地上波,BS,CS,ネットコンテンツなどテレビで視聴できるコンテンツは数も種類も豊富で、好みの放送をいつでも視聴できると言っても過言でない充実ぶりです。
コンテンツの質の向上も著しく、画質では4K、音質ではドルビーデジタルなどの音響システムを活用できる高品質コンテンツが溢れています。
是非AVアンプを導入して、自宅で高品質コンテンツの映像と音響を楽しんでいただきたいと思います。
※この記事は2021年2月時点の情報をまとめています。
※最新の情報は各商品およびサービスの公式サイトで確認の上、ご利用ください。
AVアンプの性能と価格
AVアンプを導入する時に種類の多さや価格帯の幅の広さに驚くと思います。
やはり性能と価格は比例しており、極論かもしれませんが投資できる価格のAVアンプを購入すれば良いと言うことになります。
安価なAVアンプでも4K,ハイレゾ,ドルビーデジタルと言った部分に対応している機器は多くあります。
高品質コンテンツの映像や音質の再生にどの程度こだわるかによって価格が変わってきてしまうので、先ずは総額約10万円で機器を構成すること前提に導入のおすすめを紹介します。
AVアンプ導入における選定ポイント
AVアンプ導入の上で検討するポイントとして
- ch(チャンネル)数
- アンプパワーの大小での差
- 入出力の種類と数
- 再生できる対応フォーマット
- 4K対応
- スピーカーの設置数や配置
- スピーカーの形や大きさ
などがあります。
7ch(チャンネル)で良い
ch数とはアンプの内蔵数であり、スピーカーを接続できる数のことです。
基本的には5本のスピーカーを接続すれば、前後左右から音声を再生して空間の臨場感や音の移動を楽しむことができます。
さらに本数を増やせば、天井側の効果音を追加したりして、臨場感の向上につなげることができます。
ただし、AVアンプにはスピーカー本数が少なければ少ないなりの再生技術も搭載されているので、スピーカーの本数が多くないといけないわけではありません。
AVアンプの価格(定価)で見ると、7ch:3万円以上,9ch:10万円以上,11ch:20万円以上といった感じでch数の増加は価格の増加に比例しているものが多く見られます。
10万円では9ch以上のAVアンプの導入が難しいこともありますが、7chAVアンプで十分な満足感が得られます。
9ch以上を導入する場合は相当な気合の下で導入を検討するべきです。
アンプパワーは気にしない
AVアンプにはch数分のアンプが内蔵されていて、7chのAVアンプを例に示すと、フロント:50 W + 50 W, センター:50 W,サラウンド:50 W + 50 W, サラウンド(バック / ハイト):50 W + 50 Wという内訳で内蔵しています。
W数も20Wだったり100Wだったりと様々なものがあります。
視聴する音量や利用するスピーカーの性能によっても違ってくるかもしれませんが、音響対応の防音の効いた部屋で本格的な利用を考えているなどでなければパワーが不足するという事態になることはありません。
実際の利用では数Wで使用するにすぎません。
参考にテレビのスピーカーを見てみるとハイスペックな4Kテレビでも20Wアンプ×7台となっています。
- イネーブルドスピーカー
- ミッドレンジスピーカー
- ツイーター
- ウーハー
と多くの役割のスピーカーが内蔵されています。
入力はHDMIに余裕を持ちたい
AVアンプは多くの機器を接続して、切り替えて映像と音声を楽しみます。
どれだけの機器を接続するのかは、使い方によって変わりますが、事前に想定することは重要です。
接続想定例を示してみます。
(1)入力
接続する機器 | 最低必要数 | |
HDMI | レコーダー テレビ ゲーム 予備×2 | 5系統 |
コンポーネント映像 | 予備 | 1系統 |
コンポジット映像 | 予備 | 1系統 |
アナログ音声 | CDP レコード 予備 | 3系統 |
光デジタル | 予備 | 1系統 |
同軸デジタル | 予備 | 1系統 |
Bluetooth | スマホなど | - |
無線LAN | インターネット ラジオなど | - |
(2)出力
接続する機器 | 最低必要数 | |
HDMI | テレビ | 1系統 |
コンポーネント映像 | 予備 | 1系統 |
コンポジット映像 | 予備 | 1系統 |
アナログ音声 | 予備 | 1系統 |
ヘッドフォン | 予備 | 1系統 |
プリアウト | 予備 | 2ch分 |
自分が接続したい機器を洗い出して検討しましょう。
特にHDMI入力数には余裕をもっておいた方が後で良かったと思うはずです。
DOLBY ATMOS(ドルビーアトモス)およびDTS-Xに対応
AVアンプの対応フォーマットはドルビーデジタルが基本ですが、DOLBY ATMOSおよびDTS-Xに対応しているものを選びましょう。
