ホンダN-BOXのエンジンオイル交換をパルスター (PALSTAR) オイルチェンジャーでやってみたのでレビューします。
5分程度でエンジンオイルを抜き取れるなんて、ちょっと感動しました!
オイルチェンジャーがあれば、オイル交換で汚れることもなくなりそうで、自分でオイル交換するのも悪くないと感じました。
利用したのは、パルスター (PALSTAR) オイルチェンジャー(0470054) 5.5Lです。
パルスター (PALSTAR) オイルチェンジャーでのオイル交換実施
自動車のエンジンオイルを交換するとなると車体の下にもぐって、ドレンプラグを外すと、オイルがドピャーっと出てくるイメージですが、今回使用したパルスター (PALSTAR) オイルチェンジャーなら、車体の下をのぞく事すら必要ありません。
エンジンオイルフィルターを取り替えるとなると、車体下に入る必要がありますが、一般的に2回に1回のオイル交換ではフィルターは交換しないと思います。
今回オイル交換に使用したのは、パルスター (PALSTAR) オイルチェンジャー(0470054) 5.5Lです。
パルスター (PALSTAR) オイルチェンジャー 5.5Lの概要
パルスター (PALSTAR) オイルチェンジャー(0470054) 5.5Lは、オイルの抜き取り容量が5.5Lとなっています。
大方の車なら5.5Lで十分な容量でしょう。
もし足りない場合は、大型のものを購入するのも良いのですが、一旦途中で止めてオイルを別の容器に移してから再度抜き取るなんてことも簡単に出来てしまいます。
注意点としては、エンジンのオイルレベルゲージ入口穴から底までが深すぎると吸込ノズルが届きません。
目安としては、自動車のオイルレベルゲージの挿入長さが63cm未満であれば、使用可能だと判断できます。
パルスター オイルチェンジャー(0470054) 5.5L【製品構成】
5.5Lのタンクに上下の蓋が付いていて、円筒状に立てて使用します。
上蓋には、「オイル抜き取り用のホース接続口」と「T字ハンドル(ピストン動作させる)」,「排圧開放用栓(負圧を開放して吸引を止める栓)」,「吸引ノズル収納穴」が付いています。
本体タンク側面には、吸引したオイルの容量が確認できるように目盛りが記してあります。
0.5L単位ですが、凡その抜き取りオイル容量を推定できます。
円筒上の本体で、上部に自転車の空気入れのようにピストン動作させるT字ハンドルが付いています。
ハンドル高さが、地上50cm程度の位置になるので、ピストン動作させやすい体制で使用できます。
パルスター (PALSTAR) オイルチェンジャー 5.5Lの使い方
パルスター (PALSTAR) オイルチェンジャー(0470054) 5.5Lの使い方は、以下の手順になります。
・オイルチェンジャー本体にホースおよびノズルを接続
・自動車のエンジンオイルレベルゲージを外す
・エンジンオイルレベルゲージ穴にオイルチェンジャーのノズルを挿し込む
・オイルチェンジャーのT字ハンドルをピストン動作する
・オイルがホースを通って抜け出す
・最後までオイルが抜けたらノズルを抜き取る
となります。
後は、新しいオイルを入れて、抜き取ったオイルを廃棄します。
パルスター オイルチェンジャー本体にホースおよびノズルを接続
パルスター (PALSTAR) オイルチェンジャー 5.5Lは、オイルを誘導するメインホースを接続し、その先端にエンジン内部に挿入する硬質チューブの吸引ノズルを接続します。
吸引ノズルは、外径9.5mm×40cmと外径6mm×70cmの2本が付属しています。
どちらを使用しても良いのですが、自動車のエンジンオイル用レベルゲージよりも長くないとオイルが抜けないので注意が必要です。
自動車のエンジンオイルレベルゲージを外す
自動車のエンジンオイル レベルゲージを外して、オイルチェンジャーのノズルを挿入します。
オイル注入口ではないので注意してください。
オイルチェンジャーのT字ハンドルをピストン動作する
手動でT字ハンドルをポンピングするとタンク内が負圧になってホースからエンジンオイルを吸い出し始めます。
ホース内がオイルで充満するとポンピングしなくてもサイフォンの原理で勝手に吸い出してくれます。
パルスター (PALSTAR) オイルチェンジャー 5.5Lでのエンジンオイルの抜き取り状況
パルスター (PALSTAR) オイルチェンジャー 5.5Lを使用して、オイルレベルゲージ穴からノズルを入れて簡単にエンジンオイルを抜き取ることができました。
N-BOXのオイルレベルゲージ棒の長さは約50cmで、オイルチェンジャーのホース長さは約72cmです。
