ノイズキャンセルできるヘッドホン[OneOdio A10レビュー]ANCモードを使い分け

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OneOdio(ワンオディオ)A10は、「アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能」を搭載したオーバーイヤー型ヘッドホンです。

OneOdio A10の「アクティブノイズキャンセリング機能」は3つのモードを搭載しています。

簡単に切り替えできて、会話する時もヘッドホンを外す必要はありません。

便利な「アクティブノイズキャンセリング機能」を搭載しているOneOdio A10を紹介します。

製品サイト:OneOdioストア(amzon)

アクティブノイズキャンセリングとパッシブノイズキャンセリング

OneOdio A10に搭載されているのは、アクティブノイズキャンセリングです。

別の機能としてパッシブノイズキャンセリングがあります。

パッシブノイズキャンセリングは、物理的に密閉度を高めて遮音し外音を遮断する技術のことです。

今回紹介するアクティブノイズキャンセリングは、ヘッドホンのハウジング外側に配置された「フィードフォワードマイク」と、ハウジング内側に配置された「フィードバックマイク」の二つのマイクで拾った音を解析して、外の音を相殺したり(ANC-on)、取り込んだり(外音取り込み)と制御する機能です。

パッシブノイズキャンセリングでは、外音を遮断するだけなので、常時遮断しておく場合は良いのですが、外音を聴きたい時はヘッドホンを外す必要が出てきます。

アクティブノイズキャンセリング機能のモードを使い分けることで、ヘッドホンを外す必要はなくなってしまいます。

OneOdio A10のノイズキャンセリングモード

OneOdio A10の「アクティブノイズキャンセリング機能」

3つのアクティブノイズキャンセリングモード

☑️ ノイズキャンセリングon

☑️ ノイズキャンセリングoff

☑️ 外音取り込みモード

ANCボタンを押すと順に切り替わり、アナウンスが聞こえるので状態が判ります。

ノイズキャンセリングon

ノイズキャンセリングをonにすると外音がスーッと静かになります。

周囲の騒音やテレビの音も相当な音量がダウンします。

僅かに聞こえる程度まで外音をカットして騒音から解放してくれます。

OneOdio A10には、ハウジングの外側に配置する「フィードフォワードマイク」と、ハウジングの内側に配置する「フィードバックマイク」の二つのマイクがあり、内外の音を解析制御し、90%程度の騒音を打ち消してくれます。

集中したい時には音声を鳴らさなくても、ノイズキャンセリングをonにして、外の音をカットできます。

ノイズキャンセリングoff

ノイズキャンセリングoffでは、外部の音を制御しません。

ヘッドホンのハウジングの密閉度だけで遮音している状態になります。

パッシブノイズキャンセリングの状態です。

オーバーイヤー型なのでハウジング(およびイヤーパッド)による遮音だけになります。

感覚的には外音を50%程度カットしている感じです。

ヘッドホン内で音を出していなければ、外部の音が聞こえます。

外音取り込みモード

外音取り込みモードは、外部の音がヘッドホン内に直接よりも大きめに入ってきます。

・会話しているけど、自分だけのBGMが欲しい時

・PCで動画を見ているけど、時々話かけられる可能性のある時

など

外音取り込みモードを使う場面は結構あります。

周囲と関わりながら、自分だけの音声を楽しめます。

OneOdio A10の特徴

OneOdio A10は、「アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能」を搭載したヘッドホンであり、機能も充実しています。