DOLBY ATMOSおよびDTS-Xとは 最新のサラウンドフォーマットで天井側からの音声を再生して3D音場をつくる音響技術のことです。
最新は、テレビもスマホもDOLBY ATMOS対応を売りに販売されるものをCMで見る機会が増えました。
これから導入する7chAVアンプであれば、ほとんどがDOLBY ATMOSおよびDTS-Xに対応していますが対応していることは確認しましょう。
4K対応
4Kコンテンツが増加している現状から4K対応は必須で、最近のAVアンプは基本的に対応しています。
4Kテレビを導入しないとしても、HDMIケーブル1本で映像と音声の信号を伝送しているので、映像信号は劣化を防止する必要があります。
4Kテレビの方が高画素できめ細かく再現されるわけですが、HDテレビで画素数が少なくても、4Kコンテンツの動画はHDコンテンツの映像よりもきれいに見えますし、見たいものです。
テレビが4K対応でない場合でもAVアンプの導入を最優先にして、後に4Kテレビの導入を検討すれば、楽しみが2倍になるのではないでしょうか。
10万円で導入する7.1chAVアンプおすすめプラン
7.1chAVアンプとスピーカーを約10万円で導入するおすすめプランを紹介します。
おすすめAVアンプ
マランツ,デノン,ヤマハ,ソニーの7chAVアンプをピックアップしました。
スピーカーにかかる費用を考えるとAVアンプにかけられる費用には限度がありますが、スピーカーは最初から全部を揃えなくても対応可能です。
まずバーチャルサラウンドから初めて、スピーカーを追加していくなど、フレキシブルな対応が可能です。
なので気に入ったAVアンプを選定してしまい、残った費用でスピーカーを選定することをおすすめします。
メーカー | マランツ | デノン | デノン | ヤマハ | ソニー |
---|---|---|---|---|---|
製品名 | NR1710 | AVR-X2600H | AVR-X1600H | RX-V585 | STR-DH790 |
実売 価格 | 6.8万円 | 6.3万円 | 4.5万円 | 4.7万円 | 3.5万円 |
音声 フォーマット | DTS:X Dolby Atmos | DTS:X Dolby Atmos | DTS:X Dolby Atmos | DTS:X Dolby Atmos | DTS:X Dolby Atmos |
出力 | 各50W | 各95W | 各80W | 各115W | 実用最大各145W |
HDMI 入力 | 8 | 8 | 6 | 4 | 4 |
オーディオ 入力 | 3 | 4 | 2 | 3 | 4 |
HDMI 出力 | 1 | 2 | 1 | 1 | 1 |
高画質化 技術 | HDR10 HLG Dolby Vision | HDR10 HLG Dolby Vision | HDR10 HLG Dolby Vision | HDR10 HLG Dolby Vision | HDR10 HLG Dolby Vision |
Blue tooth | バージョン 4.1 | バージョン 4.1 | バージョン 4.1 | バージョン 4.2 | バージョン 4.1 |
Wi-Fi | 11 a/b/g/n 2.4 GHz 5 GHz | 11 a/b/g/n 2.4 GHz 5 GHz | 11 a/b/g/n 2.4 GHz 5 GHz | 11 a/b/g/n 2.4 GHz 5 GHz | 11 a/b/g/n 2.4 GHz 5 GHz |
幅x 高さx 奥行き | 440x 105x 378 mm | 434x 167x 341 mm | 434x 151x 339 mm | 435x 161x 327 mm | 430x 133x 297mm |
重量 | 8.4kg | 9.5kg | 8.6kg | 8.1kg | 7.5kg |
おすすめスピーカー
7chのAVアンプでウーファーを追加するスピーカー構成では
- フロント左右のステレオスピーカー
- フロントセンタースピーカー
- サラウンドスピーカー
- オーバーヘッドスピーカー
- ウーファー(アンプ内蔵のアクティブスピーカー)
となります。
サラウンドとオーバーヘッドスピーカーの4chの使い方次第で7.1chとなったり、5.1.2chになったりするので好みの音響空間を追求できます。
スピーカーの形状によって使用しやすい個所も出てくるので、どこに置くのか,どのように置くのかを考えて検討すると良いと思います。
トールボーイ型スピーカー
トールボーイ型スピーカーは、床から箱が立った状態のスピーカーで背丈が1mほどになります。
