HEOSでAmazon Music HDのハイレゾ音楽を聴いた感想【対応機器のデノン/マランツAVアンプ】

ホームシアター
Photo by Timothy Buck on Unsplash
ホームシアター
アフィリエイト広告を利用しています。

HEOSは、デノンマランツブランドを展開している ディーアンドエムホールディングスネットワークオーディオ機能です。

AVアンプ(マランツNR-1609)にHEOSテクノロジーが搭載されているのでAmazon Music HDからハイレゾ音源をストリーミング再生してみた感想を紹介します。

広告

ハイレゾ音源をHEOS搭載AVアンプで再生した理由

HEOSは、ハイレゾ音源の再生に対応していて、HEOS搭載AVアンプがインターネットから直接ハイレゾ音源をストリーミングすることで、ハイレゾ再生を可能にしてくれます。

繰り返しますが、HEOS搭載AVアンプにネット経由でハイレゾ音源を取り込むだけで、AVアンプがハイレゾで再生してくれると言う簡単な仕組みです。

もちろんHEOSを利用する場合にハイレゾ音源でないとダメなわけではありません。

ハイレゾ音源の再生に対応していると言うことで、どんな音源の音楽でもストリーミング再生が可能です。

広告

ハイレゾ音源について

Amazon Music HDの音源には

HD:
16ビット、
最小サンプルレート44.1kHz
のCD音質で、平均ビットレート850kbps


Ultra HD:
24ビット、
サンプルレート44.1kHz〜192kHz、
平均ビットレート3,730kbps

などがあります。

ハイレゾの基準は、サンプリングレート44.1kHz,量子化ビット数16ビット(CD)を超えた領域と言われています。

音楽CD:44.1kHz × 16bit × 2ch(ステレオ) = 1,411.2kbps

これを超えるのがハイレゾと言われています。

Amazon Music HDの音源で言えば

Ultra HD平均ビットレート3,730kbps)となり、

Ultra HD音源min44.1kHz × 24bit × 2ch(ステレオ) = 2,116.8kbps

となります。

また、
サンプリングレート48kHz以上量子化ビット数24ビット以上の音源を指しているとの記載も多いので、
ハイレゾ音源:48kHz × 24bit × 2ch(ステレオ) = 2,304kbps以上であればハイレゾと言って間違いないでしょう。

Amazon Music Unlimitedとの違いは

Amazon Music Unlimitedは7,000万曲聴き放題のサービスですが、圧縮音源256kbps程度です。

ハイレゾ音源2,304kbpsは、9倍以上のデータ量になります。

スマホでのハイレゾ音源の再生方法

ハイレゾ音源はそのまま再生すればハイレゾなのですが、伝送過程やデジタル信号をアナログ変換する過程でノイズが入ったり、CD音質以下に低下させると透明感のない悪い音質になってしまいます。

bluetoothでの伝送は音質低下あり

スマホから音楽をbluetoothでAVアンプに伝送した場合、ビットレートが低下して、悪く言えば濁ったような音楽になってしまいます。(例外もあります)

Fire TV Stick 4Kの音質低下が改善された

Amazon Fire TV Stick 4KをAVアンプのHDMIポートに接続して利用する場合においても、 Fire TV Stick 4K の性能制限により最大48kHz/16ビットが上限になっていました。

ハイレゾのFLAC 96kHz/24ビットの音源を再生しても48kHz/16ビットで再生されてしまっていたのですが改善されました。

Amazon Musicの音質設定で「ストリーミング情報を有効にする」や「Ultra HDを有効にする」など(再生機器で表示が違っているのだと思われる)をオンにすると、ハイレゾ再生が可能になりました。

スマホでハイレゾ再生を聴きくには

ハイレゾ対応のスマホなら、ちょっと良いイヤホン/ヘッドフォンで聴けばハイレゾ再生できるものもありますが、スマホ内部のDAC(Digital to Analog Converter)はノイズが出てしまうものも多くあります。

スマホとイヤホン/ヘッドフォンの間に専用のポータブルUSB-DACを挟んで、スマホからUSB経由でデジタル信号のまま出力し、外部の高性能DACでアナログ変換しイヤホンで聴くことで、音質劣化を抑えてハイレゾ再生できます。

ハイレゾにこだわる必要はないのですが、ハイレゾで聴くとなると相応の装備が必要になり、なんだか敷居が高く感じられてしまいます。

ただ、USB-DACを挟んだ方が良い音に聴こえるので、スマホ+DAC+イヤホンの組み合わせは悪くありません。

DAPを利用したハイレゾ再生

DAP(デジタルオーディオプレーヤー)は、WIFI経由でハイレゾ音源を利用できるデバイスです。

DAPは高品質DACを内蔵していて、理屈はHEOS対応AVアンプと同じになります。

ハイレゾ音源をデジタル信号で保存して、聴くときにDACで音質劣化させずにアナログに変換しイヤホンやヘッドホンで聴くことができます。

DAPはAndroidなどに対応していて各種アプリも利用できる高性能デバイスなので所有する満足感も得られるガジェットになってきます。

HEOS搭載AVアンプは据え置き型のホームシアターシステムの中核であり、音楽も楽しめますが、映画などの映像視聴と音響の合成を楽しむ事が第一目的なので、モバイルできる機器のDAPとは趣が違うとも言えます。

