便利なノズルで使いやすい乾湿両用バキュームクリーナーStanley(スタンレー)SL18957P-5

ガレージ・車
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バキュームクリーナーは、乾燥ゴミ,湿気ゴミ,液体(基本:水)の吸い込みはもちろんですが、ブロア機能を持っているものもあり、多用途に対応するとともに、タフな吸引力が求められます。

今回ガレージで使用するバキュームクリーナーとしてStanley(スタンレー) 業務用掃除機 SL18957P-5を使用してみたので、機能および利用状況や感想を紹介していきます。

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バキュームクリーナーの利用目的

Stanley(スタンレー) 業務用掃除機 SL18957P-5の主な利用目的は、

①日曜大工での木材加工屑の清掃
②ガレージ内の清掃
③車内の清掃

です。

日曜大工での木材加工屑の清掃

DIYでは、木材をノコギリで切断した細かな木くずから木片まで加工に伴い多量の屑が散乱してしまいます。

効率的に清掃しないと、作業がやり難くなるばかりになってしまいます。
この木くずを吸い取ってくれる吸引力と機動力そして容量のあるものが必要でした。

ガレージ内の清掃

ガレージ内には砂汚れを中心にゴリゴリしたゴミも多いので、ゴミの重さもあり吸引力は重要です。
また、隅々の清掃を考えると、付属アタッチメントが多彩になものが使いやすくなってきます。

また、北国のガレージでは冬になると車に付着した雪をガレージに持ち込んだり、雨の日も多いので、ガレージの床に水たまりができることもあるので水分を吸い取れると便利になります。

車内の清掃

車内の清掃については、車の周囲を持ちまわるため軽量で持ち運びしやすい物で、ホースに接続できる短いノズルが付属しているものを考えました。

将来的には延長ホースを作るなどにより、持ち運びの頻度を減らせるようにしていきたいとも思います。

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Stanley(スタンレー)SL18957P-5の機能

Stanley(スタンレー)SL18957P-5の主な仕様を示します。

電源:AC 100V 50/60Hz
定格消費電力:1000W/660W(強/弱モード)
最大風量:2.4㎥/分/1.9㎥/分(強/弱モード)
最大真空度:19kPa/11kPa(強/弱モード)
吸込み仕事率:284W/120W(強/弱モード)
騒音レベル:70db
本体サイズmm:幅351×奥行360×高さ430
重量:5.1kg
コード長:5m
容量:15L
乾湿両用:OK
ブロア機能:なし

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Stanley(スタンレー)SL18957P-5の付属品

本体
紙パック
カートリッジフィルター
スポンジフィルター
ホース
フロアブラシ
3WAYノズル
フロアノズル
延長管
ガルバーノズル
丸ブラシ
アクセサリーバック

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紙パック,フィルターのセッティング

Stanley(スタンレー)SL18957P-5は乾燥ゴミと湿気ゴミの吸引ができる乾湿両用バキュームクリーナーです。

乾燥ゴミ用カートリッジフィルターとと湿気ゴミ用スポンジフィルターが付属していて、利用するシーンによって交換が必要です。

乾燥ゴミ用カートリッジフィルターと紙パック

乾燥ゴミを吸引する時は、モータ部にカートリッジフィルターを設置します。

本体蓋内部のモータ部

本体蓋内部のモータ部

カートリッジフィルター

カートリッジフィルター

フィルター取り付け後
(フィルター蓋は外してありますが、取り付け必要です)

カートリッジフィルターを取り付けていれば、紙パックが無くても、モータが保護されるので、そのままゴミを吸引しても良いのですが、細かなゴミではフィルターの目詰まりが発生します。

都度フィルターを清掃するのは面倒なので紙パックを付けて使用しています。

乾燥ゴミが主なので、フィルターの目詰まりを気にせず吸引を継続できるのが紙パックの利点です。
大型の紙パックなので直ぐに一杯になることもないので煩わしさがありません。

