スマートプラグは、コンセントに差し込んで使用することで、スマートプラグ以降の機器への通電をオン/オフできることが主な機能になっています。
シンプルな機能で、何に使えば良いのか判り難いと言う意見をよく聞きます。
そんなスマートプラグのおすすめ活用方法を「機種」「仕組み」「機能」「使い方」「省エネ効果」の見方から紹介します。
スマートプラグのおすすめ活用方法
スマートプラグは接続する機器への電源供給をオン/オフできるスマートデバイスです。
単にオン/オフすることもできるし、他の機器と連携した操作も可能です。
使い方はアイディア次第なのですが、いくつかのおすすめ活用方法を紹介していきます。
※各メーカーのスマートプラグにより機能に違いがあるので、どれでも同じことでできるわけではありません。
WIFIルータなどのネット通信機器の再起動
スマートプラグは、WIFIルータの再起動に使えます。
利用できたスマートプラグは、ゴウサンド(Gosund) スマートプラグになります。
スマホで操作するとWIFIルータがオフになった時点で通信が途絶え、次にオンにできませんでした。
これをスケジュール設定で実行するとスマートプラグ内でスケジュールを記憶しているようで、一旦、WIFIがオフしても、スマートプラグ内のスケジュール記憶によってオンにしてくれます。(ゴウサンド(Gosund) スマートプラグで利用できました)
これは便利なのでおすすめです。
WIFIが不調になった際、WIFIルーターの場所まで行って再起動するのは面倒です。
この方法なら外出先から自宅にアクセスして再起動することも可能ですし、定期的にメンテナンスとして再起動することも可能です。
使い方については、関連記事で紹介しています。
照明の定期的なオン/オフ
水槽照明や植物育成用照明の点灯時間をスケジュール設定して、決まった時間にオン/オフさせられます。
水槽や植物は、鑑賞時に電気を点けて見たいものですが、水草や植物の育成自体は見ていない間でも成長させられるので、夜間に照明をオンオフする場合に利用すると便利です。
機械式タイマーを利用した場合、「カチカチ」と動作音が気になることがありますが、スマートプラグはオン/オフ時にカチッと小さな音がする以外は全く無音なので使う場所に困りません。
実行結果をスマホに通知してくれる機能もあります。
その他、毎日の消費電力量を見ることができます。
消費電力量が変化した時に何かの異常に気付くことができるかもしれません。
スケジュール設定については関連記事でも紹介しています。
家電の重複使用による電気の使い過ぎ防止
朝一は電気の使用が集中します。
こんな時は、スマートプラグで電気を使う優先度を設定して、重複使用による電気の使い過ぎを防止できます。(ゴウサンド(Gosund) スマートプラグで利用できました)
何かの家電の電源コンセントに付けたスマートプラグAに電流が流れたのをトリガー条件にして、別の家電の電源コンセントに付けたスマートプラグBをオフにすることができます。
電気の使用が終わるとスマートプラグAの電流が小さくなるので、それをトリガーに別の電源に付けたスマートプラグBをオンにする。
と言う使い方です。
たこ足配線の電気の使い過ぎ防止
たこ足配線は便利ですが、同一系統で電気を使い過ぎないように気を付ける必要があります。
集中して所定以上の電気を使うと熱を持って最悪出火することもあります。
スマートプラグを電源の大元に付けておけば、その系統の使用電流から所定電流以上になった時に通電を遮断し、スマホに通知することができます。(ゴウサンド(Gosund) スマートプラグで利用できました)
設定方法は関連記事で紹介しています。
外出したらオフし、帰宅したらオンに
地図上のエリアから出た時や入った時にスマートプラグをオン/オフすることができます。
IFTTTでも同じような自動操作が可能ですが、IFTTTは英語で判りにくかったり、設定数が3個までなので、使い勝手が良いとも言えません。
その中でスマートプラグのアプリに同じ機能を持っているものがあったので参考記事で紹介しています。
充電機器の長時間充電を防止
繰り返し充電して利用する機器は、充電状態を長時間放置しない方がバッテリーに対するダメージを防げます。
スマートプラグを利用して、充電開始から設定時間経過後に電源をオフにすることができます。(ゴウサンド(Gosund) スマートプラグ、SwitchBot スマートプラグで利用できました)
また、SwitchBotアプリとSiriショートカットを連携すれば、iPhoneやiPadの充電%に合わせてSwitchBotスマートプラグで給電を停止させることもできます。
音声でスマートプラグをオン/オフ
スマートプラグもAlexa、Google Homeに対応しているものが多くあります。
Alexa、Google Homeに対応した音声入力対応機器を通して(クラウド連携で)、スマートプラグを操作できます。
スマートプラグにより利用できるクラウド(Alexa,Google Home,IFTTT,Siri,Lineなど)が違います。
スマートプラグの音声操作については、関連記事で紹介しています。
