20年目の軽トラを所有権解除・所有者変更後にユーザー車検したレビュー!親切に教えてもらえて完了

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故人となった父の軽トラを譲り受けることになりました。

軽トラはシェアカーという事もあって、父名義であったことを忘れていたのですが、車検が迫ってきて気が付いて、自分が引き継ぐことになりました。

クレジット会社のローンで購入していて、完済していますが、所有者はクレジット会社のままでした。

ユーザー車検と使用者変更のために軽自動車協会に行く必要があるので、所有者も自分にすることにしました。

軽自動車の所有権解除、名義変更およびユーザー車検についてレビューします。

2003年製の軽自動車(軽トラ ハイゼットS210P)→車検

所有者:クレジット会社名義→自分名義

使用者:父親名義→自分名義

自動車所有者とは

車検証の記載には所有者と使用者が記載されています。

所有者は、車の所有権を持った者で、車の売却や廃車手続きなどを行う権利を持つことになります。

使用者は、車を使用する者です。

自分が全ての面倒を見ている車なのに、所有していないと言うことで、気持ちの良いものではありません。

そう言っても、よくあるケースでもあり、普通に使用している分には不都合はありません。

ただし、何かの手続きをする場合には、所有者が記名押印を施した委任状が必要になります。

ディーラーなどに任せれば、何のストレスにもなりませんが、手数料が増えているのかもしれません。

今回は、車検と使用者変更が重なったので、検査場へ行くついでに、所有者の変更も行うことにしました。

クレジット会社への所有権解除依頼

先ずは、所有者となっているクレジット会社に所有権解除の依頼です。

ネットで電話を調べて、電話→ガイダンスに従い所有権解除担当事務所につながりました。

必要者類をFAXまたは郵送して欲しいとの回答。

メールでのPDF添付ではだめでした。何が違うのか疑問でしたが郵送で送付。

筆者の場合の必要書類

1.父親の除票(死亡の判るもの)・・・コピー可

2.親子関係を示す戸籍・・・コピー可

3.自動車検査証(車検証)のコピー

4.筆者の免許書コピー

郵送のため、3日後に到着している期間およびクレジット会社からの返送(ヤマト便)の送付期間を含めて9日間で必要書類が手元に届きました。

クレジット会社から送付されてきた書類

1.軽自動車所有者承諾書(所有権留保者用)

2.申請依頼書

軽自動車協会に事前確認

車検はインターネットで予約できますが、今回は所有者と使用者の変更もあったので、同時に可能であることの確認と必要書類を電話で聞きました。

電話で事情を説明したところ、必要書類を直ぐに教えてくれました。

必要書類があれば、全て軽自動車協会で手続き可能とのこと。

必要書類

【名義変更に必要な書類】

1.クレジット会社からの書類

2.筆者の住民票

3.自動車検査証(車検証)


【車検に必要な書類】

1.24ヶ月点検記録

2.自動車税納付書

3.自賠責保険証・・・当日:名義書き換え

4.車検証・・・当日:名義書き換え

軽自動車協会で手続き

ユーザー車検をインターネット予約して、当日、指示された書類を持って軽自動車協会へ行きました。

受付で事情を説明し、必要書類を確認され、2枚の提出用書類を提示されました。

記入は、車両番号、車体番号、使用者、所有者など基本的な者ですが、全て書き方を教えてくれながら進んだので、全く問題なしです。

言われるままに記入して完了。

しばらく待つと、名義変更のための申請書類1式をクリアファイルで渡されました。

隣の軽自動車協会の窓口に提出するように言われ、そのまま提出。

直ぐに所有者と使用者が筆者に変更された車検証が無料で発行されました。

引き続きユーザー車検の手続きです。

ユーザー車検とは

ユーザー車検について、簡単に説明しておきます。

ユーザー車検は、個人が自分の車や知人の車などを自動車検査場に持ち込んで受験し、更新検査を受けるものです。

ユーザー車検の手順

ユーザー車検の手順は以下のようになります。

  1. 車検の予約(インターネット可)
  2. 24カ月点検の実施
  3. 書類の準備
  4. 車検
  5. 不合格になった場合の対処
  6. 合格後やるべきこと