縦長にスピーカーユニットを構成できるので3~4ユニットを配置出来て、箱の容積が大きく取れるので低音再生能力も高くなります。
スピーカー位置が置くだけで丁度良い高さになるので、ステレオやサラウンドで使い勝手が良いと考えます。
見栄えも良いですし、スピーカー架台も不要になります。
メーカー | ヤマハ | SONY | デノン | ONKYO |
---|---|---|---|---|
製品名 | NS-F210 | SS-CS3 | SC-T17 | D-109XE |
実売価格 (2台) | 1.4万円 | 2.3万円 | 2.9万円 | 2.8万円 |
WAY | 2 | 3 | 2 | 2 |
ユニット | 8cm コーン型×2 2.2cmバランス ドーム型×1 | 13cm コーン型×2 25mmソフト ドーム型×1 19mmドーム型×1 | 8cm コーン形x2 2cmソフト ドーム形x1 | 8cm コーン形×2 2cmバランス ドーム×1 |
出力音圧 レベル | 86db | 88db | 83db | 83db |
インピー ダンス | 6Ω | 6Ω | 6Ω | 6Ω |
許容入力 | 40W | |||
再生 周波数 帯域 | 50Hz ~100KHz | 45Hz ~50KHz | 45Hz ~60KHz | 55Hz ~80kHz |
幅x 高さx 奥行mm | 236x 1050x 236 | 230× 922× 260 | 200x 920x 220 | 200x 900x 253 |
重量(1台) | 7.3kg | 約11.5Kg | 5.0 kg | 4.6kg |
ブックシェルフ型スピーカー
ブックシェルフ型スピーカーは、「bookshelf type speaker(本棚の中に置けるスピーカー)」を示した名称ですが、大きさに規格はありません。
箱の容積が小さいことにより、低い周波数の低音を出しにくい点はありますが、音質がフラットで、低音から高音までバランスよく聞こえるスピーカーです。
メーカー | ヤマハ | ヤマハ | SONY | デノン | デノン | ONKYO | JBL |
---|---|---|---|---|---|---|---|
製品名 | NS-B330 | NS-BP200 | SS-CS5 | SC-M41 | SC-A17 | D-112NFX | STAGE A120 |
実売価格 (2台) | 3.0万円 | 0.8万円 | 1.7万円 | 1.1万円 | 1.4万円 | 2.8万円 | 1.7万円 |
WAY | 2 | 2 | 3 | 2 | 2 | 2 | 2 |
ユニット | 13cm コーン型×1 3cmアルミ ドーム型×1 | 12cm コーン型×1 3cmソフト ドーム型×1 | 13cm コーン型×1 25mmソフト ドーム型×1 19mmドーム型×1 | 12 cm コーン形×1 2.5cmソフト ドーム形×1 | 10cm コーン形 x1 2cmソフト ドーム形x1 | 10cm コーン型×1 3cm リング型×1 | 114mm コーン型×1 25mm ドーム型×1 |
出力音圧 レベル | 87db | 85db | 87db | 83db | 81db | 85.5db | 86db |
インピー ダンス | 6Ω | 6Ω | 6Ω | 6Ω | 6Ω | 6Ω | 6Ω |
再生 周波数 帯域 | 55Hz ~45kHz | 55Hz ~80kHz | 53Hz ~50KHz | 45Hz ~40KHz | 80Hz ~60KHz | 60Hz ~100kHz | 60Hz ~40kHz |
幅x 高さx 奥行mm | 183x 320x 267 | 154x 274x 287 | 178x 335x 220 | 145x 238x 234 | 110x 180x 130 | 162x 274x 272.5 | 170x 285x 185 |
重量(1台) | 5.1kg | 3.9kg | 4.5Kg | 3.6kg | 1.4kg | 4.9kg | 3.8kg |
イネーブルドスピーカー
イネーブルドスピーカーはオーバーヘッドスピーカーとしての利用を考えて天井方向に向けて音を出すスピーカーです。
壁掛けにしなくても良いメリットがあり、フロントスピーカーの上に乗せて使用することもできます。
メーカー | SONY | デノン | ONKYO |
---|---|---|---|
製品名 | SS-CSE | SC-EN10 | SKH-410 |
実売価格 (2台) | 1.8万円 | 1.7万円 | 0.8万円 |
WAY | 1 | 1 | 1 |
ユニット | 10cm コーン型x1 | 8cm コーン形x1 | 8cm コーン形x1 |
出力音圧 レベル | 86db | 84db | 84db |
