ネットサーフィン、Youtube動画、インスタ映え写真、メルカリの出品・検索、 Amazonでの買い物など、タブレットの使い勝手の良さは抜群だと感じます。
8インチ前後タブレットは、スマホに対して1~2インチ画面が大きくなるだけですが、操作感や見え方の違いを一度味わうと、スマホとは使い分けて使用したくなるものと思います。
スマホに近く、差別化を一番意識して造られているのではないでしょうか。
スマホは、通信およびカメラ機能など進化が著しく、日常使いのキング オブ デバイスに違いありません。
ただ、そんなスマホを24時間使うよりも、自宅でゆっくりする時間は、タブレットの方が見やすくて、多くの情報を表示できてネットコンテンツを利用しやすい部分も備えています。
特に8インチタブレットは、邪魔にならない大きさが魅力です。
本記事では、8インチタブレットの多様な使い道を紹介していきます。
8インチタブレットの大きさ
代表的な8インチタブレットとして、5機種の大きさを数字を丸めて見てみると、
・幅123mm近辺 と 135mm近辺(iPad mini,Fire HD 8)
・長さ200mm近辺
・厚み6.1mm(iPad mini)~9.7mm(Fire HD 8)
・重さ300g と 355g(Fire HD 8)
となります。
平均的な大きさとして表すならば、幅123mm×長さ200mm×厚み8mm,質量300gと言ったところです。
この大きさは、大部分の人は手の平に丁度入る程度の幅です。
手の小さな人は幅を掴めない場合もあるかもしれない大きさで、片手で扱えるギリギリのサイズと言えます。
Amazon Fire HD 8 | Apple iPad mini | Lenovo Tab4 8 Plus | NEC LAVIE Tab E TE708/KAS | HUAWEI MediaPad M5 lite 8 | |
---|---|---|---|---|---|
画面サイズ | 8.0インチ | 7.9インチ | 8.0インチ | 8.0インチ | 8.0インチ |
幅mm | 137 | 134.8 | 123 | 122.6 | 122.2 |
高さmm | 202 | 203.2 | 210.6 | 198.2 | 204.2 |
厚みmm | 9.7 | 6.1 | 7.0 | 8.2 | 8.2 |
重さg | 355(WiFi) | 300.5(WiFi) 308.2(LTE) | 300(WiFi) | 305(WiFi) | 約310 (WiFi,LTE) |
8インチタブレットの使い道
どこにでも持ち歩ける手軽さ
8インチは自宅でも外出先でも使えるマルチなデバイスであることが特徴です。
スマホよりも大きいが、片手の中に入り、目立ちにくい大きさなので、自宅はもちろん、カフェでもレストランでも電車でも使用できる場所は多様です。
10インチ以上のタブレットになると、存在感が大きくなるので、私の感覚では取り出すシーンが限定されてきます。
気にしなければ何インチでも良いわけですが、感覚的には8インチが最もオールマイティーなモバイルデバイスと考えています。
モバイルデバイスと位置づけした場合には外出先での通信が必要になりますが、多くの機種にLTEモデルとWi-Fiモデルが設定されています。
外出先での使用が多い場合はLTEモデルを選んでデータ通信できるようにすると使い勝手が良くなります。
データ通信料の目安は
・月3GB:1,000円/月程度
・月20GB:2,000円/月程度
・無制限:3,000円/月程度
ただ、個々のデバイスにデータ通信SIMを装備するのも無駄になってくるので、テザリングで利用したり、できればモバイルWiFiを持つ方が利用用途も広がって便利だと思います。
データ通信容量の目安
ネットコンテンツを利用する時のデータ通信容量の目安を20GBベースで見てみると
置き場所に困らない利用
8インチタブレットの手元スペースでの使い勝手は最高です。
・お茶を飲みながらテーブル上の片隅で
・車の助手席や後部座席で
・寝転がって横になったり、うつ伏せになって
とどこで使っていても邪魔になりません。
寝る前に枕もとで音楽を聴いて、そのまま寝ても大丈夫な場合が多いでしょう。