N-BOXは、エンジンオイル量が規定量で2.4リットル(オイルフィルター交換時2.6リットル)となっていて、抜き取りできたオイル量はオイルチェンジャーのタンク目盛りで見ると約2.25リットルとなりました。
パルスター (PALSTAR) オイルチェンジャー 5.5Lで抜き取りに要した時間は約4.5分です。
パルスター (PALSTAR) オイルチェンジャー 5.5Lを使った抜き取り状況は動画を見てください。
オイルフィルターの交換
今回はオイルフィルターの交換作業も実施しました。
オイルフィルターをエーモン フィルターレンチで緩めます。
少し緩んだらオイルフィルターを手で回して外します。
オイルフィルターが緩むと取り付け部からオイルが漏れて出てきました。
オイルフィルターを取り外し終わったら、周辺を綺麗に拭き取って、新しいオイルフィルターのOリングにオイルを塗って取り付けます。
出てきたオイルはオイルパン底2mm程度だったので、残っていたオイルは200cc程度だと推定できます。
オイルフィルター内部のオイルなので、オイルチェンジャーで抜けたオイル容量は適正だったと推測できます。
新しいエンジンオイルの入れ方
オイルフィルターの取り付けが完了したら、エンジンオイルを入れます。
エンジン上部のオイル注入口からオイルジョッキで計測した約2.6ℓを入れます。
油量をチェック
エンジンオイルの注入量の良否は、オイルレベルゲージで確認します。
オイルレベルゲージの上限から下限の間になっていることを確認します。
エンジンを起動して測定する場合は、停止後直ぐにオイルレベルゲージで測定すると少なくなるので、エンジン起動後は5分程度時間を置いて測定します。
エンジンオイルの処理方法
古いエンジンオイルは、 廃油処理材(エーモン(amon) 新型ポイパック 4.5L)に写して吸収させて廃棄しました。
廃棄方法は自治体によって違うとのこと、廃油処理材を使用しなくても廃油処理場(再生油加工している)に引き取ってもらうこともできるかもしれません。
この後のオイル交換で、オイルをトイレットペーパーで吸い取れるのか試したところ、2.5L程度のオイルを5ロールのトイレットペーパーで吸収できることが判りました。
オイルを入れた容器にトイレットペーパーを浸して、1晩経つと下の写真のようにトイレットペーパーが吸収してくれます。
トイレットペーパー1ロールあたり、0.5Lなので計算しやすいです。
N-BOXのエンジンオイル交換の概要
今回オイル交換の題材としたN-BOXのエンジンオイル交換周期は
・オイル交換:5,000 km毎
・オイルフィルター交換:10,000 km毎
が基本となっています。
毎回エンジンオイルを交換しますが、オイルフィルターは2回に1回交換です。
エンジンオイルの推奨銘柄は
ウルトラ LEO , ウルトラ LTD
粘度 0W-20 または5W-30
エンジンオイル交換量は、
・オイルのみ 2.4 L
・オイルとオイルフィルター交換 2.6 L
です。
N-BOXのエンジンオイル交換に準備したもの
N-BOXのエンジンオイル交換に際して準備したものは以下になります。
エンジンオイル
N-BOXは、もう少し柔らかい0W-20でも良いです。
安売りしていたので、カストロールの名前で買いました。
継続してオイル交換するのなら、トヨタ純正 モーターオイル 0w-20 SP/GF-6A 全合成油 20Lの方がコスパが良いと思います。
オイルフィルター
メーカー純正品ではありませんが、同等品として実績のあるオイルフィルターメーカーの製品です。
ドレンパッキン(今回使用せず)
ホンダ用 M14 [サイズ:外径22mm×内径14.2mm×厚さ2mm]
オイルジョッキ
ホースの長いジョッキで、エンジンオイル注入口にホース先端を突っ込んでからジョッキを傾ければ良いので、オイルをこぼす心配がない優れものです。
オイルフィルターレンチ
廃油処理材
各種工具類
ドライバー,メガネレンチ,ラチェットハンドル差込角 9.5mm ,エクステンションバー100mm,油圧ジャッキ,油受け, 耐油手袋(ゴム手)等
まとめ
ホンダN-BOXカスタムのエンジンオイルをパルスター (PALSTAR) オイルチェンジャー 5.5Lを使って交換しました。
ドレンプラグを外すことなく、5分程度でオイルを抜き取ることができました。
オイルフィルターを交換しない時は、オイルを抜いて/入れるだけなので、10分程度で作業が終わりそうです。
これからのオイル交換作業でパルスター (PALSTAR) オイルチェンジャー 5.5Lが活躍してくれることは間違いありません。