『アレクサ』は、Amazonデバイスで利用するAIアシスタントの名前です。
スマートスピーカーのEchoなどを中心に簡単にスマート機器の導入を楽しむためのAIです。
スマート機器の導入で「何を買えばいいのか判らない」という方は、Amazonデバイスをおすすめします。
『アレクサ』は、サードパーティー製品を含めて対応機器が増えています。
【音声】【遠隔】【自動】【連携】と様々な使い方が可能です。
この記事では、スマートホーム化を簡単にステップアップしていくためのスマート機器を紹介します。
スマートホーム化 ステップ1:スマートスピーカー
スマートホーム化へのはじめの一歩は、スマートスピーカーのエコーシリーズになります。
エコーシリーズは、【Echo Dot(エコー ドット)】,【Echo Show(エコー ショー)】,【Echo Studio(エコー スタジオ)】,【Echo Auto(エコー オート)】などのスマートスピーカーがあります。
どのスマートスピーカーから始めても問題ありませんが、使っていくと違うスマートスピーカーも欲しくなります。
もちろん、最初のスマートスピーカーが無駄になるわけではありません。
スマートホーム化が楽しくなったら、複数台のスマートスピーカーを利用して連携したくなると思います。
最初の一台におすすめ Echo Show 5
中でも最初に導入するなら【Echo Show 5】がおすすめです。
【Echo Show 5】は、ディスプレー付きのスマートスピーカーで、音声以外に映像で情報を伝えてくれます。
【Echo Dot第3世代】と価格が2倍違ってきますが、映像があると無いでは情報量が違います。
画面に出てくる文字コンテンツだけでも情報が豊富です。
そこに置いておくだけで利用できる【Echo Show 5】は、アレクサの良さを理解する入り口としても最適です。
コンパクトで使いやすいEcho Dot(第4世代)
Echo Dot (エコードット) は、 第3世代(太鼓型) ,第4世代以降(球体型) とありますが、どちらもコンパクトで置き場に困りません。
時計付きスマートスピーカーなら時間が判って便利です。置時計になる Echo Dotはインテリアとしての付加価値も高くなってきます。
中音重視のフルレンジスピーカーなので、聴きやすい音質で、BGMを再生させるデバイスとしても活用できます。
スマートホーム化 ステップ2:スマートリモコン
スマートリモコンは、赤外線リモコンを学習して、スマートスピーカーと連携して音声でリモコン操作を実現するものです。
音声で電気を点けたり,消したり、暗くしたりできます。
【Echo Show 5】の次にAlexa対応のスマートリモコンを導入すれば連携できます。
「アレクサ、電気を点けて」
「はい」
リモコン
学習した赤外線発信
照明,テレビ,エアコンなど多くの家電を音声操作や遠隔操作,自動操作できるようになってしまいます。
スマートリモコンのお勧め SwitchBot Hub Mini
SwitchBot Hub Mini(スイッチボット ハブ ミニ)は、Amazonアレクサ,Googleアシスタント,Siri,IFTTTに対応しています。
エアコン、テレビ、照明は国内外の主要メーカーのリモコンが登録済みなので簡単に家電のリモコン登録ができます。もし登録されていないリモコンがあっても、手動でリモコン信号を登録できるので安心です。
人気のNature Remo mini 2人気のNature スマートリモコン
Nature Remo mini 2スマートリモコンは、Google Home, Amazon Echo, Apple HomePodのスマートスピーカーと連携できます。
搭載された温度センサーにより、「28度になったらエアコンをオン」のような自動化設定が可能です。
上位機種のNature Remo 3では、温度、湿度、照度、人感センサーを搭載しています。照度センサーを使って、「部屋が暗くなったら電気をON」のような自動化設定も可能です。
スマートホーム化 ステップ3:スマートプラグ
スマートプラグは電源をオン/オフできるデバイスですが、正確には電源を管理することができます。
なぜ管理と言うのかですが、スマートプラグはそこを通る電流,電圧,電力量を把握して、その値を使って電源を遮断もできるし、スマートリモコンと連携操作したりすることができます。
使い道が無いようで、意外に奥深いのがスマートプラグです。
スマートプラグは単品よりも複数で導入した方が、それぞれの連携を複雑に楽しむ事ができます。
スマートホーム化 ステップ4:ネットワークカメラ
ネットワークカメラはペット見守り,音声通話,防犯カメラ,ベビーモニター,監視カメラなどいろいろな 使い方ができます。
カメラ視線は水平方向 360°、垂直方向100°以上など広角レンズと合わせて、広範囲を監視できます。
夜間でもナイトビジョン(夜間撮影) 機能で監視が可能です。
もちろん【Echo Show 5】に「カメラを見せて」と呼び掛けて、【Echo Show 5】の画面に映し出せます。
スマートホーム化 ステップ5:カーテン開放
