Apple Watchのバンドは、基本的にナイロン素材を選んでいます。
特に暖かい季節になるとナイロン素材の快適性は手放し難いものを感じます。
ネットショッピングで「ULTIMAL コンパチブル Apple Watch バンド」が気になったので購入しました。
選定したポイントは、ミリタリー的デザイン、目立つ配色、密度の高そうなナイロン素材に通気性がアップするであろうパンチング穴です。
本記事では、「ULTIMAL コンパチブル Apple Watch バンド」が他のナイロンバンドとどんな風に違うのかを紹介したいと思います。
ULTIMAL コンパチブル Apple Watch バンド
ULTIMAL コンパチブル Apple Watch バンドは、バンド幅が30mmと広めのバンドです。
バンド全長(マジックテープで止めて実使用できる長さを現物測定)は、155〜190mmの範囲で調節できます。
重さは、全体で26.6g(実測)、写真の通り２ピースになっていて、マジックテープ側が10.2g、バックル側が16.4g、バックルがステンレス製なので少し重たいバンドになっています。
デザインに釣り合っている重さであり、実使用で重みが影響することはありませんが、比較すると明らかに重く感じるのは仕方ないところです。
Apple純正のスポーツルーブルと比べると下表の通り
| 項目 | ULTIMAL コンパチブル | Apple純正 スポーツルーブル |
|---|---|---|
| バンド幅 | 約30mm | 約23mm |
| 実用長さ | 全長 155〜190mm | 全長 130〜190mm |
| 重さ | 約26.6g | 約9.4g |
| 材質 | バンド：ナイロン バックル：ステンレス | バンド：ナイロン バックル：プラスティック系 |
同じナイロン素材でも全く違う質感
ULTIMAL コンパチブル Apple Watch バンドはナイロン素材ですが、Apple純正スポーツループとは全く違う質感のバンドになります。
ULTIMAL コンパチブル Apple Watch バンドは、ソリッド感あるナイロン糸で荒目に織られていて、触った感触は少しゴツゴツしているように感じます。
Apple純正スポーツループは、ナイロンで織られた生地が2層になっていて、肌に触れる側は高密度になっていて着け心地が良くなっています。
そもそもナイロン素材が好きな理由は、通気性が良くて蒸れにくいためです。以前、シリコンバンドを使用していた頃に肌がかぶれて困っていた時にナイロンバンドを見つけました。
なので、ULTIMAL コンパチブル Apple Watch バンドの肌と接触する部分の感触は気になるところでした。
付け始めた頃は、肌触りが少し硬いように感じていましたが、外す時間をとって、慣らしていったところ、柔らかくなってきて肌に合ってきました。
2週間程度使用した段階で、ほとんど違和感を感じない程度になりました。
蒸れに関しては、かなり優秀です。
バンド表面に三角形のパンチチング穴がたくさん空けてあるのが効いているようです。梅雨時で暑い日もありますが、蒸れはほとんどありません。
Apple純正スポーツループよりも蒸れにくいのは間違いありません。
バンド部分の肌が蒸れて困っている汗っかきな方は、試す価値があると思います。
バンド長さの調整範囲は狭い
ULTIMAL コンパチブル Apple Watch バンドは、Apple純正スポーツループよりもバンドの調節範囲が狭くなります。
ULTIMAL コンパチブル Apple Watch バンド：
バンド長さ 155〜190mm（上写真）
Apple純正スポーツループ：
バンド長さ 130〜190mm（同様な測定）
※数値は実測値です。実際の仕様とは少し違うかもしれません。
最大値は同じですが、最小値が違います。
アップルウォッチにバンドを取り付けるので、アップルウォッチの幅分が腕回りのサイズになります。
メーカー広告によると「使用範囲（手首の適合範囲）170mm-226mm」となっています。
腕の細い方は、注意が必要かもしれません。
バンドが2ピースで分離する
ULTIMAL コンパチブル Apple Watch バンドは、バンドをバックルから外して分離することができます。
分離することで、マジックテープが不意に外れた場合には、アップルウォッチが落ちやすくなります。
Apple純正スポーツループに代表される多くのナイロンバンドは、ループになっていて、バックルとバンドが分離しないので、アップルウォッチが腕から落ちにくいようになっているのだと理解しています。
一方で、アップルウォッチにバンパーを装着したスタイルにした時にマジックテープ部がバックルに引っかかりやすくなり、ループが広がり難いと感じていて、ULTIMAL コンパチブル Apple Watch バンドがバンドとバックルを分離できるのは悪いとは思いません。
そう言っても、バンドがバックルから外れることによって、特に腕回りの大き目の方は、アップルウォッチが落ちやすくなってしまうかもしれません。
デザインについて
デザインは、好みだけの問題になりますが、ULTIMAL コンパチブル Apple Watch バンドはミリタリー感のあるデザインなので、バンパーを付けてカスタマイズしたアップルウォッチにも似合うように思います。
三角形の光反射生地とステンレス製バックルも質感ある良いアクセントになっています。
8色のデザインが揃っているので、好きな色も見付け易いのではないでしょうか。
アップルウォッチのサイズとしては、「38mm/40mm/41mm 42mm/44mm/45mm 49mm アップルウオッチ 1/2/3/4/5/6/SE/7/SE2/8/Ultra に対応」となっています。
Apple Watch Series 7
：45mmまたは41mm
Apple Watch SE
：44mmまたは40mm
Apple Watch Series 3
：42mmまたは38mm
まとめ
ネットショッピングで目が止まった「ULTIMAL コンパチブル Apple Watch バンド」を使用したのでApple純正スポーツループと比較した感想を紹介しました。
個人的に重要なのは、アップルウォッチのバンド部分で汗がたまって蒸れないことです。
その点で、バンドのパンチング穴が効果的に働いて、相当優秀なバンドであることが判りました。
肌触りにも慣れてきて、使い勝手も良いので、お気に入りのバンドの1本となりました。
追記
約1年間使用してきて、マジックテープの粘着力が低下したため、利用を止めました。
価格から考えて消耗品なので十分です。
使用方法によって、耐久性は違ってくると思いますが、ナイロンバンドの寿命がマジックテープの粘着力となってきそうです。
マジックテープの粘着面の作り方は、毛足の長さなど種類があるようなので、調べて見たい点になっています。
ご報告まで。