そんな使い方には、【AmazonFire HD 8】が価格面から考えて最高です。
片手で持ったまま利用できる
片手で持ったままの利用を考えると10インチでは無理があります。
8インチタブレットは幅120mm程度であり、手の大きさにもよりますが親指と小指で持てる幅になります。
10インチタブレットは、幅170mm前後になり手の平には入らないサイズです。
ちょっと部屋を移動する時や片手を自由にしたい時など、手に持って作業することもやりやすい大きさです。
取り扱いやすい重さ
重さの点で比較しても
- 8インチタブレットは約300g
- 10インチタブレットは400g超
- iPhone 11 Pro Max(6.5インチ)は226g
この差は握力や腕力にもよるので評価が難しいのですが、8インチタブレットの300gは、ずっと持っているには辛いのですが、かと言って持って作業できない重さでもありません。
YOUTUBEでHOW TO動画を見ながら、DIYなんて用途にもジャストなサイズです。
置き場に困らず、片手でサッと取れてと便利な大きさなんです。
選べるOS
8インチ前後のタブレットには、iOS対応もAndroid対応もありますので、スマホと共通のOSに揃えるのも良いし、あえてOSを別にして違う環境でそれぞれのOS対応アプリを利用するのも良いと思います。
クラウド連携やメール連携はiOSとAndroidで共有できるものも多いのでスマホとタブレットのOSを同じにしなければいけないと言う固定観念は必要ないと考えます。
軽快でサクサク使える性能
8インチは各メーカーが力を入れているサイズなので高性能な機種が多くあります。
性能と価格は比例するところなので、どの機種がベストと言うわけではなく、使い方に合わせて性能を選定すれば良いでしょう。
音楽を聴いたり、YOUTUBEを見たりならば、【AmazonFire HD 8】はコスパ最強です。
おすすめ8インチタブレット
おすすめ8インチタブレットを5機種選定しました。
選定条件は、8インチ前後,ストレージ32B以上,RAM3GB以上の中からの選定としています。
Amazon Fire HD 8 Plus
Fire HD 8 Plus
OS: Fire OS
8 インチ
1280×800 pixels
2.0 GHz 6コア
メモリ:3GB
ストレージ容量 : 32GB/64GB
加速度センサー
環境光センサー
Fire OSは、AndroidベースのOSです。
Androidとの大きな違いは、AndroidアプリはGoogle Play ストアから入手するのに対して、Fire OS機種はAmazon アプリストアから入手する点です。
全てのAndroidアプリを利用できる訳ではありませんが、多くのアプリが利用できます。
Youtubeで動画が見れて
ネットサーフィンができて
Alexaが使えて
スマートリモコンを音声でも操作できて
VODを利用できて
とコスパのいいタブレットになっています。
【大きさ,重さ】
約 202x137x9.6mm 約 342g
幅137mmと一番広く、厚みも9.6mmと厚めですが、価格なりと思えば気になりません。
【性能】
CPUは6コア 2.0GHz と優秀でパワフルとまで言えませんが、十分な性能です。
ストレージは32/64GBの2タイプ、RAMは3GBです。
独自OSなので利用できないアプリもでてきますが、Webや動画の視聴などは快適です。
【画質】
8インチの解像度1280 x 800 (189ppi)のディスプレイを採用。Webサイトや動画視聴でも見やすい画質です。
【カメラ】
インカメラ:200万画素
アウトカメラ 500万画素
【特徴】
Webサイトやアプリを制限するキッズモデルもラインナップしています 。
鮮やかなHDディスプレイとDolby Atmosスピーカーで、動画、マンガ、ゲームなどのエンターテイメントが快適に利用できるコスパの良いデバイスです。
Apple iPad mini(2019)
iPad mini Wi-Fi 64GB
OS: iOS12
7.9 インチ
2048×1536 pixels
Apple A12 2.48 GHz 6コア
メモリ:3GB
ストレージ容量 : 64GB/256GB
加速度センサー
3軸ジャイロ
環境光センサー