車検の予約

車検の予約は軽自動車の場合と普通自動車の場合で違っていて、検査する場所も違います。

軽自動車は、「軽自動車検査協会」です。

普通自動車やバイクは、「陸運局」です。

いずれもインターネット予約可能です。

予約状況を見て空いてる日で予約します。

筆者の地元の軽自動車協会は翌日でも空きがあることが多いのですが、地方によると思います。

希望する日程があるのであれば、早めに予約した方が良いと思います。

予約は変更できるので、24カ月点検するよりも先に車検日を決めます。

それと予約の時間帯ですが、ユーザー車検であれば朝一番の予約が最適です。

と言うのも、不合格になった場合にその日の内に再検査を受けないと、再度別の日に受検し直すことになるからです。

朝一番に検査を受けておけば、たとえ不合格でも、修理に行ってその日の内に再検査できる時間の余裕が生まれます。

24カ月点検の実施

24カ月定期点検整備記録簿の例

24カ月点検は所定の点検記録簿の内容を実施します。

経験のない方は、難しい専門用語に何のことだかわからない項目もあるかもしれません。

どれがその部品に相当するのかやそもそも自分の自動車についているのかさえ分からないものもあります。

できればしっかりと理解した上で点検した方が良いのですが、正常に動いているものは点検OKでも問題はありません。

車検とは、次の車検までの合否を判定するものではなく、現状が合格であることを検査基準に合わせて判定しているものだからです。

車検を受ける時点の状態が大切であり、その後に不調が出ることもあるので、それは修理工場で都度直してねと言う事です。

よって、すべての専門用語を理解していないと点検にならないわけではありません。

できるだけ、ネット検索して、その用語が何に相当するのかを理解する努力は必要です。

書類の準備

車検に必要な書類は以下の7つです。

以前はハンコが必要でしたが、今回はハンコを使いませんでした。

時代は脱ハンコですね。

現金は忘れずに!(費用は後述)

  1. 自動車検査証(車検証)
  2. 自賠責保険証
  3. 納税証明
  4. 24カ月点検記録簿
  5. 自動車重量税納付書
  6. 継続検査申請書
  7. 自動車検査票

自動車検査証(車検証)

自動車検査証とは、いわゆる【車検証】を指します。

自動車の中に常時置いてあるものなので、あることを確認します。

・車両番号(ナンバー)

・車体番号

・車名,型式,車両重量

・型式,原動機型式

・所有者,使用者

・有効期限

・免税措置対象,燃費基準達成

など

あらゆる情報が網羅されているのが車検証です。

自賠責保険証

自賠責保険証は、正式には「自動車賠償責任保険証明書」と書かれています。

この証書も自動車の中に常時置いてあるはずです。

車検の中で唯一、次の車検までの期間を保証しないといけないものになります。

車検証と自賠責保険証のセットで持っているのが通常なので、あることを確認します。

自賠責保険は、車検当日に更新すれば問題ありません

軽自動車協会の場合、自動車税事務所が併設されていて、自動車重量税を支払ったりしますが、自賠責保険証の更新も可能です。

今回は24ヶ月で19,730円。

軽自動車税納税証明書

納税証明書は、毎年4月または5月に送付されてきます。

軽自動車税を支払った証となる書類です。

既に納税済みですが6,000円です。

24カ月点検記録簿

24カ月点検を実施した証となるものです。

それ以前の点検結果は不要です。

点検シートには、所定の自動車情報と各項目の点検結果,点検者,使用者を記します。

点検者は誰が実施しても問題ありません。

点検実施者の名前を書く欄には、自分で点検した場合は自分の名前を書きます。

自分で点検するので無料です。

自動車重量税納付書と継続検査申請書

軽自動車協会に併設された自動車税事務所に行きユーザー車検であることを伝えると【継続審査申請書】と【自動車重量税納付書】をもらえます

記入内容は、見本がおいてあるので同じように記入すれば良く、時間がかかるかもしれませんが、車検証の内容から転記すれば良い簡単なものです。

用紙を記入したら、指示された窓口に提出し、必要な印紙を購入します。

検査手数料:1,800円

技術情報管理手数料:400円

自動車重量税:8,800円

印紙は各書類の印紙貼付欄に貼ります。(教えてくれます)

ここで軽自動車協会の窓口に行って、全ての書類を提出します。

自動車検査票

【自動車検査票】は、軽自動車協会にあります。

【自動車検査票】も簡単な記入事項がありますが、説明される部分を車検証を見て記入すればOKです。

これで全ての書類が揃ったことになり、窓口に提出すれば、確認後ラインへ行くよう指示されます。

その後は、自動車検査ラインに入って順次検査になります。

ラインでの検査実施

検査ラインに進みました。

必要書類は【自動車検査票】で、【自動車検査票】に検査結果が記録されていきます。

検査順は検査場によって検査項目の順番が違ってきますが、普通自動車やバイクを検査する陸運局でも、軽自動車を検査する軽自動車検査協会でも検査内容は同じです。

☑ エンジンルーム確認

☑ 排ガスチェック(マフラーに検査器具を付けて測定)