紙パック

紙パック

吸込み口に紙パックを取り付け

吸込み口に紙パックを取り付け

ホース取り付け孔から見て紙パックが確り取り付いているかを確認できます

ホース取り付け孔から見て紙パックが確り取り付いているかを確認できます

湿気ゴミ用スポンジフィルター

湿気のあるゴミや水分を吸引する時は、カートリッジフィルターを外して、スポンジフィルターを取り付けます。

湿気ゴミ用スポンジフィルター
湿気ゴミ用スポンジフィルター

液体を吸引した時にタンクが一杯になるとモーターが水没するのでフロート弁が付いています。

モータカバー内にフロート球が入っていて、液体が増えると浮き上がりモータの口を塞いでくれます。

モータカバー
(横向きにしてます)

モータカバー(横向きにしてます)

カバー内のフロート球

カバー内のフロート球

蓋裏から5cm程度でフロート球が目一杯持ち上がってモータ口を閉止するようです。

蓋裏から5cm程度でフロート球が目一杯持ち上がってモータ口を閉止するようです。

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種類豊富な付属ノズル

Stanley(スタンレー) SL18957P-5は、5種類のノズルが付属していています。

①フロアブラシ:カーペット・フローリングなど室内の床
②3 Wayノズル:スキマノズル,吸水ノズル,ブラシノズルの3Way-隙間や端など細かい場所
③丸ブラシ:隙間や端など細かい場所
④ガルパーノズル:屋外の使用または湿ったゴミや液体
⑤フロアノズル:屋外の使用または湿ったゴミや液体

①フロアブラシ

フロアブラシは、カーペット・フローリングなど室内の床用となっています。

使用先はコンクリート床なので、ブラシを突き出した状態で使用しています。

ブラシの突き出し分がブラシ面が浮く状態になりますが、吸引強弱によらず、吸い付くようにゴミを吸引してくれます。

広範囲のフラット部を掃除するならば、フロアブラシが一番効率的なブラシになります。

フロアブラシ上面
※下面のブラシの出し入れを上面のレバーで切り替えします

フロアブラシ上面※下面のブラシの出し入れを上面のレバーで切り替えします

フロアブラシ下面
※黒いブラシが出た状態です

フロアブラシ下面※黒いブラシが出た状態です

フロアブラシ下面アップ

フロアブラシ下面アップ

②3Wayノズル

3Wayノズルは、木屑の集塵で一番使用しています。

スキマノズルと吸水ノズルとブラシノズルを切り替えできる3Wayになっていて、局部的なゴミを吸い取るのに向いています。

1Wayスキマノズル

1Wayスキマノズル

2Wayノズル
上写真:吸水ノズル
下写真:ブラシノズル

2Wayノズル吸水ノズル
2Wayノズルブラシノズル

1Wayスキマノズルと2Wayノズルを合体させた状態

1Wayスキマノズルと2Wayノズルを合体させた状態
1Wayスキマノズルと2Wayノズルを合体させた状態

③丸ブラシ

丸ブラシは、3Wayノズルと同様に隙間や端など細かい場所で使用します。

3Wayノズルに比べて、丸ブラシは吸引範囲が広いので、掃除する部分に合わせて使い分けています。

丸ブラシ

丸ブラシ

丸ブラシの毛足部のアップ

丸ブラシの毛足部のアップ

④ガルパーノズル

ガルパーノズルは、屋外の使用または湿ったゴミや液体と利用範囲が広いブラシですが、ブラシの間口が小さく、吸い込み面がプラスチック単体のハードタイプで密着させやすい構造になっていて、多めの液体を吸込むために使用する場合に重宝するノズルです。

吸込み面を摩耗させない方が良さそうな形状なので、柔らかい面に使用する場合や液体吸い込みにします。

ガルパーノズル上面

ガルパーノズル上面

ガルパーノズル吸込み面

ガルパーノズル吸込み面

ガルパーノズルと延長管

ガルパーノズルと延長管

⑤フロアノズル

フロアノズルは、屋外の使用または湿ったゴミや液体での使用に利用できます。

ガルパーノズルと同様な利用場所になりますが、ノズル下面がハードタイプなのに対して、フロアノズルはスクレーパー状のゴムとブラシで構成されているので、液体単体と言うよりは、湿気ゴミをかき集めながら吸込むためのノズルだと言えます。