待機電力をセーブして省エネ
不要な待機電源はオフにしておけば省エネにつながります。
実態調査も含めて、期待できる効果について、関連記事で紹介しています。
スマートプラグの操作方法の種類
スマートプラグの操作方法の種類を説明しておきます。
①スマートプラグ本体のボタンで操作できます
②スマホアプリで操作できます
③スマートスピーカーから音声操作できます
④スマートプラグにスケジュール設定して操作できます
⑤スマートプラグの電気使用を検知して操作できます
⑥スマートプラグ同士の連携で操作できます
⑦位置情報から操作できます
各メーカーのスマートプラグ
TP-Link WiFi スマートプラグ Tapo P105
1)Amazon Alexa , Googleアシスタント対応しています
2)スマホから電源を操作できます
3)iOS/Android用アプリ”Tapo”(タポ)を使用します
4)電源オン/オフのスケジュール、タイマーの設定が可能です
5)Wi-Fi環境(2.4GHz)が必須
6)極性付きプラグが採用されています
TP-Link WiFi スマートプラグ
ゴウサンド(Gosund) WiFi スマートプラグ Gs-wp6
1)スマートプラグに接続した電化製品の電源を遠隔操作でオン/オフ操作できます
2)スケジュール設定で指定時間に自動的にオン・オフが可能です
3)曜日別にスケジュールして操作できます
4)Alexa、Google Homeに対応しています
5)無線LAN(Wi-Fi2.4GHz)環境が必要です
6)消費電力チェック可能です
ゴウサンド(Gosund) WiFi スマートプラグを使用したレビューを関連記事で紹介しています。
SwitchBot スイッチボット スマートプラグ SP11
1)遠隔でスマホから電源のオン/オフが可能です
2)スケジュール、タイマー、カウントダウンを設定できます
3)電流や消費電力を確認できます
4)Alexa,Google Home,IFTTT,Siriに対応しています
5)無線LAN(Wi-Fi2.4GHz)環境が必要です
入力:AC 100-220V 50/60Hz 出力:最大15A, 1500W
SwitchBotスマートプラグの使い方!導入方法,各種機能を紹介した参考記事を紹介しています。
※SwitchBotスマートプラグSP11以外にもSwitchBot プラグミニも販売されています。
Meross スマートプラグ MSS110
1)Amazon Alexa/Google Assistant / SmartThings / IFTTT、Lineに対応 しています
2)遠隔でスマホから電源を操作できます
3)Wi-Fi環境(2.4GHz)が必要です
4)電源オン/オフのスケジュール、タイマー、カウントダウンを設定できます
5)逆さし防止の極性付きプラグとPC難燃性素材を採用しています
Amazon純正 スマートプラグ (Works with Alexa認定)
Meross スマート電源タップ MSS425FJP
1)ACコンセント口4つ(個別操作)、USBポート口が4つ(一括操作)を装備しています
2)コードは1.8mです
3)Amazon Alexa、Google Assistant、IFTTT、LINE Clovaに対応しています
4)遠隔でスマホから電源を操作可能です
5)スケジュール、タイマー、カウントダウンの設定が可能です
6)オン/オフする時間帯を設定(曜日ごと)できます
7)スイッチをONにしてから、OFFになるまでの時間を設定できます
8) USB出力4ポート,合計5V・4.0A仕様 単一ポートでは5V・2.4Aで高速充電可能です
9) スマートフォンを4台同時充電できます
定格容量:10A・125V(1200Wまで)
スイング式プラグ
まとめ
スマートリモコンで操作できない赤外線操作非対応の家電でも、スマートプラグなら電源オン/オフが可能です。
また、スマートリモコンは赤外線が届く範囲が操作可能ですが、スマートプラグはWIFIが届く範囲が操作可能な範囲となります。
WIFIが届く範囲の方が広く、離れた場所でも、電源を操作できる利点があります。
そんなスマートプラグの基本的な機能をまとめると次のようになります。
遠隔操作
スマホから遠隔でスマートプラグの通電オン/オフを操作できます。
スマートプラグの電源オン/オフの状態は、スマホアプリで確認できます。
音声コントロール
Amazon Alexa/Google Assistantなどの音声操作に対応(製品によってIFTTT、Line 、Siriにも対応)
音声操作に対応した機器を通してスマートプラグを操作し電源をオン/オフできます。
スケジュール設定
生活習慣に合わせて、電源オン/オフのスケジュール設定が可能です。
曜日毎に実行する時刻を設定できます。
スケジュールの実行状況をスマホに通知できます。
タイマー設定でスマートプラグをオン→オフまたはオフ→オンすることもできます。
消費電力チェック
スマートプラグを通過する電気の状況をモニタリングできます。
当日、月ごとの消費電力を確認できます。
電気の状態を条件に操作できる機種もあります。