人や動く物やその場所の明暗を検知できるSwitchBot(スイッチボット)人感センサーを使ってみました。
センサーで検知して何をするのか?ってところが使いどころになってきます。
人感センサーで検知して何ができるのか見て行き、使用感をレビューします。
SwitchBot人感センサーとは
人感センサーで検知できるもの
SwitchBot人感センサーは、赤外線センサーを搭載して動体の中でも温度を感知し、【人/物】を区別できます。
その他にも光センサーを搭載し、【明るい/暗い】も検知することが可能です。
SwitchBot人感センサーで検知できるもの
・人の動き
・動きを検知した
・任意時間(1~30分)動きを検知していない
・その場所の明暗
・明るくなった
・暗くなった
人の動きだけではないところが面白いところで、
人の動きを検出したら〇〇する
その場所が明るくなったら〇〇する
暗い時に人の動きを検出したから〇〇する
と言った設定が可能です。
人感センサーの検知距離
SwitchBot人感センサーの検出距離は最大9mです。
『長距離7~9m』『中距離3~5m』『短距離0~2m』の3種類で設定できます。
この設定は遠い距離を検出させたくない時に短い距離に設定すると考えると判りやすいと思われます。
最長距離で検出する場合『長距離7~9m』に設定しておけば、それ以内の距離0~7mの範囲も検出してくれます。
最短の『短距離0~2m』に設定すると、2mから遠い部分は検出させない設定になります。
人感センサーの検知角度
人感センサーの検出角度は、左右水平方向は±55度の全体110度の感知角度を持っています。
一方で上下垂直方向は全体で55度の感知角度になっていますが、上下不均等な割り振りになっていて、
・追加ボタンを上に向けたノーマル設置の場合は水平よりも下向きに55度の範囲を検知
・追加ボタンを下に向けて設置(逆向きに)すれば水平よりも上向きに55度の範囲を検知
します。
よって、ノーマル設置の場合はセンサーの水平線よりも下側を検知できるので、高い位置にセンサーを設置すれば下向検知となって使いやすい検知範囲にできます。
SwitchBot人感センサーの設置方法
SwitchBot人感センサーは電池で駆動しているので、設置場所は自由に選ぶ事ができます。
センサーを設置しやすくするために台座が付属していています。
台座は『内装マグネットで固定』『付属両面テープで固定』『付属ネジで固定』『台座でそのまま据置』と様々な設置スタイルの利用が可能になっています。
更にセンサーの向きを自由自在に調整できるように自在接手になっていて、台座接続位置(スロット)が2か所用意されているのでセンサーを必要な方向に向けて設置することが容易です。
また、人感センサーを連携利用するには、SwitchBotハブミニが必要で、人感センサーとSwitchBotハブミニをBluetoothで接続 して利用します。
人感センサーで検知する条件や連携について
人感センサーで検知できる動体および明暗を利用して、条件を組み合わせて検知条件とします。
検知条件が合致したら〇〇するように設定します。
人感センサーで検知したら〇〇する
人感センサーが検知して条件が揃った場合に出来ることは、連携できる機器やその使い方次第で多数のパターンを自分好みに設定できます。
特にSwitchBotシリーズ製品ならSwitchBotアプリで簡単に連携を設定できるようになっています。
それ以外にも Googl アシスタント,Amazonアレクサ,Line クローバ,IFTTTのクラウドサービスに対応しているので、人感センサーの検知を条件にスマートスピーカーなどのクラウドサービス対応製品にアクションさせることができます。
以下に、人感センサーで検知したらできる例をあげてみます。
検知したらスマホに通知する
必要なスマート機器: SwitchBot人感センサー,SwitchBotハブmini
1)人感センサーで動体を検知したらスマホに通知できます。
検出した時にプッシュ通知するのか・しないのかを設定できます。
通知許可にしておけば、センサーで動体を検出した時にプッシュ通知が来ます。
SwitchBotアプリでも、履歴ページに検出日時と検出内容が記録されています。
検知したらスマートプラグを操作する
必要なスマート機器:SwitchBot人感センサー,SwitchBot ハブmini,SwitchBotスマートプラグ
1)人感センサーで暗い時に動体を検出したら スマートプラグ の電源をオンして、ライト(電気が来ると点灯するライト)を点ける。
2)人感センサーが5分間動体を検出しなかったら、スマートプラグ の電源をオンして、ライト(電気が来なくなると消灯するライト)を消す。
設定は SwitchBotアプリの『シーン』を利用します。
検知したら室内カメラを操作する
必要なスマート機器: SwitchBot人感センサー,SwitchBot ハブmini,SwitchBot室内カメラ
1)人感センサーで動体を検知したらSwitchBot室内カメラを起動する。
2)人感センサーが1分動体検知しなければ、SwitchBot室内カメラを停止する。
設定は SwitchBotアプリの『シーン』を利用します。
検知したらエコーが話をする
必要なスマート機器:SwitchBot人感センサー,SwitchBot ハブmini,Amazon Echo Dot
1)人感センサーが動体を検出したら、Echo Dotが「警察に通報中です」と言う。
2)人感センサーが10分間動体を検出しなかったら、Echo Dotが「おやすみなさい」と言う。
設定は Amazon アレクサの『定型アクション』を利用します。
検知したらスマートリモコンを操作する
必要なスマート機器:SwitchBot人感センサー,SwitchBot ハブmini
1)人感センサーが動体を検出したら、 テレビと照明を点ける。
2) 人感センサーが10分間動体を検出しなかったら、テレビと照明を消す。
設定は SwitchBotアプリの『シーン』を利用します。
まとめ
SwitchBot人感センサーの使い方と実際に検知して何ができるのかを紹介しました。
SwitchBot人感センサーは、動く物とその場所の明暗を検知できるようにしたことで、検知条件をアレンジできる点が面白く、利用価値が高まります。
連携においては、SwitchBot製品であれば、SwitchBotアプリで簡単に連携できます。
そこに Googl アシスタント,Amazonアレクサ,Line クローバ,IFTTTなどのクラウドサービスを組み合わせていくことで、出来る事が広がっていきます。
これからも人感センサーの検出バリエーションを活かして、利用環境に合った防犯や機器連携などへの利用を楽しんでいけそうです。