アマゾンEcho Show 5は、 5.5インチ画面 のAlexa(アレクサ)対応端末です。
「アレクサ ○○について教えて」と話しかけると答えが返ってきます。
情報は画像や動画も表示してくれるので豊富な情報を得ることができます。
Echo dot端末のような音声のみでやり取りする情報端末に比べて、楽しみ方が倍増します。
Echo Show 5で出来る事
Echo Show 5は「アレクサ」「エコー」「アマゾン」「コンピュータ」の4通りのウェイクワードを使って呼び掛けて使用します。
今回のウェイクワードは「エコー」を使用しています。
※ウェイクワードとは、音声アシスタント機能を呼び出す(起動する)際に用いられる音声コマンドのこと。
Amazonのサイトで「Echo Show 5で出来る」と書かれていた内容を試してみました。
※アマゾンプライム会員である前提です。
エンターテインメントを楽しめる
音楽やラジオを聞ける
「エコー、音楽かけて」
デフォルトがAmazon Musicになっているようです。
最近聞いた楽曲が再生されました。
「エコー、スポティファイで音楽かけて」
スポティファイのプレミアムアカウント(有料会員)をアレクサスキルに登録するように言ってきました。
「エコー、ラジオを聞かせて」
ラジオと言うプレイリストを見つけられませんでした。
「エコー、ラジコを聞かせて」
ラジコで〇〇〇ラジオが再生されました。
※アレクサスキルの設定が必要です。
スクリーン上に表示される歌詞を見れる(※歌詞表示は対応楽曲のみ)
「エコー、歌詞付きの音楽かけて」
Amazon Musicから歌詞付きの楽曲が再生されました。
Alexaに話しかけて映画やニュースを見れる
「エコー、映画をみせて」
Fire TV Stik 4Kが設置してあるためなのか、Fire TV でアマゾンプライムビデオを紹介され、テレビ画面に紹介映画の一覧が映りました。
「エコー、エコーで映画をみせて」
Echo Show 5の画面にアマゾンプライムビデオの映画一覧を紹介されました。
「エコー、ニュースを聞かせて」
NHKのニュースが再生されました。
「エコー、ヤフーニュースを聞かせて」
ヤフー天気も聞けることを紹介されて、続いてヤフーニュースが再生されました。
スケジュールを管理できる
やることリスト、買い物リストの追加が簡単にできる
「エコー、やることリストに追加して」
「やることリストに何を追加しますか」
「明日3時に学校へ行く」
「やることリストに明日3時に学校へ行くを追加しました」
画面にやることリストが表示されました。
「エコー、買い物リストに追加して」
「買い物リストに何を追加しますか」
「リンゴを買う」
やることリストと同様に画面に表示されました。
「エコー、やることリスト」
やることリストが表示され登録したやることリストが読み上げられました。
リストを削除するにはリストの番号(上が一番)で削除を指示できました。
やることリストのままで「エコー、1番を削除」
「明日3時に学校へ行くを完了にしました」
リストから削除されました。
カレンダーの追加が簡単にできる
「エコー、明日3時に学校へ行く」
やることリストの時と同じ言葉でしたが、ホーム画面からいきなり言ったので、スケジュールと理解しました。
アレクサアプリでカレンダーを連携するよう指示されました。
Googleカレンダーと連携を設定したら、Googleカレンダーの明日の予定に”15:00-16:00学校へ行く”とスケジュールが設定されました。
「エコー、明日の予定を教えて」
「1件の予定があります。午後3時に学校へ行くがあります」と返事がありました。
「1件の予定があります。午後3時に学校へ行くがあります」と返事がありました。
「エコー、昨日の予定を教えて」
「すみません。過去の予定に関する質問には答えられません」
アラームやタイマーをセットできる
「エコー、7時にアラーム」
「午前7時にアラームを設定しました」と返ってきました。
「エコー、アラームを解除」
「午前7時のアラームをキャンセルしました」
「エコー、10分のタイマー」
「10分のタイマーを開始します」
10分後に知らせてくれます。
朝の定型アクションを作成して一日を始めることができる
定型アクションはアレクサアプリで設定が必要です。
今回の例では、エコーに設定したアラームを停止した時に天気予報を再生するようにアクションを保存しました。
アラームが鳴って「エコー、アラームを解除」
アラームが停止して、直ぐに天気予報が始まりました。
注意報,今日の天気,気温を知らせてくれました。
Echo Show 5は据え置き型なのでGPS情報を取得しません。
設定してある町の天気を知らせてくれました。
お出かけ前に天気や鉄道運行状況を確認できる
「エコー、今日の天気は」
注意報,今日の天気,気温を知らせてくれました。
Echo Show 5は据え置き型なのでGPS情報を取得できないので、設定してある町の天気を知らせてくれました。
「エコー、今日の東京の天気は」
東京の注意報,現在の天気、気温、今日の天気,気温を知らせてくれました。
「鉄道運行状況を教えて」
「まだ交通情報を教えることはできません。」
アレクサアプリでスキル設定が必要だと言うことです。
アレクサアプリでYAHOO!路線を登録しました。
スキル登録後、再度聞くと、「どの路線を調べますか?」
と聞かれるので路線名を言うと運行状況を教えてくれました。
音声・ビデオ通話も話しかけるだけ
家族や友人とつながれるビデオ通話や呼びかけでつながることができる
「エコー、連絡をとって」
「どの連絡先またはデバイスにかけますか」