ハイレゾ音源のデータ容量

ハイレゾ音源はデータ量が多いから高音質であるとも言えます。
圧縮技術を利用しても、ハイレゾ音源のデータ量はかなり多くなります。

(60分のアルバムの場合)
FLAC 44.1kHz / 24bit: 約0.9GB
FLAC 192kHz / 24bit: 約4GB

こんな具合です。

このデータをダウンロードしてスマホやUSBで持ち運んでも良いのですが、高音質なデータは容量が大きくダウンロード時間も掛かり、ストレージの保存するデータも増えてしまうことになります。

ハイレゾストリーミングにはモバイルWiFi

ハイレゾ音源をストリーミングするにはモバイルWiFiが最適になります。

ネットコンテンツの利用を進めるとWiFiを持ち歩きたくなってくると思います。

モバイルWiFiについて参考記事を紹介します。

Amazon Music HDで利用できるハイレゾ音楽

Amazon Music HDは ハイレゾ&ロスレス音楽ストリーミングサービスです。

44.1kHz/16bitのCD音質サウンドが7,000万曲以上あり、さらに最大192kHz/24bitのハイレゾ音質サウンドも数百万曲あるというものです。

月額利用料金は通常1,980円(税込), アマゾンプライム会員1,780円(税込)となっています。

21年6月11日現在Amazon Music HDは、Amazon Music Unlimitedから追加料なしで利用できるようになりました。

よって月額利用料金は通常月額980円(税込)、アマゾンプライム会員780円(税込)となっています。

ハイレゾ音源がストックされていて、それをダウンロードやストリーミングで楽しめるサービスです。

Amazon Music HD

Amazon Music HDでハイレゾ音楽が聴き放題
ハイレゾ&ロスレス音楽ストリーミングサービスを体験してみてください。

44.1kHz/16bitのCD音質サウンドが7,000万曲以上
最大192kHz/24bitのハイレゾ音質サウンドも数百万曲

HEOSの使い方

HEOSを利用するにはアプリをインストールしアカウント登録と再生するデバイス(今回はAVアンプ)を登録します。

HEOSアプリはストリーミングする曲を選択するためのインターフェイスとして使用します。

スマホではストリーミング先(今回はAmazon music)とその中の曲を選択します。

再生を指示するとAVアンプがインターネットからストリーミングして曲を再生し始めます。

曲の再生指示以降にスマホの電源を切ってもAVアンプでの再生は継続されます。

ハイレゾ音源の曲は【ULTRA HD】などの表示があるので判ります。

AVアンプ側でも再生情報で音質表示があるのでハイレゾ再生が確認できます。

必要なネット回線

前述のとおりハイレゾ音源はデータ量が大きいのでスマホなどの容量制限のある従量料金体系のモバイル回線では通信費用が掛かりすぎます。

今回の様にAVアンプでストリーミングするのであれば、自宅のインターネット固定回線(制限のない一定料金型)となります。

モバイルで使用するのであれば、通信制限のないモバイルwi-fiです。

AVアンプのネット接続は無線でも有線でも対応できます。

安定した接続を確保するのであれば有線での接続を選択します。

HEOS搭載AVアンプでハイレゾ音楽を聴いた感想

HEOS搭載AVアンプでハイレゾ音楽を聴いた感想ですが、音の透明感が違います。音声が押し出される感じになって臨場感も高くなりました。

圧縮音源とは、全く違うことは直ぐに体感できます。

「圧縮音源でも聴けるよ」と言われれば、その通りなのですが、次元が違う印象で、データで比較するような簡単な差ではないように思います。

ハイレゾ音源の音楽配信サイトには無料サンプルがあるので、スマホから聴いてみても違いは判ると思います。

良いなと思えば、HEOSとAmazon Music HDを検討してはどうでしょうか。

Amazon Music HD

Amazon Music HDでハイレゾ音楽が聴き放題
ハイレゾ&ロスレス音楽ストリーミングサービスを体験してみてください。

44.1kHz/16bitのCD音質サウンドが7,000万曲以上
最大192kHz/24bitのハイレゾ音質サウンドも数百万曲

その他の音楽配信サービス

Amazon Music HDを紹介していますが、その他ハイレゾ音源提供サイトは多くあります。

例えば

e-onkyo music
mysound
mora

などです。

まとめ

HEOSを利用する手軽さが伝わったでしょうか。

ハイレゾ音源もストリーミングできるようになり、再生するハードも簡単なものが揃ってきています。

Amazon Prime会員であればAmazon Music HDは体験するには持って来いのコンテンツです。

気になった方はAmazon Music HDでよく無料期間キャンペーンをやっているので利用してみてください。

参考 デノン/マランツのHEOS搭載AVアンプ関連記事で紹介しています。

タイトルとURLをコピーしました