フロアノズル上面

フロアノズル上面

フロアノズル下面

フロアノズル下面

フロアノズル下面アップ

フロアノズル下面アップ

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伸縮できる延長管

延長管は、ホースとノズルの間に挟んで接続して使用します。
身体から離して手の届かない場所でノズル先を操作するのに便利です。

延長管は金属製で強度があり、清潔感を引き立てています。
延長管の全長は48cm~78cmに可変でき、2cm刻みにスリットが付いていてカチカチッと確り約30cmの伸縮調節ができます。

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比較的硬めのホース

ホース長は1.8mです。
比較的硬めで小曲もしないので、ホースの反発により取り回しにモタツク時もありますが、結構大きなゴミでも吸い取りたいところなので、小曲しない事でゴミの通りが良いように感じています。

持ち手付近に吸い込み力を調整できる逃がし孔があり、孔の開閉を指で操作できるようになっています。
調整範囲はそれほど広いとは言えませんが、モータの強弱が切替できる上で、手動で微調整できるわけで、細かな配慮だと感じます。

ホースと延長管

ホースと延長管

吸込み調節孔

吸込み調節孔

ホースと3wayノズル

ホースと3wayノズル

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デザインも良い軽量な本体

本体はタンク部と蓋部の2分割になっていて側面のロックレバーで付け外しします。
蓋部に付いている持ち手は、バランスが良いので持ち運びも軽々といけます。

モータの停止・強弱運転スイッチはシーソー式の大型スイッチが付いています。

シーソーの中央が停止で左右が強弱なので、とても分かり易く、操作もし易いスイッチです。

スイッチの操作感は軽めなので、何かの拍子にノズルが触れると起動してしまったりするので注意して使っています。

タンク部の下面にキャスターが付いていますが、軽量キャスターなので強固な作りとは言いかねます。
ただし、本体は5kg台と軽量なのでプライベートなDIY用途であれば十分だと思います。

本体全体

本体全体

本体蓋部(持ち手,スイッチ)

本体蓋部(持ち手,スイッチ)

下部キャスター

下部キャスター

側面の蓋ロックレバー

側面の蓋ロックレバー

本体背面の収納ホルダー

本体背面にノズル/ブラシ,延長管,ケーブルをまとめておける付属ホルダーを取り付けできます。

使い方は工夫次第でしょうが、3Wayノズルと丸ブラシ,延長管+フロアブラシを常設して、残りのノズルは、付属のメッシュアクセサリーバックに入れて保管しています。

収納ホルダー

収納ホルダー

3wayノズル,ガルパーノズル,延長管+フロアブラシを収納

3wayノズル,ガルパーノズル,延長管+フロアブラシを収納

ケーブル収納時

ケーブル収納時

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Stanley(スタンレー)SL18957P-5使用状況

Stanley(スタンレー) 業務用掃除機 SL18957P-5の使用状況について
(1)吸引力
(2)ノズルの使い勝手
(3)機動性
(4)メンテナンス
(5)改良してほしい点
でまとめてみます。

吸引力

吸込力を切り替えでき、284Wの強モード、120Wの弱モードになっています。
使用頻度は弱モードが8割程度だと思います。

弱モードの方が騒音が少なくてストレスを感じにくいから自然に使用している部分もありますが、実力として弱モードで吸い取れない物が無いからです。

ガレージのコンクリート床でフロアブラシを使用すると吸い付く力が強くて、ブラシを通した部分が一回で確りと清掃出来るので、あっという間にゴミの無い床になってしまいます。

