ネットワークカメラには人感センサー内蔵のものが多くあります。
常時見るよりもセンサーが検知した時に、映像を確認したい方も多いのではないでしょうか。
筆者は、高齢者と同居しており、部屋から出た時に検知して映像を確認できるようにしたいと思いました。
SwitchBot(スイッチボット)屋内カメラ・見守りカメラ(以下、SwitchBot屋内カメラ)を設置し、動体を検出した時にアマゾンEcho Showで映像を見られるようにしました。
実行面では、カメラのセンサーが動体を検出してから映像が映るまで数秒かかったため、SwitchBot人感センサーを追加し、検知位置をカメラから離して対応しました。
本記事では、「ネットワークカメラで自動検知して映像を映す方法」を以下の内容を実行したので紹介します。
[利用した機器]
SwitchBot屋内カメラ
SwitchBot人感センサー
アマゾンEcho Show
[実行したこと]
・SwitchBot屋内カメラで動体検出した時に自動的にアマゾンEcho Showにカメラ映像を映す
・SwitchBot人感センサーで動体検出した時に自動的にアマゾンEcho Showにカメラ映像を映す
SwitchBot屋内カメラの設置、設定について
SwitchBot屋内カメラの導入方法、アレクサとの連携方法については、関連記事で紹介しているので興味があれば確認していただければと思います。
SwitchBot屋内カメラで動体検出した時に自動的にアマゾンEcho Showにカメラ映像を映す方法
SwitchBot屋内カメラで動体検出した時に自動的にアマゾンEcho Showにカメラ映像を映す時は、アレクサアプリの定型アクションを利用します。
手順は次の通りです。
[説明図1]
1)アレクサアプリを起動
2)「その他」→「定型アクション」と順にタップ
3)定型アクション画面で「+」をタップ
[説明図2]
4)新しい定型アクション画面で「実行条件を追加」をタップ
5)実行条件を設定画面で「スマートホーム」をタップ
6)デバイスを選択画面で「屋内カメラ」をタップ
7)屋内カメラ画面で「検出されたとき」→「次へ」をタップ
8)新しい定型アクション画面で「アクションを追加」をタップ
9)新規画面で「カスタム」を追加
10)カスタム画面で「アレクサにリクエストする内容を入力」に”カメラを見せて”と入力→「次へ」をタップ
11)新しい定型アクション画面で「デバイスを選択」をタップ
12)応答するデバイス画面で「Echo Show」を選択
13)新しい定型アクション画面で「保存」をタップ
画面指示に従って進められますが、要点部のみ説明を図解しておきます。
[説明図1]
[説明図2]
自動的にカメラ映像をアマゾンEcho Showに映した結果
SwitchBot屋内カメラの映像をアマゾンEcho Showに映す過程は、
センサーが動体を検出→通信→アレクサが指示→Echo Showが実行
となり、手順を追って実行するため、実際に映像が映る時には、検知時点からタイムラグが発生してしまいます。
時には、うまく機能しなくて、映らない場合もあります。
映らないケースについては、原因追求が困難なので、ここでは解決できませんが、タイムラグについては、検出位置を遠くにすれば良い可能性があります。
このタイムラグは、ほとんどのネットカメラで発生するもので、通信環境や状況によってタイムラグも長短します。
筆者の環境では、検知が認識され、映像が映るまで7秒程度かかります。
よって、検知対象の動く速さによっては、何をしても間に合わない場合があるということです。
それでも、高齢者の見守り時のように検出したい対象の動きが遅い場合は、十分な役割を果たします。
SwitchBot人感センサーで動体検出した時に自動的にアマゾンEcho Showにカメラ映像を映す方法
SwitchBot人感センサーで動体検出した時に自動的にアマゾンEcho Showにカメラ映像を映す方法は、条件をカメラの動体検出ではなく、人感センサーの検出に置き換えることで対応できます。
アマゾンEcho ShowやApple Watchにお知らせ
SwitchBot人感センサーで動体検出した時に自動的にアマゾンEcho Showにカメラ映像を映すまでの手順を説明しましたが、もう一つ追加で、SwitchBot人感センサーで動体検出した時にお知らせがあると便利かもしれません。
SwitchBot人感センサーで動体検出した時に次のお知らせを設定できます。
アマゾンEcho Show:「誰かいるみたいですよ」と音声でお知らせ
Apple Watch:時計画面に「人感センサー検出の通知」を表示
SwitchBot屋内カメラの概要
SwitchBot屋内カメラは、広角レンズを使用したHDカメラを搭載しています。
軽量で設置し易く、思った画角で撮影でき、高画質な映像を送信してくれます。
まとめ
SwitchBot屋内カメラは、カメラ自体に動体検出機能を持っており、録画する機能も備えています。
しかし、検出した動体をカメラで見る際に、通信等のタイムラグが起きるため、何らかの工夫をしないと映らない可能性があります。
今回は、高齢者を見守るため、人感センサーを追加して、検出位置を最適な場所に設定することで、実用できるようになりました。
思いつけば、簡単に試すことができるので、もっと良い活用事例があれば紹介していきたいと思います。