コンプレッサを使ったブレーキフルード交換

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karla centenoによるPixabayからの画像
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ブレーキフルードは空気中の水分を吸収しやすい性質で、自然に劣化していきます。

交換周期は2年程度が普通で、車検時に交換されることが多いと思います。

ユーザー車検を通される方は、雨の少ない時期に自分で交換されると良いと考えます。

ブレーキフルードチェンジャー

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ブレーキフルードチェンジャーは、コンプレッサーの空気圧を利用して負圧をつくり、ブレーキシステム内のブレーキフルードを吸い出す仕組みなっています。

ブレーキフルード交換手順

自動車のタイヤを外す

ブレーキフルードはブレーキキャリパーまたはブレーキドラム本体に付いているブリーダープラグから抜き取るため、タイヤを取り外します。

ドラムブレーキ
ドラムブレーキブリーダープラグ

ブレーキフルードチェンジャーにエアを接続

ブレーキフルードチェンジャーにコンプレッサーのエアホースを接続して、コックバルブを開けるとエアが通り、ブレーキフルードチェンジャーのホースに吸い込み力が発生します。

最初はバルブ開度を少なめにしておいた方がブレーキフルードの吸い込み状態が確認し易すくなります。

ブレーキフルードチェンジャーのホースをブリーダープラグに接続

ブレーキフルードチェンジャーのホースをブリーダープラグに接続します。

ブリーダープラグは固くて回りにくいことがあるので、事前にブレーキフルードがこぼれない程度に緩めておきます。

ホースをブリーダープラグに接続

ブレーキフルードタンク分のフルード入れ替え

ブリーダープラグからブレーキフルードを抜けば、ブレーキフルードタンクのフルードもブレーキ側に流れていき減っていきます。

ブレーキラインのブレーキフルードを全量交換することを考えれば、先にブレーキフルードタンクに溜まっているフルードを注射器などで吸い取って、新フルードと入れ替えておけば、交換時間の短縮になります。

ブレーキフルードタンクに補充準備

ブレーキフルードチェンジャーでラインのブレーキフルードを抜き取っている間は、ブレーキフルードタンクのブレーキフルードが減っていくので、タンクが空になってエアを噛まないように新フルードを逐次補充していきます。

いつでも補充できるように準備しておきます。

上戸、タンク周辺にウエスを当てておく、ブレーキフルードの置き場など、慎重にスムーズに作業したいところなので段取りは大切です。

ブリーダープラグを緩める

準備が整ったならば、いよいよブレーキフルードの交換に入ります。

ブリーダプラグを緩めて、ブレーキフルードチェンジャーのホースにブレーキラインのフルードが流れるのを確認します。

ブリーダープラグから出るブレーキフルードの出方調整

ブレーキフルードの抜き取り速度はブレーキフルードチェンジャーのコックバルブの開度に連動します。

エアを多く流せば、ブレーキフルードの抜き取りは速くなりますが、エア排出音も大きくなりますし、抜け出ている具合が判りにくくなります。

ホースに透けて見えるブレーキフルードと気泡(吸い取ることにより発生)の流れ方によってコックバルブの開度を決めます。

ただし、エアコンプレッサはエアを流し続けている間に圧力が0.5MPa~0.8MPaなど変動するので、ブレーキフルードの流れる量はエア圧により変化します。

ブレーキフルードチェンジャーの
ホース内を流れるブレーキフルード
抜けたブレーキフルード

ブレーキフルードタンクに補充

ブリーダプラグからブレーキフルードが抜ければ、ブレーキフルードタンク内のブレーキフルードが減ります。注視して補充していきます。

ブレーキフルード交換完了

ブリーダプラグから出てくるブレーキフルードが透明または色が薄くなれば、ライン内のフルードが新フルードと入れ替わったことになります。

他に準備するもの

ブレーキフルード

ブレーキフルードのグレードは、アメリカの交通省が定めた「DOT規格」で表されます。

DOT3とあるものが一般的な自家用車向けです。

DOT4以上は沸点が高くなりレース用にも使用される高性能品です。

自家用車にDOT4以上のブレーキフルードを使用しても問題はありません。

交換中に出てくるブレーキフルードの色を透明にしようとすると結構な量が必要になりますので、色が変化してきてOKでやっています。

中途半端に残しても長期の保管が利きませんので残量を見ながら4輪の抜き換えを進めています。

ブレーキクリーナー

ブレーキクリーナーはブレーキ関係の整備には必需品です。

うっかりブレーキフルードを付着させてしまった時などブレーキクリーナーで洗い流して対応します。

オイルパン

床にはシートとオイルパンを敷いておくと安心です。

オイル処分

抜き出したブレーキフルードは処分が必要です。

自治体によって処分方法が違いますので確認が必要です。

1L程度なのでトイレットペーパーを利用した吸着が簡単です。

まとめ

ブレーキは安全を確保するための重要な部品なのですが、手順を踏めば簡単にできてしまいます。

自分でやっても、ディーラでやっても性能に変わりはありません。

自分でやることで自分の車の老朽化に気づけますし、その時に気が付いたことを改善しようと考えられます。

カーライフの楽しさを増やす機会になると考えます。



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