返事待ち状態になりました。
連絡先やデバイスの登録名を言ったらつながりました。
連絡先が応答するまで呼び出しを鳴らします。
電話と同じです。
「エコー、ビデオ通話」
連絡をとる場合と同じでした。
「エコー、呼びかけ」
「エコードットに呼びかけますか」
家の中にあるエコードットのことです。
マイク/カメラボタンを押すとマイクとカメラをオフにすることができる
Echo Show 5の本体左上にあるマイク/カメラボタンを押すとボタンが赤く光るとともに画面下に赤いラインが表示されました。
話しかけても何も答えてくれません。ただし、時計や情報テロップは表示されています。
ディスプレー付きでますます便利
時計とホームのデザインは自分好みのものに選択できる
時計とホームのデザインは画面で設定を変更できました。
時計ではデジタル,アナログ,時刻の見せ方などです。
ホーム画面は既定のスタイル,自前のフォトなど色々なパターンがありました。
お目覚めライトを使えば、朝のアラームが鳴る15分前から朝日のように徐々にディスプレイが明るくなる
お目覚め時間に近づくと画面が明るくなってきます。
画面のオン・オフ,明・暗について
ナイトモード
ナイトモードは設定した時間は画面を暗くするモードです。
画面→設定→ナイトモードで設定できます。
時間を設定する場合と周囲の明るさで判断して自動でモードになる場合を選択できます。
お休みモード
お休みモードは画面の通知を表示しないモードです。
画面→設定→お休みモードでお休みモードにする時間を設定できます。
時間設定しなくても、画面→”お休みモード”アイコンをタッチしたり、話しかけでもお休みモードにできます。
「エコー、お休みモードにして」
「お休みモードをオンにします」
画面オフ
画面オフは画面を真っ暗にしてしまいます。
「エコー、画面オフ」
画面が真っ暗になります。
声を掛けると復帰します。
ホーム画面をお気に入りの写真にできる
ホーム画面は画面→・設定→ホーム・時計で設定できます。
プリセットの画面,写真を設定できます。
料理のレシピを動画付きで見れる
レシピを見たいと言うとクックパッドでレシピが紹介されます。
クックパッドでは手順の読み上げ機能がありましたが動画は見当たりませんでした。
「エコー、料理のレシピをみせて」
「クックパッドがお答えします」
「材料名や料理名からレシピが探せます」
「何のレシピを調べますか」
「たまご」
「たまごですね」
「レシピを見つけました」
「1番などと言って教えてください」
「エコー、2番」
「2番ですね」
「このレシピの材料はたまご、玉ねぎなどです」
「このレシピの手順を読み上げることができます。その場合はアレクサ手順へと言ってください」
「エコー、手順へ」
最初の手順を読み上げてくれます
「エコー、次」
次の手順を一つづつ読み上げてくれます。
次にデリッシュキッチンでレシピを見たところ動画でのレシピ紹介ができました。
「エコー、デリッシュキッチンを開いて」
「デリッシュキッチンへようこそ」
「おすすめのレシピ、あなたが食べたい食材、料理名でレシピを検索できます」
「何をお調べしますか」
「オムライス」
「オムライスのレシピです」
「何番目のレシピを見ますか」
「1番目2番目などでお答えください」
「2番目」
「チーズソースオムライスのレシピです」
「動画の再生や次のレシピに進むことができます」
「何をしますか」
「動画の再生」
チーズソースオムライスの調理動画が再生されました。
動画ではサクサクと手順が進むので料理しながらと言うわけにはいきません。
が、デリッシュキッチンを開く度に前回の動画再生ができるようになっているので、繰り返し見直すことはできます。
動画の再生中に
「エコー、一時停止」
調理動画が停止しました。
動画の再生中に
「エコー、再開」
調理動画の再生が再開しました。
あなたの家をさらにスマートに
スマートホーム対応家電を音声や画面からコントロールできる
アレクサ対応の家電であれば、やり方はそれぞれですが、ネットワーク設定することで音声操作が可能です。
アレクサ対応テレビであれば、電源のオン/オフ,チャンネル呼び出し,音量操作など多くの機能を音声で指示できます。
朝の慌ただしい時でも、家電を音声操作すれば、別の事をしながら音声操作できるので時短が可能です。
アレクサでネットワークカメラの映像を見る
アレクサ対応のネットワークカメラであればEcho Show 5で映像を映せます。
ネットワークカメラの映像を映した結果を関連記事で紹介しています。
アレクサ対応スマートリモコンと連携
赤外線リモコンで操作できる家電であれば、アレクサ対応のスマートリモコン(Switch Bot Hub など)とEcho Show 5が連携でき、音声操作でスマートリモコンを操作して照明やエアコン、テレビなど多くの家電をコントロールできます。
アレクサ対応スマートリモコンをEcho Show 5で操作した関連記事を紹介しています。
どんどんスキルが増える
Alexaには、2,500種類以上のスキルがあるそうです。
毎日画面に色々なスキルが紹介されます。
これからも楽しみが広がりそうです。
まとめ
スマートスピーカーは、スマートホームを楽しむ入り口の機器になります。
スマホやタブレット,PCでもアプリでスマートスピーカーとして利用できるのですが、専用のスマートスピーカーの使いやすさは、専用機として常時スタンバイしている部分になってきます。
そんなスマートスピーカーの中では、性能・コスト・必要スペース・インテリア性ともに最高の一台が『EchoShow5』だと言えます。
スマートホームを楽しんで拡張していきましょう。