デジタルコンパス
気圧計
iOSタブレットで探すと iPad miniの一択になりますが安定のデバイスなので間違いない選択でしょう。
【大きさ,重さ】
幅×高さ×厚み:134.8×203.2×6.1mm
重さ:300.5 g (Wi-Fiモデル)
縦横比は4対3としたことによるのか幅134.8mmは手の小さい人は片手の親指と小指で挟んで持てないかもしれませんが重さ約300gと扱いやすくなっており、更に厚み6.1mmは最薄クラスなので不満のないモバイルサイズと言えるでしょう。
ちなみに iPad Air(2019年)は456g(WI-FIモデル)です。
【性能】
Apple の製品はiOSでは一択なのもあって、その時代で必ず十分な性能のものを提供してくれます。
その辺が Apple の強みなので代々の製品を買い替えていけば世の中についていけるようにできています。
ストレージ容量は余裕が欲しければ246GBを選択しますが64GBでも十分な容量です。
【画質】
Retinaディスプレイは解像度が2048×1536ピクセル、画素密度が326ppiと Apple のこだわりの画像技術で見やすくて透明感を感じます。
【カメラ】
カメラ性能はバックカメラ 800万画素 F2.4 、FaceTime HDフロントカメラ 700万画素 F2.2と十分だ。iPadシリーズ全般のことであるが鮮やかな見栄えのいい発色でクッキリした写真になります。
ただし最近のスマホはカメラ性能の進化が速いので、モデルチェンジの遅いタブレットはかなわないですね。
タブレットを構えるのは少し恥ずかしい気もするので、それで良いのだと思います。
【特徴】
Apple Pencil (第一世代)に対応 、本体を片手で持ちながらスケッチが楽しめます。
Touch IDでiPad miniを簡単かつ安全にロック解除 。
Apple Pay 決済にTouch ID を使うことができる。
Lenovo Tab4 8 Plus
OS: Android 7.1
CPU: Qualcomm APQ8053(WI-FI)
Qualcomm® MSM8953 (LTE)
8コア 2.00GHz
画面:8.0 型ワイド
IPS パネル (1920×1200 ドット)
マルチタッチ対応(10 点)
ストレージ容量:64GB
メモリ: 4GB
オーディオ : ステレオスピーカー
ドルビーアトモス
microSDメディアカードリーダー
(最大128GBまで対応可能)
【大きさ,重さ】
約 210.6x123x7mm 約 300g
リチウムイオンポリマーバッテリー4850mAh内蔵
幅123mmとiPADminiよりも10mm以上小さく、厚みも7mmと薄型なのでスッキリしたスタイリッシュなデザインになってます。
【性能】
CPUはQualcomm®の8コア 2.00GHz なのでパワフルですし、ストレージは64GB、RAMも4GBと十分な容量です。多くのアプリもインストールでき、Webや動画の視聴なども快適にこなしてくれます。
【画質】
8インチのワイド画面でIPS(1920×1200)のディスプレイを採用。Webサイトの閲覧はもちろん、電子書籍やゲームなど、美しい画面で楽しむことができます。
【カメラ】
インカメラ:500万画素 固定フォーカス
アウトカメラ 800万画素 オートフォーカス
平均的なカメラ性能です。
【特徴】
Webサイトやアプリを制限するキッズモードを搭載 。
家族みんなで楽しめるマルチユーザー機能があります。
ドルビーアトモス搭載のステレオスピーカは臨場感あふれるサウンドを楽しむこができます。
NEC LAVIE Tab E TE708/KAS
OS:Android 9.0
CPU:Helio P22T 2.3GHz 8コア
RAM: 3GB/4GB
ストレージ容量 : 32GB/64GB
Wi-Fiモデルのみ
国内ブランドのAndroid端末の代表格です。
Lenovoの傘下ですが、カメラ性能が高いなど独自色を出しています。
歴史あるNECなので確りした設計で製造されている安心感もありますし、持ち歩くことを考えるとブランド名も満足感につながるところです。
【大きさ,重さ】
本体サイズ122.6×198.2×8.2mm
本体質量約305g
