春と秋にはタイヤ交換が必須な方も多いと思います。
パンタグラフ式のメカジャッキだとクルクル回すのが面倒で結構重労働です。
CX8(CX5なども同じ)は車重があって車高が高いので、メカジャッキでは上げる時も下げる時も力が必要で、不安定な気もするので、緊急時以外は油圧式ジャッキの利用がおすすめです。
2シーズン油圧ジャッキでタイヤ交換してきた感想とタイプ別のおすすめの油圧ジャッキを紹介します。
タイヤ交換に利用する油圧ジャッキ
タイヤ交換に使用するジャッキには
が主なものになります。
他にもボトル型油圧ジャッキなどもありますが、油圧式フロアジャッキが簡単にジャッキアップ/ダウンができて便利です。
CX8のタイヤ交換使用した油圧ジャッキ
タイヤ交換用ジャッキの中で一番のおすすめは、油圧ジャッキ(以下ジャッキも同義とします)です。
頑丈で安定感が高く、CX8などの2t超クラスの車重の自家用車でも安心です。
使用しているジャッキは
エマーソン 油圧フロアジャッキ3t EM-514 SG規格適合品
になります。
ジャッキの総重量は16.45kgですが、狭いガレージでも利用しやすい油圧ジャッキです。
最高位置が435mmまで上がり、耐荷重が3tあるので、CX8などのSUVでも問題のない仕様です。
取り回しで便利な持ち手付き
油圧フロアジャッキEM514には専用の持ち手が付いています。
【総重量】は16.45kgなので、ジャッキの中では軽い部類です。
ただし、軽々持ち回りできる重さではないと思います。
ジャッキハンドルの反対の重心近くに持ち手が付いていて、持ち手とジャッキハンドルを持つと楽々持ち上げることができるようになっています。
移動時には、持ち手を持つことで取り回しがとても楽になります。
タイヤ交換では4輪をぐるりと回る時にジャッキの移動が大変な作業に感じますが、持ち手のおかげで大分楽になっています。
ジャッキアップ高さが丁度いい
CX8はジャッキアップポイントがフロアから約260mmの高さにあります。
油圧フロアジャッキEM514のジャッキ最低位置が135mmで最高位置が435mmなので、タイヤ交換に丁度いいストローク範囲になっています。
ジャッキアップ後の高さは約380mmでタイヤ交換が可能なので、まだ余裕があって安心です。
ジャッキアップ時は安定感があるので、そのまま交換していますが、不安を感じることはありません。
ジャッキのパワー
ジャッキアップ時にジャッキハンドルをストロークしますが、大した力は要りません。
上がっていく速度が速いわけではありませんが、車重(2t弱)に対してパワーは十分にあるので、軽々車が持ち上がっていきます。
油圧ジャッキのメンテナンス
2シーズン使用した段階では、特段のメンテンナンスは必要ありません。
今後、作動油が減ってくるかもしれませんので給油用のオイルを準備してあります。
作動油が減るとストローク量が減少して、ジャッキ最高位置が低くなってきます。
油圧フロアジャッキEM514の先端アダプタ
先端アダプタがあると車を傷付けないので安心です。
その他自動車タイプ別おすすめ油圧ジャッキ
CX8では、油圧フロアジャッキEM514を使用しましたが、自動車のタイプに合わせて油圧ジャッキを選定すれば良いと思います。
自動車タイプに分けて、おすすめの油圧ジャッキを紹介します。
軽自動車からコンパクトカー
エマーソン 油圧式ハイリフトジャッキ2.25t EM-227は、軽自動車やコンパクトカーで使いやすい軽量タイプのジャッキです。
軽自動車からミニバン
エマーソン 油圧式ハイパワージャッキ3t EM-517は、基本的にEM514と同じですが、最高位置を高くできるアダプターが付いているモデルです。
アダプター使用時は、最低位258mm~最高位558mmが得られます。
軽自動車からRV
エマーソン 油圧式ガレージジャッキEM-500は、最低位150mm~最高位500mmの350mmのロングストロークジャッキです。
大概のRV・大型車に対応できるジャッキです。
支持台がラバーコーティングされていて車を傷つけないようになっています。
重さは約39kgとどっしりしているので安定感が高い反面、取り回しは期待できません。
大型車にはこの位のジャッキが安心です。
軽自動車~大型車・SUV車・ローダウン車対応
エマーソン 油圧式ローダウンガレージジャッキ T83508は、最低位置98mmと低く、ローダウン車にも対応します。
ストロークが437mmとロングですが、ダブルピストン搭載なので持ち上げ速度も速く使いやすいジャッキです。
軽自動車~大型車・SUV車・ローダウン車と対応範囲が広いので1台でほとんどの自家用車のタイヤ交換が可能です。
まとめ
タイヤ交換に使用するジャッキは、油圧ジャッキを利用すれば、交換が楽になりますが、ジャッキの重量があるので4輪車の周囲を一周回るのも大変になってきます。
持ち手付きのジャッキは取り回しが良くなるのでおすすめです。
安定感が一番大切な部分になるので車に見合ったものを使わないと安全を確保できないので、多少重くても安定感のある油圧ジャッキを選定してください。