スマートホームで利用するデバイスは、同じアプリを使うのが一番連携しやすいのですが、違うメーカーのデバイスを連携させる時はIFTTTを利用します。
今回は、スマートプラグ同士およびスマートプラグと指ロボットの連携操作について、スマートプラグアプリ(Smart Life)とIFTTTを使い分けて実行してみました。
実行内容は
- ゴウサンド(Gosund) スマートプラグAがオンしたら、ゴウサンド(Gosund) スマートプラグBが10秒後にオンする。
- ゴウサンド(Gosund) スマートプラグAがオンしたら、SwitchBot指ロボットがオンする。
の2つです。
アプリ(Smart Life)で連携:スマートプラグ同士
ゴウサンド(Gosund)スマートプラグAがオンしたら、ゴウサンド(Gosund)スマートプラグBが10秒後にオンするようにスマートライフ(Smart Life)アプリを設定してみます。
Smart Lifeアプリの自動化設定を使用します。
自動化の詳細は参考記事で紹介しています。
Smart Lifeアプリを設定
Smart Lifeアプリで設定します。
自動化条件の設定で『スマートプラグAがオンした時』を設定します。
タスク(何をするのか)にタイマー10秒を設定します。
タスクを追加して、デバイスの実行から『スマートプラグBをオン』を設定します。
これでスマートプラグAをオンしたら、10秒後にスマートプラグBをオンにする設定が完了しました。
IFTTTで連携:スマートプラグと指ロボット
ゴウサンド(Gosund)スマートプラグAがオンしたら、スイッチボット(SwitchBot)指ロボットがオンするように設定します。
ゴウサンド(Gosund)とスイッチボットはアプリが違うので【IFTTT】を利用します。
IFTTTを設定する
使うのはIFTTT(無料版)です。
※IFTTTのインストールは完了している前提です。
【If This】で実行条件を設定します。
【Smart Life】を選んで、デバイスがオンした時を選びます。
デバイス選択で【プラグA】を選択すれば、スマートプラグAがオンした時の実行条件になります。
次に【Then That】からSwitchBotを選んで【Bot turn on】を選びます。
Botも選択画面がでるので動作させる指ロボットを選択します。
Smart LifeアプリとIFTTTで連携操作した結果
上記で作成した設定2パターンを実行してみました。
『スマートプラグAがオンしたら、スマートプラグBが10秒後にオン』では、スマートプラグAのスイッチを手動で押してオンすると、スマートプラグBが10秒後にオンできました。
この設定では、スマホで条件が整ったことを検知し、スマホで実行を指示しているので遅延がほとんどありません。
『スマートプラグAがオンしたら、指ロボットがオン』では、スマートプラグAがオンしたら、直ぐに指ロボットがオンしても良い設定にしていますが、実行ではスマートプラグAがオンしてから、指ロボットがオンするまでに15秒から5分程度の遅延がでました。
IFTTTの制御がスマホ内部ではなくクラウド上で実行している関係と考えます。
アプリの特徴を理解して使っていく必要があります。
まとめ
Smart LifeとIFTTTともに設定した連携操作が実行できました。
スマートプラグ同士ではSmart Lifeを使った連携で遅延の少ない安定した操作が可能でした。一方スマートプラグとSwitch Bot 指ロボットはIFTTTで操作可能ですが遅延があることが判りました。
また、ゴウサンド(Gosund) スマートプラグをスイッチに使って他のスマートデバイスを連携操作できたことより、Gosundスマートプラグが実行条件のスイッチになることを確認できました。
今回はスマートプラグを手動でオンしましたが、電圧や電流,電力量などもゴウサンド(Gosund) スマートプラグで検出できる条件になります。これをヒントにスマートプラグの活用範囲を広げたいと思います。