炭酸大好きDEKIRUCHAです。
これまで炭酸水は安価に売っているので、PETで購入してストックして使用してきましたが、100%果汁のジュースなども炭酸にできる炭酸水メーカーを購入。
色々使える炭酸水メーカー「ドリンクメイト」の使用レビューを紹介します。
炭酸水メーカーが欲しくなった理由
炭酸が好きで、炭酸水や炭酸飲料をストックして飲んでいました。
PETや缶の炭酸水は、いつでもフレッシュな状態で、少しづつ飲めるので良いと思っていたのですが、知人が炭酸水メーカーで使っている事を聞いて、どんなものか聞いているうちに、興味がわいてきました。
炭酸水メーカーは、炭酸水を安く作れると言うのも宣伝になっていますですが、炭酸強度によって炭酸使用量が変わるので、一概に単価を算出できないそうで、毎日利用して、60L用ガスシリンダーを1.5ヶ月程度で交換していると言うことでした。
炭酸水メーカーを導入するメリットは、炭酸水を安く作れるだけではないそうで、必要な時に必要なだけ作れるので、フレッシュな炭酸が在庫切れしない、スーパーから買ってくる手間がないとのこと。
炭酸水だけでなく、ワインやジュースをスパークリングにしても楽しめる。
また、炭酸水で炊飯するとより美味しいご飯になることも教えてもらいました。
更に、PETゴミが削減できるので、環境保全にも貢献できると言うこと。
ゴミを減らしたいと思いながら、個人が継続して取り組むのはハードルが高く感じて、何もできていないので、知人の言葉が心に響いたように思います。
熱が冷めないうちに行動しようと炭酸水メーカーを購入しました。
・炭酸水を安く作れる
・必要な時に必要な分炭酸水を作れる
・炭酸水の在庫が切れない
・炭酸水を買ってくる手間がない
・ジュースなども炭酸にできる
・PETゴミを削減できる
炭酸水メーカーの比較
炭酸水メーカーは、いくつかのメーカーから商品が販売されていますが、今回購入したのは『ドリンクメイト』と言うメーカーです。
『ソーダストリーム』が一番売れ筋のようですが、どちらの商品も量販店の店頭で購入しやすい商品です。
『ドリンクメイト』にした理由は、炭酸水を作るコストが低いこと、水を炭酸水以外に、100%ジュースなどにも炭酸を注入できるマシンだと言うところにひかれたからです。
家族も100%ジュースを炭酸にできる機能の方に興味があるようで、『ドリンクメイト』以外に選択の余地が無かったとも言えます。
メーカー名 | 機能 |
---|---|
ドリンクメイト | 大型ガスシリンダーで炭酸水コストが低くなる 100%ジュースを炭酸にできる 家電量販店での取り扱っている |
ソーダストリーム | 炭酸水に特化 人気商品 家電量販店での取り扱っている |
炭酸水メーカーのガスシリンダーと炭酸水コスト
炭酸水メーカーは、炭酸ガスを消費するのですが、ガスシリンダーは炭酸ガスの入れ替えが可能で、空になったガスシリンダーを販売店に持っていくと、満タンのガスシリンダーと交換(有料)してくれます。
新品のガスシリンダーよりも安く購入できるようになっています。
『ドリンクメイト』は、60L用ガスシリンダーが標準になっていますが、142L用ガスシリンダーを使えるモデルがあるので、さらに炭酸水のコストを下げることができます。
60L用ガスシリンダーは、炭酸水をmax60L作ることのできるものになります。
参考に炭酸コストの理論値を下表に示しますが、現実は炭酸強度によって2倍程度まで変動するようです。
比較項目 | 60L用 ガスシリンダー | 142L用 ガスシリンダー |
---|---|---|
新規購入価格(参考) | 2,700円 | 6,500円 |
交換価格(参考) | 2,160円 | 3,600円 |
炭酸水単価(参考) | 36円/L | 25円/L |
炭酸水メーカーの投資回収
『ドリンクメイト』は、炭酸水以外にジュースを炭酸にできるモデルをラインナップしています。
炭酸水だけを作れるモデルの方が安く購入できます。
『ソーダストリーム』は、炭酸水のみのモデルだけで展開しています。
よって、炭酸水の利用だけなら、どちらのメーカーでも機能・コストともに大きな差はありません。
『ドリンクメイト』『ソーダストリーム』ともに、炭酸水60L用ガスシリンダーの価格が同程度なので、炭酸水コスト(参考)も同等と考えます。
それよりも、どちらのマシンを選んだとしても、使い方次第でコストは変動します。
弱い炭酸水を作るよりも、強い炭酸水を作る方が使用するガス量が多くなります。
マシンの価格は、ジュースを炭酸にできるモデルで2万円程度です。