メーカーサイト:One Odio公式サイト

OneOdio A10の操作方法

OneOdio A10は、耳に装着したままボタンを押して操作でき、ほとんどの操作結果がアナウンスされます。

右耳側のボタン

電源ボタンを少し長く押すと電源をオン/オフでき、電源状態がアナウンスされます。

接続状態ランプは、Bluetooth接続すると青色で点滅し、接続したことがアナウンスされます。

Bluetooth接続が切れると接続状態ランプが青色と赤色の交互点滅になります。

ボリューム『+』ボリューム『ー』のボタンでは、音量(ちょい押し)と曲の順送り(長押し)を操作できます。

左耳側のボタン

ANC切り替えボタンを押すと、3つのアクティブノイズキャンセリングモードが切り替わり、モード名をアナウンスします。

ANCオン/オフ表示ランプは、ANCオフで消えます。

OneOdio A10の装着感

オーバーイヤー型でイヤーパッドが耳をすっぽり包み込んでくれます。

低反発のイヤーパッドなので初めて付けた時からしっくりフィットします。

サイズ調節は、ヘッドバンドに内装されるステンレス製スライダーが細かく動いてくれます。

ハウジングも90度程度回転するの耳の向きに対して適切にフィットしてくれます。

ヘッドセットの重さは270gで、負担の少ない装着が可能です。

40mmダイナミックドライバー搭載

高感度40mmの大口径ダイナミックドライバーを搭載しています。

低音から高音までバランスよく音が出る印象です。

低音や高音に対する強調や癖はありません。

心地よく素直に聴ける音質だと感じます。

ハンズフリー通話

OneOdio A10は、マイクを搭載しているので、ハンズフリー通話が可能です。

OneOdio A10をスマホとBluetooth接続しておけば、スマホに電話が掛かって来た時に着信音が聞こえます。

OneOdio A10の電源ボタンを1プッシュすれば、受信状態となってハンズフリー通話ができるようになります。

受話音声が外に漏れにくいので、周囲に人が居てもハンズフリーで対応しやすくなっています。

連続再生時間

Bluetooth機器のバッテリー残量チェック

OneOdio A10は750mAh容量のバッテリーが搭載されています。

iPhoneではBluetooth接続によってOneOdio A10のバッテリー残量を確認できます。

再生時間は、次の通り

※BT=Bluetooth,ANC=Active Noise Cancelling

・(BT+ANC):35時間
・(BT):54時間
・(ANC):50時間

丸一日使用でもバッテリーは心配ありません。

USB-Cポートで充電

USB-Cポートで充電します。

10分の充電で2時間使用できるまで急速充電が可能です。

フル充電の場合は約2.5時間必要です。

Bluetoothと有線のハイブリッド接続

スマホなどの再生機器との接続は、Bluetooth 5.2(コーデック:AAC / SBC)および有線接続が使えるハイブリッド型になっています。

Bluetooth接続することでノイズキャンセリング可能

Bluetooth接続することでアクティブノイズキャンセリング機能および外音取り込みモードが利用できます。

Bluetooth5.2を搭載しているので、4.0搭載モデルよりも転送速度は最大2倍高速化しています。

コーデックとして、標準コーデックのSBCだけでなく、i Phoneなどに搭載されるAACにも対応しています。

SBCよりもAACの方が音質が良く、遅延も少なく、いい音で聞くことができます。

有線接続ではノイズキャンセリング不能

有線接続の場合、付属の3.5mmジャックケーブルで再生機器と接続します。

有線ジャックを接続すると操作ボタンは機能しなくなります。

電源を操作する必要もありませんが、ヘッドホン側で音量操作もできません。

ノイズキャンセリングは機能しません

普通の有線ヘッドホンとしての使い方ですが、音を聞くにはバッテーリーが残っている必要があります。

マルチポイント機能

マルチポイント機能とは、2台の機器(例えばPCとスマホ)とBluetooth機能を接続した状態にできる機能になります。

ただし、音を聞けるオーディオチャンネルは1つだけです。

例えばPCとスマホを接続した状態で、PCで”You Tube”を見ていて、動画が終わったので停止して、スマホで音楽を再生すれば、直ぐにスマホの音楽に切り替わります。

交互に聴き比べする時などでも使えます。

まとめ

OneOdio A10のノイズキャンセリングは、ヘッドホンを付けたまま3つのモードを使い分けることで、生活の中でも使いやすくなっています。

周囲の状況に応じて適切なノイズキャンセリングをアクティブに使い分けることで、どこにいても自分が必要な空間を作り出すことができます。

OneOdioのヘッドホンは、プロフェッショナル用,ビジネス用,パーソナル用など多彩な製品をラインナップしているので、OneOdio(ワンオディオ)のストアサイトで見比べてみるのも楽しいと思います。

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