バイクブームなのに半導体不足の現状では、バイク需要に供給が追いつかない昨今となっています。
そんな中で昨年購入したクロスカブを売却することになりました。
そこでバイク買い取りサービスを利用し、価格査定をしてもらうことに。
バイクを買い取る側は、安く買いたいのが当たり前なので、売る側としては、買い手に適正な価格を良く考えてもらいたいところです。
出張買取サービスを利用して愛車を売却した経過と結果を紹介していきます。
売買に関しては素人なのですが、誰にでも当てはまる話だと思いますので参考になれば幸いです。
売却バイクと査定依頼先
売却したバイクは、
【クロスカブCT110】令和3年式 走行距離2500km
まだ新車みたいなものです。
バイクを売るにあたっては、出張査定での見積りを利用しました。
見積り先は、「レッドバロン」「バイク王」です。
バイク売却の流れ
出張査定とは、バイク持って行って直ぐに売るのではなく、来てもらって見積りしてもらうものです。
冬の雪国でバイクを持っていけないということもありますし、来てもらう方が敵地?へ行くより有利に戦えそうなメンタル面の理由もあります。
そして複数の見積もりを得るには、都度持っていくのでは効率が悪すぎます。
以下にバイクを売った時の流れを示します。
1) 売却相場を想定する
2) 出張査定を申し込む
3) 現物で査定してもらう
4) 買取価格の改善を伝える
5) 改善価格を確認する
6) 希望価格を伝える
7) 最終交渉で保険料払い戻しを依頼する
売却相場の想定
高く買取ってもらいたいと言っても、多分ですが相場があります。
個人的な見方なので正しいのか判りませんが、次のように相場を想定しました。
参考にしたのは、「メルカリ」「ヤフオク」です。
個人売買は店舗販売よりも安く取引され、一般的に購入希望価格の最高値となる相場感を示してくれると考えました。
愛車の場合、「30~35万円」が相場の範囲だと読み取りました。
売りに出しても直ぐに売れない価格だけど、過去に取引が複数ある価格です。
「メルカリ」「ヤフオク」の場合、実質的に受け取れる金額は、手数料を差し引いた価格なので、35万円で売却できても、手取りは31万円程度です。
さらに送料や事務的な作業など個人売買になると、やることが増えて大変です。
その点では買取りの会社なら価格を決めれば、後はお任せできるので簡単です。
一旦、「31万円」を最高の目標と考えることにしました。
出張査定を申し込む
バイクの出張査定を申し込んだのは有名買取2社です。
2社だけにしたのは、多すぎると対応が大変だからです。
納得できなければ、後から追加することにしました。
「バイク王」はオンラインで申込フォームを記入して送付するだけで、直ぐに電話がかかってきます。
「レッドバロン」には電話しました。
出張査定の順番は「バイク王」→「レッドバロン」です。
「レッドバロン」は引き取り査定するので、同日に査定してもらう場合、「バイク王」を先にする必要があります。
日程が決まったら後は待つだけです。
現物で査定してもらう
先に査定時間を設定した「バイク王」は、買取に出向いて来られた方がバイクをチェックして本部と連絡を取って価格を出してくれました。
提示された見積り価格は、「24万円」。
次に「レッドバロン」ですが、やはり現車を一度お店に持って行きたいとのこと。
了承して持って行ってもらいました。
結果「19万円」の見積りでした。
希望価格:31万円
バイク王:26万円
レッドバロン:19万円
この段階で価格アップを急いでも大幅な値上げは期待できないので、参考価格として受け入れ、両社にその価格では売れないのでもう少し検討して欲しい旨を伝えました。
買取価格の改善を伝える
出張査定してもらった翌日には、伺いの連絡が入りました。
競合があって、もっといい価格を提示してもらっているので、御社も改善して欲しいと伝えました。
競合がいると言うことを伝えないことには、価格アップは見込めません。
改善価格を確認する
直ぐに価格改善の電話が掛かってきました。
バイク王は「28万円」と回答がありました。
案外簡単に価格が上がるんだなぁと言う感じです。
もちろん、もう少し高くして欲しい旨を伝えました。
しばらくするとレッドバロンが「25万円」と回答してきました。
希望価格を伝える
まだ、希望価格までは開きがあるのですが、この後粘っていても仕方ないので、両社に電話して、希望している価格を伝えました。
「こんな希望価格があるので、もう少し近づけて欲しい」って言う、根拠のないオーソドックスなやり取りしかできませんでしたが、希望を伝えました。
後はダメもとなので、相手が上を行っていることもにおわせて、お願いしました。
希望価格:31万円
バイク王:28万円
レッドバロン:25万円
最終交渉で保険料の払い戻しを依頼してみた
両社ともに検討させて欲しいとの返事があったので待つのみです。
先に返事が来たのはバイク王で「28万円」で変わらないと言う回答でした。
これ以上、もう少しと言う雰囲気でもないようなので、考させて欲しいと回答しました。
その後、レッドバロンから「29万円」がベストな価格だと回答がありました。
そこで保険料の残り分は返して欲しいことをお願いして、「30万円」なら売却することを伝えました。
その場で「29.6万円」で買い取りたいと回答があったので、その条件で合意としました。
ターゲットとした「31万円」までは届きませんでしたが、妥協できる線です。
ベスト価格なのかは分からないのですが、納得できたので良かったと思いました。
希望価格:31万円
バイク王:28万円
レッドバロン:29.6万円
まとめ
バイクを売った際の出張査定利用経過と結果を紹介しました。
複数見積りと相場調査で交渉をすすめることで、納得した売却となりました。
もっと高く売れるという方法もあるのかもしれませんが、納得できることが一番大切なことなのだと感じました。
出張で査定してもらうのが基本です。
車種・型式・年式・写真などで見積り提示してくれますが、買う方も最後は現物を見ての最終価格になるので、最初からきちんと見てもらうことが近道だと思いました。
また、両社を比較して、最終的に「レッドバロン」に売却しましたが、最初の価格から見ると10万円以上アップしてくるなんて、ちょっと姿勢を疑うところもあります。
一方の「バイク王」は「レッドバロン」と比較すれば一貫した価格提示だったように感じました。
商売なので仕方の無いところですが、相見積りにして良かったです。
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