Apple Watch7のバッテリーの消費は、画面表示方法やアプリ使用状況で変わってくるので、皆が同じわけではありませんが、私の使い方では、フル充電から1日使用してバッテリーが60%程度残っていることが多くなっています。
Apple Watch7をフル充電することは少ないのですが、なぜフル充電しないのか、そしてメリット・デメリットは何なのかを紹介したいと思います。
Apple Watch7のバッテリー寿命
Apple Watch7のバッテリー寿命がどのくらいなのかは知りません。
ただ、バッテリーは使える充電回数が決まっていると言うのが一般的です。
充電回数をカウントする場合、充電の回数ではなく、100%相当の充電回数を示すものとなっています。
0%〜100%の充電をすると1回です。
0%〜60%は0.6回です。
20%〜60%は0.4回となります。
バッテリー容量の使用範囲によってバッテリー寿命が変わってくるものではないとのことです。
多くの方は、わざわざバッテリー残量を0%にしてから100%まで充電するような使い方はしていないと思います。
Apple Watch7を使用して、1日40%分のバッテリーが減るとした場合、
60%→100%を充電して使う方法もあれば、30%→70%を充電して使う方法もあります。
Apple Watch7の充電時間
Apple Watch7を20W出力の電源アダプターで充電した時間を測定した結果
☑️ バッテリー切れ(0%)から30分充電すると約60%充電できる
☑️ 60%→100%まで充電するには50分かかる
☑️ 90%から100%までの充電に30分かかる(ここが特に遅い)
ことが判りました。
充電時間 | 30分 | 40分 | 50分 | 60分 | 70分 | 80分 |
充電容量 | 60% | 78% | 90% | 96% | 98% | 100% |
容量変化 | - | +18% | +12% | +6% | +2% | +2% |

Apple Watch7を30分充電で使う
Apple Watch7の充電は、90%以降の充電速度が遅くなってしまいます。
よって、同じ30分の充電でも、どの範囲を充電したかによって充電量が変ってくることになります。
30分充電で使用を繰り返すと考えた場合、上限を90%程度にして充電する方が充電効率が良くなります。
1日の使用で50%を使用するとした場合
・60%から使用して10%が残ります。
・10%の残量から30分充電すれば70%まで充電できます。
この範囲で運用できれば、使用開始時のバッテリー残量が60%以上あれば、毎日の利用をカバーできます。
・Apple 製の 18W、20W、29W、30W、61W、87W、96W USB-C 電源アダプタ
・5W 以上の USB Power Delivery (USB-PD) に対応する他社製の互換 USB-C 電源アダプタ
Apple Watch7を毎日30分充電して利用した結果

Apple Watch7を毎日30分充電して利用した結果を下表に示します。
画面表示を常時表示オフで使用した場合、1日に約40%を使用
画面表示を常時表示オンで使用した場合、1日に約60%を使用
となり、
1日約40%の使用であれば、30分充電で維持することは容易です。
1日約60%の使用の場合、維持できますが徐々に使用範囲が低い%に移動していきます。
計算上1ヶ月以上は維持できると思われます。
月に1回40分程度充電するタイミングがあれば、バッテリー残量の維持は容易になります。
どちらのケースでも、充電効率の良い30分充電で使用できることになります。
画面表示:常時表示オフ
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | 5日目 | |
充電開始 | 0% | 31% | 48% | 54% | 42% |
充電終了 | 61% | 87% | 94% | 74%※1) | 91% |
※1)充電器への接触不良あり
画面表示:常時表示オン
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | 5日目 | |
充電開始 | 40% | 28% | 24% | 24% | 13% |
充電終了 | 91% | 85% | 85% | 83% | 78% |
※バッテリー使用量は設定により差異があるので、ご自分の使用状況を確認して照らし合わせてください。
Apple Watch7をフル充電しないメリット・デメリット
Apple Watch7をフル充電せずに使用する場合のメリット・デメリットは以下のように考えます。
・効率良く充電できて時短になり、Apple Watch装着時間が増える
・効率の悪い充電がなくなり省エネになる
・フル充電のまま充電を継続しないのでバッテリーに優しい
・充電を忘れるとバッテリー切れになるかもしれない
・充電残量が気になる人はストレスになる
まとめ
今回の結果より、Apple Watch7は毎日30分充電すれば使用できる場合が多いと推定できました。
100%フル充電するためには、時間が掛かってしまいますが、充電効率の良い90%未満の範囲を使っていけば無駄な充電時間がなくなります。
さらにフル充電しない事が、バッテリーへの負担を減らして優しい使い方になると言われています。
30分の充電時間を確保する事は、生活の中で比較的タイミングを見つけやすいと考えます。
充電中に中々100%にならないとイライラして充電完了を待つのではなく、しっかり毎日30分を目処に充電していくのもありと言うことです。
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