インピー ダンス | 6Ω | 6Ω | 6Ω |
再生周波数 帯域 | 70Hz ~32kHz | 100Hz ~20KHz | 90Hz ~20KHz |
幅x 高さx 奥行mm | 178x 145x 180 | 110x 154x 130 | 1120x 155x 153 |
重量(1台) | 3Kg | 1g | 1.2kg |
センタースピーカー
センタースピーカーはテレビ前に置く制約から横長のものがほとんどです。
セリフの再生が多くなるスピーカーでサラウンドシステムでは重要なスピーカーです。
メーカー | ヤマハ | ヤマハ | SONY | デノン | ONKYO | JBL |
---|---|---|---|---|---|---|
製品名 | NS-C500 | NS-C210 | SS-CS8 | SC-C37 | D-109XC | STAGE A125C |
実売価格 (2台) | 2.1万円 | 0.3万円 | 0.7万円 | 1.4万円 | 0.9万円 | 2.1万円 |
WAY | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 |
ユニット | 12cm コーン型×2 3cmアルミ ドーム型×1 | 8cm コーン型×2 2.2cmバランス ドーム型×1 | 10cm コーン型×2 25mmソフト ドーム型×1 | 8cm コーン形 x2 2cmソフト ドーム形x1 | 8cm コーン形 x2 2cmバラス ドーム形x1 | 133mm コーン形 x2 25mm ドーム形x1 |
出力音圧 レベル | 87db | 86db | 86db | 82db | 83db | 88db |
インピー ダンス | 6Ω | 6Ω | 6Ω | 6Ω | 6Ω | 6Ω |
再生 周波数 帯域 | 55Hz ~100KHz | 65Hz ~100KHz | 55Hz ~25KHz | 50Hz ~60KHz | 90Hz ~100KHz | 60Hz ~40kHz |
幅x 高さx 奥行mm | 445x 158x 159 | 340x 105x 132 | 430x 146x 220 | 320x 100x 178 | 275x 102x 128 | 469x 190x 240 |
重量(1台) | 4.5kg | 2kg | 5Kg | 2.5kg | 1.9kg | 8kg |
ウーファー
ウーファーはアンプを内蔵しているアクティブ型が必要です。
AVアンプとはコンポジット接続します。
メーカー | ヤマハ | SONY | デノン | JBL |
---|---|---|---|---|
製品名 | NS-SW050 | SS-CS8 | DSW-37 | STAGE SUB A100P |
実売価格 (2台) | 1.2万円 | 1.3万円 | 1.8万円 | 2.7万円 |
ユニット | 20cm コーン型×1 | 25cm コーン型×1 | 16cm コーン形×1 | 25cm コーン形×1 |
出力 | 50W | 最大145W | 最大100 W | 150W |
再生 周波数 帯域 | 28Hz~ 200Hz | 28Hz~ 200Hz | 20 Hz~ 400 Hz | 35Hz~ 150Hz |
幅x 高さx 奥行mm | 291× 292× 341 | 295x 345x 400 | 225× 375× 370 | 335x 380x 405 |
重量(1台) | 8.5kg | 11.5Kg | 8kg | 13.7kg |
スピーカーパッケージ
スピーカーパッケージの選択も手段の一つです。
メーカーが最適なパッケージにしているので間違いない組み合わせになっています。
NS-PA41 [スピーカーx5、ウーファーx1] 実売価格3.5万円
付属品:サブウーファー用ピンケーブル(5m) 、スピーカーケーブル(24.5m)、滑止めパッド24個/1シート、フロントスピーカー用ネジ10本、取扱説明書
メーカー | フロント | センター | サラウンド | サブウーファー |
---|---|---|---|---|
本数 | 2 | 1 | 2 | 1 |
WAY | 2 | 1 | 1 | 1 |
ユニット | 7cm コーン型×2 2.5cmバランス ドーム型×1 | 7cm コーン型 フルレンジ×1 | 7cm コーン型 フルレンジ×1 | 20cm コーン型×1 |
出力音圧 レベル | 85db | 84db | 82db | 出力50W |
インピー ダンス | 6Ω | 6Ω | 6Ω | ー |
再生周波数 帯域 | 67Hz ~100KHz | 70Hz ~45KHz | 50Hz ~45KHz | 28Hz ~200Hz |
