 19奪三振 |
5月 | エマニュエル・クラセ (ガーディアンズ)5度目 13試合 2勝0敗9S 防御率0.00 13回 14奪三振 | ロベルト・スアレス (パドレス)初 12試合 1勝0敗7S 防御率0.73 12.1回 13奪三振 |
6月 | カルロス・エステベス (エンゼルス) 初 10試合 1勝0敗8S 防御率0.00 10回 10奪三振 | ライアン・ヘルズリー (カージナルス) 2度目 13試合 0勝1敗12S 防御率2.77 13回 21奪三振 |
7月 | エマニュエル・クラセ (ガーディアンズ)6度目 11試合 1勝0敗8S 防御率0.82 11回 4奪三振 | タナー・スコット (パドレス)2度目 9試合 0勝0敗6S 防御率0.00 9回2/3 15奪三振 |
8月 | ジョシュ・ヘイダー (アストロズ)7度目 13試合 3勝1敗8S 防御率0.68 13回1/3 17奪三振 | ライセル・イグレシアス (ブレーブス)3度目 11試合 3勝0敗6S 防御率0.00 13回1/3 14奪三振 |
9月 | エマニュエル・クラセ (ガーディアンズ)7度目 11試合 0勝0敗7S 防御率0.00 11回 11奪三振 | ライアン・ヘルスリー (カージナルス)3度目 8試合 1勝0敗7S 防御率0.00 8回2/3 15奪三振 |
2024MLBその他のMVP
その他のMVPとしては、次のゲーム、シリーズに対して選出されます。
・オールスターゲーム2024
ジャレン・デュラン(レッドソックス)
オールスターゲーム初打席で逆転2ラン
・リーグチャンピオンシップシリーズ
・ワールドシリーズ
2024シーズンMLB成績ランキング
2024MLB[投手・打撃]部門の成績ランキングは関係記事を参照してください。
※シーズン規定投球回数は、162試合×1=162回
※シーズン規定打席は、162試合×3.1=502打席
まとめ
MLBのMVPに選ばれるためには、秀でた活躍が必要になります。
シーズンMVPは、模擬MVP投票により中間発表される点などMLBならではの楽しみ方があります。
また、週間・月間などの期間の活躍も評価されるなど興味が尽きないMLBです。
2024シーズンに活躍している日本人選手たちがMVPに選ばれるよう応援していきましょう。