360度ドライブレコーダーに弱点あり!広角ドライブレコーダーを組み合わせた使い方

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360度ドライブレコーダーは、全周囲を撮影することを得意としています。

しかし、360度撮影できる特長自体が弱点だったりします。

本記事では、360度ドライブレコーダーの特長と反する弱点を説明し、それを補うために広角ドライブレコーダーと組み合わせた使い方を紹介します。

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360度ドライブレコーダーに弱点あり!

360度ドライブレコーダーに弱点あり!

360度ドライブレコーダーは、360度撮影できることが特徴でありながら、360度撮影が弱点でもあります。

例えば、360度ドライブレコーダーのカメラ性能が300万画素だったとします。
360度マノラマ写真から画像を取り出して見ることを考えると、その部分は300万画素の映像ではなく、解像度が下がってしまっていると言うことです。

通常の広角カメラの画素数と同じ解像度ではないと考えておく必要があります。

取り出した映像で200万画素(2K)の解像度が欲しい場合には、360度で800万画素(4K)でも足りないと言われています。
できれば1900万画素(6K)以上の性能が欲しいところです。

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360度ドライブレコーダーの特長

360度ドライブレコーダーの特長

360度ドライブレコーダーとは、左右方向に360度のパノラマ撮影できるカメラの付いたドライブレコーダーのことです。

車内から全周囲が撮影できるのが特長で、録画を見れば、その時の状況が把握しやすい優れものです。

広角ドライブレコーダーは、前面と後面の2か所に設置しても車両側面は撮影できない

カーメイト が提供している360度ドライブレコーダーの紹介動画を添付します。
駐車中に隣の車にドアパンチされた映像です。

【360°動画の楽しみ方】映像の上でマウスをドラッグすることで、視点を動かすことができます。

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360度ドライブレコーダーの選び方

360度ドライブレコーダーの選び方

360度ドライブレコーダーは、弱点を知った上でも利用したいと思える魅力的な製品です。

メーカー側も360度ドライブレコーダーの弱点は承知していて、対応として一部の範囲の解像度を上げる工夫をしています。

カーメイト ダクション360 DC5000

カーメイト ダクション360 DC5000は、360度カメラを2個で水平360度+垂直360度の全方位をカバーしています。

全天球カメラとしては410万画素ですが、フロント側の映像を200万画素の高解像度で記録でき、前車のナンバープレートもクリアに記録できるように工夫しています。

無線LANでの映像確認やGPSでの位置情報記録にも対応しています。

また、駐車監視オプション DC201を装着すれば、駐車中の録画も可能です。

カーメイトが提供しているダクション360 DC5000の360度撮影動画を参考にしてください。

【360°動画の楽しみ方】映像の上でマウスをドラッグすることで、視点を動かすことができます。

コムテックHDR360GS

コムテックHDR360GSは、340万画素の360度カメラを搭載し、水平360度+垂直240度をカバーしています。

HDR対応により、白とびや黒つぶれなどを補正してくれます。

事故などで電源が切断しても、記録した映像を保護します。

専用ビューワソフトを使用すれば、録画したデータをパソコンで確認できます。

Gセンサーの情報も確認できます。

GPSで記録した位置情報により、走行軌跡や走行速度も確認できます。

駐車監視機能はオプション(コムテック 駐車監視・直接配線コード HDROP-14)で追加できます。

駐車監視時は常時録画して、衝撃を感知した時に前後の一定時間の映像を保存します。

コムテックが提供している360度ドライブレコーダーの映像を参考にしてください。

ユピテル Q-20P

ユピテル Q-20Pは、340万画素で水平360度+垂直240度をカバーしています。

GPSで位置情報を映像とともに記録できます。
PCビューアソフト(無料,Windows専用)で走行軌跡も表示できます。

Gセンサー搭載により、常時録画中にGセンサー(加速度センサー)が衝撃を検知すると、事故前後の一定時間の映像を専用フォルダに保存します。
センサー感度は0.1G単位で設定できるので、様々な車両に合わせて感度設定が可能です。

任意に記録ボタンを押して映像を残すこともできます。

フレームレートは28コマ/秒(初期値),14コマ/秒の2モードです。

オプションの電源直結ユニット(駐車監視 電圧監視機能付)により、駐車監視が可能になります。
駐車監視時はタイムラプスモードで1コマ/秒に落とすことで省エネと記憶容量の節約を可能にしています。

実際の駐車監視では、自動車バッテリーの電圧が低下すると録画を継続できないので、長時間の録画のためには、ドライブレコーダー用マルチバッテリー OP-MB4000を利用します。

専用バッテリーの使用により最大約12時間の駐車監視に対応します。(約3時間で満充電)

ユピテルが提供している360度ドライブレコーダーの映像を参考にしてください。

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360度ドライブレコーダーに組み合わせる広角ドライブレコーダー

360度ドライブレコーダーの解像度が低下する弱点を補うためには、広角ドライブレコーダーを組み合わせて利用したいところです。

360度ドライブレコーダーと広角ドライブレコーダーを組み合わせるのが最強

360度ドライブレコーダーと広角ドライブレコーダーを組み合わせる場合、360度ドライブレコーダーの弱い部分だけを補えば良いので、、広角ドライブレコーダーは費用を抑えて、基本性能を確保することに重点をおけば良くなります。

コムテック ドライブレコーダーZDR-022

コムテック ZDR-022は、200万画素 Full HDで解像度は十分です。

画角は、水平118° /垂直59°/対角150° と十分に周囲の様子や信号機までをカバーしてくれます。

HDR対応により、映像の白飛び、黒潰れも補正してくれます。

ユピテル ドライブレコーダーWD260S

ユピテル WD260Sは、SONY製CMOSセンサー搭載の200万画素 Full HD機種です。

画角は、水平138°/垂直85°/対角160°です。

HDR対応により、映像の白飛び、黒潰れも補正してくれます。

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360度ドライブレコーダー駐車監視が得意

360度ドライブレコーダー駐車監視が得意

360度ドライブレコーダーは駐車監視機能が得意です。

360度を監視できるので前後2カメラでは監視できない側面も監視が可能です。

360度ドライブレコーダーでの駐車監視については関連記事>>>360度ドライブレコーダーの駐車監視モードを紹介!【ドアパンチを逃がすな】を参考にしてください。

加えて、ドライブレコーダーの記録用SDカードは耐久性のあるものを装着しておかないと確り記録してくれていない可能性もあるので注意しておきたいところです。

SDカードを選ぶ際に関連記事>>>ドライブレコーダーに使えない/使ってはいけないSDカードって何?を参考にしてください。

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まとめ

360度ドライブレコーダーは、

・全周囲の状況を把握できることが特徴のドライブレコーダーである。

・画角を切り取ると解像度が低下する弱点がある。

・基本性能を抑えた広角ドライブレコーダーと組み合わせると最強

・駐車監視機能も得意である。

となります。

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