幅x高さx 奥行mm | 230× 1000× 230 | 276× 111× 118 | 112× 176× 116 | 291× 292× 341 |
重量(1台) | 2.8kg | 0.73Kg | 0.59kg | 8.5kg |
10万円で買うAVアンプ+スピーカーおすすめセット
おすすめNo1 ・・・マランツ NR1710 総額10.8万円
AVアンプ:マランツ NR1710 6.8万円
フロント,サラウンド:ヤマハ NS-BP200 4本 1.6万円
センタースピーカー:ヤマハ NS-C210 0.3万円
ウーファー:ヤマハ NS-SW050 1.3万円
オーバーヘッドスピーカー:ヤマハ NS-BP200 0.8万円(将来拡張でも可)
最薄の高さ105mmとコンパクトでありながら高性能なマランツNR1710にヤマハのスピーカーをセットで決めた導入例です。
フロント,サラウンド,オーバーヘッドに同じスピーカーを配置して、音色を揃えています。
10万円を少し超えるので、オーバーヘッドスピーカーを直ぐに購入せずに5.1chで使用してみてから、オーバーヘッドを追加するか、フロントを入れ替えてオーバーヘッドに回すかなどのやり繰りも面白い楽しみ方です。
おすすめNo2 ・・・デノン AVR-X1600H 総額10万(拡張部分のこし)
AVアンプ:デノン AVR-X1600H 4.5万円
フロント+サラウンドスピーカー:JBL STAGE A120 4本 3.4万円
オーバーヘッドスピーカー:JBL STAGE A120 2本 1.7万円(将来拡張)
センタースピーカー:JBL STAGE A125C 2.1万円
ウーファー:JBL STAGE SUB A100P 2.7万円(将来拡張)
デノンの7.2ch機種AVR-X1600Hは低価格でありながらハイスペックでコストパフォーマンスの高い人気機種です。
デノンもマランツも株式会社ディーアンドエムホールディングスの傘下でテクノロジーは似かよっていますが、コンセプトはすみ分けされているようです。
スピーカーを評判のJBLで揃えていくプランになります。
初期はウーファー,オーバーヘッドを購入しないで5ch構成で楽しみ、馴染んできたらウーファーを追加しましょう。
オーバーヘッドはフロントスピーカーの入れ替えで賄っても良いですし、STAGE A120で統一するのも良いと考えます。
おすすめNo3 ・・・ソニー STR-DH790 総額10.1万円
AVアンプ:ソニー STR-DH790 3.5万円
フロントスピーカー:ソニー SS-CS3 2本 2.3万円
サラウンドスピーカー:ソニー SS-CS5 2本 1.6万円
オーバーヘッドスピーカー:ソニー SS-CSE 2本 1.8万円
センタースピーカー:ソニー SS-CS8 0.9万円
ウーファー:ソニー SA-CS9 1.6万円(将来拡張)
AVアンプを7.1chのエントリー機に抑えているので、スピーカーの選定幅も広げられますが、ソニーブランドで統一することで親和性の高い音響を作り出すプランです。
フロントスピーカーのSS-CS3はトールボーイ型なのでテレビの横にスッキリ設置出来ます。
特に130mmのウーファーユニットを2ユニット搭載していて、クリアな低音が特徴です。
フロントスピーカーの低音でも当面は満足できるはずです。
慣れてきてからウーファーを入れると感動が一層大きなものになって満足感を得られます。
おすすめNo4 ・・・ヤマハ RX-V585 総額9.2万円
AVアンプ:ヤマハ RX-V585 4.7万円
フロントスピーカー:ヤマハ NS-F210 2本 1.4万円
サラウンドスピーカー:ヤマハ NS-BP200 2本 0.8万円
オーバーヘッドスピーカー:ヤマハ NS-BP200 2本 0.8万円
センタースピーカー:ヤマハ NS-C210 0.3万円
ウーファー:ヤマハ NS-SW050 1.2万円
ヤマハ7.1chエントリー機種RX-V585をセンターにヤマハのスピーカーで固めるプランです。
おすすめNo4としていますが、迷ったらヤマハにしておけって言葉があるか知りませんが、ヤマハは独自の音響技術を追求する先駆者です。
継続的にヤマハを選択しておられる方も多いと思います。
選択肢が広くて、グレードアップも少しづつできるのも魅力的なところです。
まとめ
AVアンプとスピーカーを揃えれば、テレビを見る楽しさが2倍以上になるといっても過言ではありません。
最初から揃えてしまうよりも、AVアンプとフロント,センタースピーカーだけでもバーチャルサラウンドを楽しめるので、リアルサラウンドスピーカーは後付けでも楽しみが残って夢が広がります。
初期投資はかかりますが、導入してからは毎日、テレビ放送でも、DVDでも、音楽でも映像と音声の中心的な存在として活躍します。