その購入費用を年間1万円づつ取り返すと考えると年間160L程度の炭酸水利用に相当します。(以下の単純計算によるもの)
市販炭酸水(100円/L)ー炭酸水メーカーで作る炭酸水(36円/L)=価格差(64円/L)
1万円/年÷64円/リットル=156.25リットル/年≒年間160L程度
毎日500mLの炭酸水を使用した場合、300日で150Lです。
ケースバイケースですが、炭酸の好きな方や家族で使う方は、消費する量だと考えます。
2年程度で投資を回収できるのではないのでしょうか。
『ドリンクメイト』の場合、コストの低くなる142L用ガスシリンダー(マグナムシリンダー)を使えるので、さらに早く回収できることになります。
項目 | 炭酸水60L用 ガスシリンダー | 炭酸水142L用 ガスシリンダー |
---|---|---|
市販 炭酸水価格(参考) | 100円/L | 100円/L |
ドリンクメイト 炭酸水価格(参考) | 36〜72円/L | 25〜50円/L |
価格差(参考) | 38〜64円/L | 50〜75円/L |
年1万円回収 使用量(参考) | 157〜264L/年 | 134〜200L/年 |
回収期間は変動しますが、PETを買いに行く手間がなく、廃棄物を削減できます。
炭酸水で楽しめることも加味すれば、炭酸水メーカーの価値は低くはないと思います。
ドリンクメイトの種類
今回、購入したのはドリンクメイトSeries620と言う、水以外にも炭酸を加えることができるモデルです。
炭酸強度は4段階でダイヤル設定できます。
ドリンクメイトは、水以外を炭酸にできるモデルが3機種程度あります。
ソーダストリームと比較して、ドリンクメイトの特徴は、
・ジュースなどの水以外対応モデルがあること
・142L用ガスシリンダー(マグナムシリンダー)を利用できる
ところです。
水以外対応モデルは、炭酸水メーカーとしての価格は、高くなります。
炭酸強度4段階設定でき、142L用ガスシリンダーを利用できる機種の方がコスパが良いです。
Series620には、60L用ガスシリンダーが付属していましたが、空になった後は、お得な142L用ガスシリンダー(マグナムシリンダー)を継続して利用しています。
モデル | 種類 | 目安の価格 | 特徴 |
---|---|---|---|
ドリンクメイト Series601 | 炭酸水以外可 | 1万円〜 | 炭酸強度:手動 ガスシリンダー:60L |
Series620 | 炭酸水以外可 | 2万円〜 | 炭酸強度:4段階 ガスシリンダー:60L,142L |
Series630 | 炭酸水以外可 | 3万円〜 | 電動・手動両用 炭酸強度:6段階(電動時) ガスシリンダー:60L,142L 電動時ガス残量表示 |
ドリンクメイト使用レビュー
ドリンクメイトを購入してからは、毎日、炭酸水を作っています。
飲みますし、料理に利用するので、消費は増えました。
炭酸水メーカーの珍しさもあって、最初は消費量が膨らみましたが、色々試した後は、利用方法が固定してきます。
ドリンクメイトSeries620の概要
『ドリンクメイトSeries620』の概要を説明します。
電気が不要で設置が簡単
『ドリンクメイトSeries620』は電源が不要です。
電気が無くても、炭酸を作れます。
電源を利用しないのでコンセントが不要で設置場所を選びません。
本体寸法(実測なので誤差あり)は、幅135mm、奥行き235mm、高さ430mmです。
置き場スペースとしては、幅150mm、奥行き250mm程度の場所なら設置可能です。
また、使用するための準備は簡単で、本体に炭酸ガスシリンダーを取り付ける(捩じ込むだけ)だけで利用開始となります。
一度取り付けすると当面はメンテナンスフリーです。
60L用ガスシリンダーと142L用ガスシリンダーが使用できる
炭酸水を作るための炭酸ガスは、専用の炭酸ガスシリンダーを使用します。
60L用ガスシリンダーと142L用ガスシリンダーの2種類が使用でき、142L用ガスシリンダーの方が炭酸水を作るコストが下がります。
60L用ガスシリンダーを先に使用していましたが、その後は142L用ガスシリンダーのみを交換して利用しています。
付属の専用ボトルは、適度な強度があって扱いやすい
炭酸水を作るために、付属の専用ボトルにインフューザーと呼ばれるキャップを取り付けます。
インフューザーはちょっと捻るだけでカチッと嵌ってくれます。
マシン本体にボトルを取り付ける時も、インフューザーを本体の接続部に嵌めて、ちょっと捻るだけでカチッと固定されるので難しくありません。
付属の専用ボトルは、炭酸飲料用なので、圧力が掛かる分、強度がある厚みで、普通に持っても凹みません。
