SwitchBot温湿度計を1年以上使ってきて、セールで安くなっていると購入してしまい、3台保有しています。
旧型1台と新型2台を使っていますが、その違いと活用方法について紹介します。
SwitchBot温湿度計の新型と旧型の違い
SwitchBot温湿度計は、新型と旧型の2種類があります。
違っている部分について、下記の区分で説明します。
・本体の大きさ
・表示内容
・設置方法
SwitchBot温湿度計 新型旧型の大きさの違い
SwitchBot温湿度計の新型と旧型では、見た目で分かる点になりますが本体の大きさが違っています。
新型は、画面が大きく見やすくなりました。
公式サイトによると画面サイズは、新型は3インチ、旧型は2.1インチです。
本体の大きさでは、新型の方が幅が1.2cm,高さが2.6cm増え、奥行き(厚み)は0.2cm薄くなりました。
重さは新型が約13g重くなっています。
項目 | 新型 | 旧型 |
---|---|---|
幅 | 6.5cm(画面4.8cm) | 5.3cm(画面3.9cm) |
高さ | 7.9cm(画面6.3cm) | 5.3cm(画面3.9cm) |
奥行き | 2.2cm | 2.4cm |
重さ | 62.1g(電池なし) | 49.2g(電池なし) |
SwitchBot温湿度計 新型旧型の表示の違い
SwitchBot温湿度計 新型と旧型で表示内容に違いがあります。
1)表示される数字が大きくなった
2)温度湿度の快適度をマークで表示できるようになった
3)過去履歴の保存期間が長くなった
表示される数字が大きくなった
SwitchBot温湿度計 新型旧型を比較して、一番感じる部分が表示内容の視認性向上です。
新型の方が温度と湿度ともに、表示される数字が大きく、そして太くなりました。
離れた距離でも見やすくなって存在感もあるので目立ちます。
表示の差は圧倒的なので、どちらかで迷うなら新型がおすすめです。
項目 | 新型 | 旧型 |
---|---|---|
数字の幅 | 約12mm | 約7mm |
数字の高さ | 約18mm | 約12mm |
数字の線の太さ | 約3mm | 約1mm |
温度湿度の快適度をマークで表示できるようになった
新型のSwitchBot温湿度計では、快適温度および湿度の範囲を指定し、乾燥、快適、湿潤という3つの指標で部屋の状況をマークで表示できます。
旧型では、マークの表示はありませんが、通知等でお知らせはできます。(新型も同様です)
新型になって、液晶画面にマークが出ていることで、設定範囲を覚えていなくても、状況把握が簡単になりました。
過去履歴の保存期間が長くなった
SwitchBot温湿度計は、測定した温度と湿度を本体ストレージに保存しています。
新型では68日間、旧型では30日間の記録が本体ストレージに保存されます。
記録は手動でダウンロードできるので、必要に応じてスマホなどのデバイスに保存しておけば、長期間のデータが閲覧可能です。
SwitchBot温湿度計 新型旧型の設置方法
SwitchBot温湿度計 新型と旧型では対応している設置方法のバリエーションが違っています。
工夫次第でどのようにもできると思いますが、仕様として以下の通りになっています。
項目 | 新型 | 旧型 |
---|---|---|
スタンドで立てて置く | 本体一体スタンド 2段階調整可能 | 付属別体スタンド使用 |
垂直に置く | 可能 | 可能 |
冷蔵庫に貼り付ける (本体に磁石内蔵) | 可能 | 可能 |
金属プレートで壁に貼り付ける | 可能 | 可能 |
壁掛けフックで吊り下げる | 可能 | ー |
新型も旧型も本体に磁石が内蔵されているので、そのまま金属に接着させられるので便利です。
特に大きく変わったのはスタンドです。
旧型は、パーツが付属していて、突っかい棒として利用するような形でしたが、新型は本体と一体になった開閉カバー形状のスタンドになりました。
開度は2段階で調節できて、画面角度を変えられるのも改良点です。
SwitchBot温湿度計の活用方法
SwitchBot温湿度計の使い方は、新型と旧型で大きな違いはありません。
SwitchBot温湿度計の利用設定
SwitchBotアプリを初めて利用する場合は、スマホにアプリをインストールし、アカウント登録します。(アカウント登録は関連記事で説明しています)
SwitchBotアプリを利用できる方は、アプリホーム画面からSwitchBot温湿度計を登録します。
