食虫植物のウツボカズラを育て始めて5年以上になります。
温湿度の管理を間違うと枯れてしまうこともありましたが、水槽管理にしてからは夏も冬も楽に管理できるようになりました。
水槽管理でウツボカズラを育成する際の水やりについて紹介します。
育成しているウツボカズラ
ウツボカズラは、ネペンテス(Nepenthes)が正式名称です。
葉先から伸びる蔦に付く捕虫袋が特徴の魅惑的な植物です。
4種類ほど育てています。
育て方はある程度の注意事項を守れば簡単な品種です。
増やしていけるので、長く育てていくと置き場に困るようになってきます。
育成における注意事項については、育て方をまとめた別記事で紹介しています。
育てやすいウツボカズラ
ウツボカズラは、育てやすい品種から始めることが大切です。
初夏から秋に成長し、冬に維持管理し、春に増やすを繰り返しますが、品種によって成長の速さや暑さ寒さへの耐性が違ってきます。
育てるコツを掴めば、ちょっとズボラに育てても、スクスク成長してくれます。
コツが分からない内は、触りすぎなのか/育成放棄なのか原因は多数あるでしょうが枯れてしまうことも良くあることです。
おすすめの品種
おすすめの品種と言っても、実際に育てている4品種が育てやすいと感じています。
水槽管理によって温度・湿度・水やり・光量を適切に管理しやすくなります。
アラータ
ネペンテス・アラータは、一番入手しやすい品種です。
ウツボカズラと言えばアラータです。
緑の葉と薄い緑のひょうたん型の捕虫袋のウツボカズラです。
成長が早く、光量が不足すると茎が細く伸びて成長しますが、捕虫袋は付けません。
ウツボカズラ全般ですが、光量・温度・水やりの管理(シビアなものではありません)が必要です。
レッドアラータ
レッドアラータは、名前はアラータですが、葉の形は細長く、捕虫袋はひょうたん型ですがアラータとは違います。
葉も袋もワインレッドのような濃い赤が入る、落ち着いた雰囲気のウツボカズラです。
ミランダ
ミランダは、茎が太く、成長も早く、すぐに大きくなっていきます。
捕虫袋もがっしり肉厚で、鮮やかな真っ赤なリップが魅力です。
成長が早いので増やす難易度も低く、しっかり捕虫袋を付けてくれて、成長不良になりにくいイメージがあります。
レディーラック
レディーラックは、赤く輝く様な可愛い捕虫袋をつける品種です。
茎の節の間隔が短めで背が高くなりにくい品種だと思います。
挿し木として取れる数が少なく増やすスピードが遅くなります。
少しづつ増やしていけるように取り組んでいます。
まとめ
ウツボカズラを育てるにあたり、難易度が低く育てやすい品種を紹介しました。
育て方は色々な方法があるはずです。
試してみて、自分の育て方を生活スタイルに合わせて作っていただければと思います。
魅力が尽きないウツボカズラを年中綺麗に育てる方法をずーっと模索しています。
なので飽きないのだと思います。