スマートプラグの機能は電源をオン/オフするだけではありません。
スマートプラグは電源を管理して制御する機能も持っています。
電源タップを利用すると多くのデバイスに電源を分配できて便利ですが、いわゆるタコ足配線になってしまい電気の使用量が知らずに増え過ぎてしまうことがあります。
ブレーカー付きの電源タップもありますが、所定の電流を超えた状態や近い状態で常用していると、熱を持つことがあり、火災のリスクも高くなってしまいます。
スマートプラグを電源タップの元コンセントに使用した場合、その系統の電気の使用量を知ることができ、更に設定すれば使い過ぎを警告してくれます。
※Gosundスマートプラグは、『Smart Life』,『Gosund』,『Go Smart』の各アプリが利用できます。(もっとあるかもしれません)
スマートプラグでタコ足全体の電気使用量を確認する
スマートプラグはタコ足配線で接続しても、全体で使用している電気を知ることができます。
スマホアプリのスマートライフ(Smart Life)の画面で電圧,電流,電力,電力量(積算)が判ります。
リアルタイムに電気の使用状況が見て取れます。
また電力使用量を日毎,月毎に集計してデータを蓄積する機能もあります。
昨日は何kWh使用したのかなど過去の推移をみて、変化がないかなど管理できます。
省エネしたら成果が判ります。
スマートプラグで電気の使用条件を設定
Smart Life(スマートライフ)では、電気の使用状況を条件にして、自動的にスマホに通知する機能があります。
電気の使用条件は
・オン/オフ
・電流
・電圧
・電力
の状態から設定できます。
例えば、〔オンした時〕,〔200mmAよりも電流が大きくなった時〕など、状態の変化を捉えて条件にできます。
電気の使用状況をスマホに通知する設定
電気の使用状況を捉えて、スマホに通知すれば使用状況を把握することができます。
例えば、電流値が設定値を超えた時にスマホに通知できます。
電流値を刻んで設定すれば、どの程度の最大使用量になっているのかを把握できます。
設定の【名称】で通知されますので、【名称】に電流値を記載しておけば、通知が来るとどの位の電流値が流れたか判る仕掛けになります。
実際に使用してみた結果、上記の400mmAおよび4000mmAを超えた時に通知するように設定したものに対して、4967mmAの電流が流れたため、両方の通知が来ました。
それぞれの通知の【名称】に電流値を記載しているので、どの設定を超えたのかを通知内容で認識できました。
電気を使い過ぎた時にオフにする設定
電流の上限値に設定してスマートプラグをオフにして電源を遮断してしまうことも可能です。
例えば14000mmA(14A)を超えた時はオフにするなどに設定できます。
Smart Lifeアプリでは、30Aまで設定できます。
まとめ
タコ足配線などによる電気の使い過ぎを検出して通知できるスマートプラグの機能を紹介しました。
スマートプラグは電源をオン/オフする以外に、電源を管理できる機能があります。
自動化設定と組み合わせることで、通知したり、オフしたり、他のデバイスと連携したりと多彩な自動実行を設定することが可能です。
活用方法は多様なので、使い方を見つけていく楽しみがあります。