幅122.6mm,重さ約300gと片手で持っても使いやすいサイズなので、さっと持つのも簡単でちょっとした外出でもお供に連れていく気になります。
厚みが8.2mmと若干厚めですが手で持った時の安定感はこのくらいの厚みの方が安心感があります。
【性能】
8コアの高性能プロセッサにストレージが2種類32GBと64GBがある。
できれば64GBを選択したいところだが、アプリを多く使用しない場合は32GBで十分である。メモリもストレージ容量見合いで3GBと4GBメモリ搭載になっているので、ほとんどの場面でスムーズに利用できます。
【画質】
高解像度(1920×1200ドット) IPS液晶ディスプレイが搭載されているので画質に不満はありません。
【カメラ】
背面/アウトカメラ:1300万画素 CMOS、オートフォーカス
正面/インカメラ: 500万画素 CMOS、固定フォーカス
このクラスでは最高の1300万画素をアウトカメラに採用していて、この機種へのこだわりを感じます。
【特徴】
国内メーカならではの安心感が特徴でしょうか。
使い方からトラブル解決まで。NECならではの充実のサポート。
かんたん!LAVIE Tab for Android™
Googleアカウントの登録方法もインターネットやメールのはじめ方、電子書籍の購読方法など判りやすいガイド「LAVIEアシスト」が付いています。
HUAWEI MediaPad M5 lite 8
MediaPad M5 lite 8
Wi-Fiモデル 64GB
Androidで選ぶならHUAWEI MediaPad M5 lite 8 は最高の一台です。
価格が安くて品質が高いのでうれしい限りです。
【大きさ,重さ】
幅×高さ×厚み:122.2×204.2×8.2
重さ:約310 g
片手で扱いやすい幅122.2mmで重さも約310gなので持ち運びもし易いタブレットです。
厚みが8.2mmと若干厚めですが手で持った時の安定感はこのくらいの厚みの方が安心感があります。
【性能】
高性能な8コアCPUにRAM3GB(ROM32GBモデル)と4GB(ROM64GBモデル)がラインナップされています。
複数のアプリを使用してもRAM不足でモタモタする場面もほとんどないでしょう。
長く使うのであればLTE 64GBモデルがベストチョイスです。
【画質】
1920×1200ピクセル 、283ppiの高精細IPSディスプレイを採用し明るく発色も良く、「音と映像をどこでも気軽に楽しむ」をコンセプトにつくられているだけはあります。
1080p HD動画のストリーミング再生も可能 なのでエンターテイメントでも活躍します。
【カメラ】カメラ性能はアウトカメラ: 約1300万画素(AF)f/2.2, インカメラ: 約800万画素 (FF) f/2.0 とクラス最高性能になっています。
データ類はmicroSDカードを用意すれば最大512GBまで確保できるので保存に困ることも少ないと考えます。クラウドサービスも併用していけば不満に思うことはないでしょう。
【特徴】
顔認証によるスワイプなしで使い始められる。
位置精度はGPSとGRONAS( ロシアの人工衛星信号を利用した衛星測位システム )両信号をサポートし測位も素早く精度も向上しています。
ウェブサイトやアプリへのアクセス制限や、ブルーライトカットモード機能を搭載。
ステレオスピーカーをデュアルパワーアンプで駆動していて、臨場感ある再現を目指しておりエンターテイメントでの利用を視野につくっているのが判ります。
8インチタブレット比較表
選定条件:8インチ前後,ストレージ32B以上,RAM3GB以上
まとめ
今回おすすめした8インチタブレットの大きさ平均は、幅128mm×長さ204mm×厚み8mm,質量315gでした。
どの機種も片手で扱える大きさで多様な使い道を生み出してくれます。
SIM対応の機種はデータSIMで外出先でも利用できる。
テザリングも可能だが、モバイルWiFiがあれば最高。
性能も多様なので自分に合った丁度良いコスパのものを見つけられます。
その中で一台おすすめするならコスパ最高の【Amazon Fire HD 8】になってきます。
8インチはメインのデバイスにはなりにくいので、スペックを追い求めてコストをどこまでかけられるかの選択だと考えます。