紙パックの使用も正解でした。
連続して使える時間が無限化し、隅から隅まで強力な吸引力で清掃できます。

ノズルの使い勝手

5種類のノズルが付属しているので不足は無い状況です。

①フロアブラシ
・・・絨毯やカーペット、床等の掃除

②フロアノズル
・・・床や湿った場所の掃除

③ガルパーノズル
・・・液体の吸引

④3wayノズル・⑤丸ブラシ
・・・隙間や端など細かい場所の掃除

一番利用するのは3wayノズルのブラシノズルです。
部分的なゴミをサッと吸い取るのに便利です。

DIYの途中はブラシノズルを横付けで、ちょくちょく掃除し、作業が終わって全体を掃除する時にフロアブラシを使用します。

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高い機動性

持ち運びでは、5kg台と軽量なので軽快ですが、少し邪魔に感じるのは曲がりにくいホースになります。
ホースは延長管に付けたまま、収納ホルダーに延長管を取り付けておけば、良いように感じています。

また、掃除中の機動性では、弾力のあるホースにより?、ホース毎ちょっと引っ張るだけで動いてくれます。
延長管をホルダーに立てた状態でも不安定にならないので、平坦なフロア等では問題ない機動力です。

メンテナンス

メンテナンスとしては、ゴミの捨てやすさですが、紙パックを使用していて、まだまだ余裕があるので評価できません。

今の使用状況であれば半年くらいは持つように思います。

紙パックの入手が決まっていないので、代用できそうなものがないかも含め、探しているところです。
進展があれば、追記します。

改良してほしい点

改良を希望する個所としては、

1)起動スイッチ

起動スイッチが軽くて、ホースやノズルが当たるだけで入ってしまうので、少し硬めのスイッチでも良いように思います。

シーソスイッチはとても使いやすいので、軽さの原因がシーソースイッチである限り改善できないのであれば、シーソースイッチのままで良いとも思います。

2)紙パック

紙パックの嵌め込みに力がいるので、付け外しを簡単にして欲しいと思います。

乾湿の使用切替で紙パックを取り外し・取り付けをしますが、グッと確り嵌め込まないといけません。
簡単に付け外しできれば、使用しやすいと感じます。

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まとめ

ガレージで使用するクリーナーは、家庭用クリーナーとは違う分類で存在するタフなクリーナーでなければなりませんが、Stanley(スタンレー)SL18957P-5の見た目は、業務用と言うほどの厳つさのないすっきりしたデザインで存在感は抜群です。

性能については、個人のガレージで使用するには不足するはずもなく、強力な吸引力と大型タンクにより、好きなタイミングでサクサクとゴミを吸い取ってくれるので作業が捗りますし、掃除した後のスッキリ感は本当に爽快です。

今後も、このクリーナーを使い込んでいき、更なるレビューができればと思います。

>>乾湿両用クリーナーを探す

他メーカーのクリーナーとの比較はこちらにまとめましたので参照してください。

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バキュームクリーナー比較表

メーカー
型式
目安の
販売価格
タンク容量乾湿フィルター
交換要否
吸込仕事率
強モード
吸込仕事率
弱モード
定格消費電力最大風量最大真空度騒音レベル電源コード長ホース長さ本体サイズ
幅×奥×高(mm)
重量
Stanley(スタンレー)
SL18957P-5
15千円15L乾湿別
交換要
284W120WAC100V 50/60Hz
1000W/660W
(強/弱モード)
2.4m3/min19kPa70db約5m1.8m351×360×4305.1kg
ミナト
MPV-201
9千円20L乾湿共用
交換不要
200WAC100V 50/60Hz
1,2000W
1.5±0.1m3/min17±1.0kPa78±2dB10m2m350×380×5308.5kg
パオック(PAOCK) 
NVC-20L
12千円20L乾湿共用
交換不要
200WAC100V 50/60Hz
1,200W
1.9m3/min約19kPa72db4m1.5m360×360×5305.7kg
デウォルト(DEWALT) 
DXV23PJ
15千円23L乾湿共用
交換不要
150WAC100V 50/60Hz
1,100W
2.5m3/min12.5kPa70db5m2.1m421×421×5266.7kg
リョービ(RYOBI)
VC-1150
13千円乾燥 15L
液体 12L
乾湿別
交換要
280WAC100V 50/60Hz
1,150W
3m3/min25kPa不明5m1.8m350×345×4356.5kg

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