☑ サイドスリップ検査(台上を通過するだけです)

☑ スピードメータ検査(40km/hまでローラー上を加速してパッシング)

☑ ブレーキ検査(表示板に従ってフット・駐車ブレーキ操作)

☑ 光軸検査(ロービームで検査、不合格だとハイビームも検査)

☑ 外回り検査(ライト、指示ランプ類,ワイパー,タイヤなど)

☑ 下回り検査(指示通りハンドル動かしたり、ブレーキ踏んだり)

こんな内容です。

初めてラインに入る場合や不安な場合は、入口で検査員に伝えれば、アシスタントが付いてくれます。

丁寧に説明してくれるので安心して検査を進められます。

今回気になっていたポイント

今回の車検では、名義変更以外にも気になっていたポイントがありました。

昨年マフラーのサイレンサー後部で排気管が亀裂分離して離脱してしまいました。

原因は腐食によるもので、異音で気が付いた時には、自分では回復できない状況になっていました。

純正マフラーは、車体中央から排気口まで2m程度が一体となっていて、その範囲に触媒も含まれていることから普通に交換すると10万円コースとのことでした。

当時19年目の軽トラのマフラーを交換すれば、今後20年近く乗れそうですが、もう少し安くならないか、探したところサイレンサー以降のみを交換できる1.5万円のパーツを発見しました。

車検対応と書いてあったので、きちんと接続できれば問題ないのでしょうが、素人仕事で最初の取り付けでは、締め付けが悪く異音が発生したのと、排気漏れ対応のシール代わりに使用したパテが接着しなくて、排気漏れがあるように感じていました。(嵌合部の増し締めだけで問題なかったかもしれんません)

念のため、嵌合部分をアルミテープで養生したことで良くなったように感じていました。

とは言っても、アルミテープなので、車検での判定はどうなるか分かりません。

下回りチェックの最後に検査員から「一度、エンジン掛けて」と言われた時には、大丈夫か心配になりましたが、問題なかったようで、無事合格となりました。

不合格になった場合の対処

今回は、一発合格でしたが、検査ラインの途中で不合格事項があった場合でも、検査は一通り行われます。

合否は検査結果の表示ランプでも分かりますが、検査後に検査員から通知されます。

どんな不合格事項も理由を説明してくれるので、不具合箇所を修正して再検査が可能です。

不具合の修正

検査場の近くには、不合格対応してくれる民間整備会社が必ずあります。

流れ作業でほとんどの対応をしてくれます。

不合格事項を伝えると対応してくれます。

これまでに一度だけ、ドライブシャフトブーツ(ゴムカバー)が破れていた時にディーラーへ駆け込みましたが、「ストップランプ交換」「フロントライト交換」「サイドスリップ」「光軸不適」で不合格になった時には素早い対応で再検査で合格してきました。

再検査のやり方

再検査であることは、入り口の外回り検査員に言えば対応を教えてくれます。

再検査ボタンがあるので、ボタンを押して入場すれば、それ以外の検査が免除されて通過できます。

全検査項目に合格すれば、検査ライン出口に受付があって、新しい車検証と車検証シール(車検ステッカー・検査標章とも言う)がもらえます。

検査は完了です。

合格後やるべきこと

合格後にやることは一つです。

車検証シール(車検ステッカー・検査標章)をフロントウインドーの上部に貼ることです。

古い(前回車検)ものを剥がして、もらった新しい車検証シール(車検ステッカー・検査標章)を貼ります。

貼り方は、少しややこしいのですが書いてある手順でやればうまくできます。

車検費用まとめ

今回の軽トラの名義変更およびユーザー車検において、軽自動車協会で支払いした費用をまとめます。

軽自動車の場合は、ほぼ同じような金額になるはずです。

費目費用備考
自賠責保険19,730円24カ月
印紙2,200円情報管理手数料:
印紙400円
自動車審査手数料:
証紙1800円
自動車重量税8,800円
点検整備費用0円ユーザー点検
再検査0円一発合格
合計30,730円

まとめ

ユーザー車検は安く済ませる方法ですが、平日に受検する必要があります。

会社員の方は休暇を取得する必要がある場合が多くなりますが、「年5日の年次有給休暇の確実な取得」も義務付けられているので、何とかなるのではないかと思います。

愛車の健康を自分で点検することも大切なことです。

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