硬さ・大きさ共に扱いやすく出来ています。
インフューザーを外した後は、シールの効いた専用キャップをつけることで炭酸が逃げにくくなります。
4段階の炭酸強度を設定できる
『ドリンクメイトSeries620』は4段階の炭酸強度を設定できます。
設定は簡単で、ツマミを回転させて、炭酸強度1〜4に合わせるだけです。
炭酸強度によって炭酸使用量が比例するので、好みの炭酸強度によりコストが変わることになります。
炭酸強度1は、微炭酸な感じで、子供などに丁度良いかもしれません。
炭酸強度4は、強めの炭酸を感じる事が出来ます。
炭酸強度は、好みだったり、炭酸を何に利用するかによって変わってくるので、4段階に調節できる機能は必要であり、十分なものだと感じます。
炭酸飲料の作り方
炭酸水の作り方は次のとおり、とても簡単なものになっています。
1.専用ボトルに水を入れます。
(1回で作れる炭酸水はmax850mL、水以外は350mL)
水温は5℃以下が良いそうです。
浄水フィルターを通した水道水を利用しています。
2.インフューザーをボトルに取り付けます。
3.インフューザーを本体のヘッド部に合わせて嵌め込みます。
捻る角度は僅かで、すぐにカチッと止まります。
4.ヘッドの前傾を戻して、ボトルを垂直にします。
5.炭酸強度(1,2,3,4)をツマミで設定します。
6.ガス注入ボタンをグッと奥まで押し込んでから指を離します。
7.炭酸がボトルに注入され自動で停止します。
8.ボトルを取り付けた逆の手順で外します。
9.取り外したボトルを軽くゆすって、炭酸ガスを水に馴染ませます。
10.インフューザーのレバーを操作して余分な炭酸ガスを抜きます。
11.インフューザーをボトルから取り外せば炭酸水が利用できます。
12.ボトルに専用のキャップを嵌めれば、炭酸水を保管できます。
キャップはシールがしっかり効くので、次の日になっても炭酸が抜けたようには感じません。
炭酸水の活用
炭酸水は、そのままの無味な状態でも好きなので飲みますが、ちょっと風味を付けるだけでも趣が変わります。
現状では、「ほっとゆずカリン」や「ジンジャーエール風味のシロップ」、「カルピス」などで味付け・風味付けしています。
子供や嫁は、100%ジュースを炭酸化して楽しんでいます。
炭酸水を利用した炊飯は、フラシーボ効果が働いているのかもしれませんが、甘みのある、ふっくらした柔らかめのお米に感じています。実際にどうなのかは数値化できないので感想のみです。
美味しく感じているのだから良いことなのではないでしょうか。
煮物や汁系の料理にも利用できますし、天ぷらもふっくらと出来上がると感じます。
その他、洗顔や掃除などに利用できるので、使い道は数多く発見できそうです。
炭酸水の持ち運び
ドリンクメイトで作った炭酸水を持って出かけるには、別途水筒を購入した方が良いと思いました。
炭酸水用の水筒は各種販売されていて、大小様々ですが、今回は500mLタイプのものを購入しました。
ドリンクメイトを使って分かったおすすめモデル
発想次第で、色々なものを炭酸化して楽しむことができるので、個人的にドリンクメイトSeries620は、コスパの良いモデルだと思っています。
しかし、水以外の炭酸化が必須なのかと言われれば、そうでもないでしょう。
その辺は、個人の考え方なので、『ソーダストリーム』が炭酸水オンリーで売れているのは、炭酸水だけで十分に活用できると言う意見が多いからだと思います。
ジュースは、350mLを炭酸化するために、水850mLと同等以上の炭酸ガスを使用するので、決してコスパの良い飲み物ではないので、炭酸水オンリーと言う選択は納得できるものです。
炭酸飲料を飲む飲まないに限らず、炭酸水は料理等に利用できるなど用途が広いので、日常的に継続して使用していく価値を見出せます。
購入価格の回収を第一に考えなければ、炭酸水だけを作れるものよりは、自由に使えた方が良いと思うので、ドリンクメイトSeries620がおすすめモデルになります。
まとめ
ちょっとした知人の話から、炭酸水メーカーを使ってみたくなり、実際に使って感じるのは、『結構楽しい』と言うことです。
PETを買いに行く必要もなく、ゴミが出ないので、気兼ね無しに炭酸水を使うことができます。
友達とお茶する時にも、炭酸水メーカーがあると、おもてなしが簡単で話題ができます。
コーヒーメーカーと並べて置いていますが、ちょっとしたドリンクバーみたいに見えて、インテリアとしても楽しさを演出してくれると感じます。
炭酸水メーカーは、炭酸水を安価に作れて、PETゴミが出ない、家族で使えて、料理が美味しく感じるなど、導入メリットの多い商品です。