手順は下図の通りです。
SwitchBot温湿度計を複数台利用する場合も同様なのですが、SwitchBot温湿度計は新型と旧型は見た目が違うので判別できますが、新型同士など同形式のものは見分けがつきません。
本体に判別できる目印をつけて、アプリ内の名前と紐付けておくと使いやすいと思います。
SwitchBot温湿度計の活用例
SwitchBot温湿度計は、温度と湿度を測定できます。
測定したデータは、内蔵のメモリに一定期間保存してくれます。
また、温度および湿度をトリガーに通知したり、他のスマート機器を操作するなどの連動が可能です。
SwitchBot温湿度計1台での活用例
SwitchBot温湿度計は、リアルタイムに温湿度を確認したり、一定期間は1分単位で履歴を確認することができます。
利用できるデバイスも多彩で
・スマホ
・タブレット
・PC
・Apple Watch
・Echo Dot
などになります。
クラウドサービスでの連携も可能です。
・Googleアシスタント
・Amazonアレクサ
・IFTTT
・LINEクローバ
・Siriショートカット
・SwitchBotシーン
が動作するデバイスで利用可能です。
筆者の使用例としては、Apple Watchで温度確認する例を関連記事で紹介しています。
SwitchBotシーンを利用すると、設定温度をトリガーにして、他の複数のスマート機器を連続動作させることもできます。
例えば、朝5時~7時で20度以下になったら、エアコンとサーキュレーターを起動させるなどです。
エアコンをSwitchBot Hub miniで赤外線信号で起動し、サーキュレーターをSwitchBotスマートプラグで電源を通電させることで起動するなどの設定になります。
SwitchBotシリーズの機器同士なら、SwitchBotアプリのシーンを利用した高度な連携も簡単にできてしまいます。
シーンの使い方は関連記事で紹介しています。
設定した範囲の温度/湿度を管理する例
SwitchBot温湿度計に温度範囲および湿度範囲を設定しておけば、設定範囲を外れた場合にアラート通知してくれます。
通知があれば、都度温度を確認していなくても、設定範囲が外れたことが把握できるので、異常時に何らかのアクションに繋げられます。
可愛いペットのお部屋に温湿度計を入れておけば、ペットちゃんが快適なのかも把握できますよ!
複数台のSwitchBot温湿度計の活用例
SwitchBot温湿度計を複数台利用して連携する場合、測定差があると困る場合があります。
SwitchBot温湿度計は高精度で信頼性の高い【スイス製高精度センサー】を搭載しているので、思った以上に正確な温度湿度を表示します。
複数台利用する場合でも、機器同士の差は0.1℃程度と良好です。
本体に触ることで体温が伝わり温度が上昇する位敏感です。
なので機器同士の差を確認する場合は、同じ場所にしばらく置いて比較する必要があります。
また、精度の高い温湿度計を所有しているなら、その値と比較すると一層安心かもしれません。
比較の結果、必要な精度で無い場合には、補正が可能です。
繰り返しますが、冒頭に述べた通り、SwitchBot温湿度計の精度は思った以上に良好です。
室内外の温度差を複数台で測定
SwitchBot温湿度計を複数台利用して、室内外の温度測定が可能です。
筆者が、寝室の窓をDIYで2重窓に改装した際に、3台のSwitchBot温湿度計で、【外気】【2重窓の中間】【室内】の温度推移を測定しました。
2重窓にする効果を実感できました。
スマホなどで、リアルタイムに3台の温湿度を確認できます。
また、1分単位で一定期間のデータが確認できるので、一晩かけた2重窓内外の温度変化を確認できました。
省エネを図る上でも活用できます。
測定の詳細は関連記事を参照してください。
まとめ
SwitchBot温湿度計は、温度/湿度を高精度に測定できます。
そして、ネットを通じて情報を管理できるスマート温湿度計です。
1台でも活用できますが、複数台を利用すれば活用方法も増えて、楽しさが倍増します。
SwitchBot製品同士を利用すれば、より一層連携も強化され、高度な設定も簡単に実行できます。
初心者でも上級者でも楽しめる組み合わせになります。
スマートWatchとの相性も良いので、スマートWatchとSwitchBot温湿度計の連携でも活用範囲の拡大が可能です。
SwitchBot温湿度計で色々な温湿度を測定管理して、生活スタイルに合わせて、実用的に役立てましょう。