スマートカーテンを使うと、スケジュールでカーテンの開け閉めができたり、「アレクサ、カーテンを開けて」と【Echo Show 5】に話しかけることでカーテンを操作できます。
もちろん外出先からでも操作できるので、カーテンを閉めて電気を点けて、エアコンをオンしてと、連動した操作も可能になります。
スマートホーム化 ステップ6:温度センサー
スマート加湿量なら、好きな時間帯に加湿器を起動できます。
外出さきからでも帰宅途中に起動すれば、潤いのあるお部屋にして迎えてくれます。
アロマ対応なので付属のパッドにアロマオイルを2~3滴垂らすと、ミストと一緒に香りがお部屋に広がります。
3.5Lの大容量タンクを搭載しているので、一度の給水で最大48時間連続運転が可能です。
温度センサーと合わせれば、湿度の維持精度も高めることができます。
乾燥が気になったら、「アレクサ、加湿器をつけて」と【Echo Show 5】に指示すれば、適度な湿度まで加湿してくれます。
スマートホーム化 ステップ7:Echo Dot (エコードット)
ステップ6まで進んだころには、追加のスマートスピーカー導入を考えているはずです。
次のスマートスピーカーは、【Echo Dot】をお勧めします。
【Echo Dot】は、音声のみで情報を利用するスピーカーデバイスです。
音楽を聞いたり、ラジオを聞いたり、ニュースを聞いたりと音声メディアを網羅しています。
勉強しながら聞いて、判らないことをアレクサに調べてもらうこともできます。
DIY中に音楽を掛けて、作業に夢中になってもアラームで時間を教えてくれます。
個人的にはEcho Dot (エコードット)第3世代がコンパクトで便利に感じます。
スマホのテザリングを利用すれば、外出先でも利用できてしまいます。
スマートホーム化 ステップ8:指ロボット
指ロボット(SwitchBot スイッチボット スイッチ)を利用して、赤外線では操作できない家電のスイッチを操作できます。
指ロボットを導入する方は、何でもスマートデバイスで利用できるようにしたい方で、もはやスマートホーム化から抜け出せなくなっていると思います。
指ロボットも使い道が限定的に感じてしまいがちですが、この域の方なら、意外に広い範囲で利用できるデバイスだと気づいてしまいます。
スマートホーム化 ステップ9:スマートロック
新車でも、新築住宅でもスマートキー化は必須装備になっています。
古い住宅でも、スマートロックを使用すれば、後付けて簡単に鍵の開閉が可能です。
SwitchBot スマートロックをドアに設置すれば、スマートフォンでキーレス化が可能です。
ウィジェット、Apple Watch、SwitchBot NFCタグ、音声でもロックの施解錠が可能です。
既存の鍵はそのままにスマートキーを導入できます。
スマートホーム化 ステップ10:スマート照明
スマート照明は、製品自体にwi-fiやbluetoothなどの通信機能を持っています。
対応のスマートスピーカーと連携させれば、音声操作が可能になります。
スマートリモコンが無くても音声操作が可能になるので、リモコンの届かない細かな部分でも利用できます。
使用中の電球やシーリングライトと入れ替えるだけで使えるのでスマートホーム化を進めやすい機器になります。
スマートホーム化 ステップ11:ロボット掃除機
ロボット掃除機では『ルンバ』が有名ですが、他メーカーも高機能な機種から特徴を持たせたコンセプト製品など多様な機種が増えました。
最近は、AIが高性能になっているので、安価な機種でも効率良く掃除を実施してくれます。
ロボット掃除機は、価格帯が広いので、予算に合わせてコスパが良いと感じられる機種を選択することになります。
コンパクトで高性能なロボット掃除機は、SwitchBot ロボット掃除機 K10+がおすすめです。
軽いのでどこでも持って行きやすく、ボタン一つで掃除してくれます。
特に部屋数の多い家や家具などの多い家で利用すると軽量コンパクトなところが気に入るはずです
スマートホーム化 ステップ12:Fire Stick TV
Fire Stick TVは、ネットコンテンツの視聴が主な用途になりますが、スマートホーム化に欠かせない存在になるはずです。
Fire Stick TVのリモコンには、音声入力マイクが付いていて、音声検索以外にアレクサの音声指示に利用できます。
照明の操作もできますし、ネットワークカメラの映像をテレビに写すこともできます。
Fire Stick TVには主に3種類のタイプがありますが、出来る事に違いはないので、どのタイプを導入するのかは関連記事を参考に選択してください。
まとめ
Amazonデバイスは、AIアシスタントのアレクサを搭載した製品が多く存在します。
誰でも、簡単にスマートホーム化をステップを踏んで構築していく事が可能です。
順番はやりたいことを描いて決めても良いですし、導入してみてどのように使うのか考えるのも楽しみ方の一つになります。
スマートホーム化 を進めると快適な部分と無くても良い部分を感じることもできます。
これから始められる方は、先ず【Echo Show 5】 を導入してみると、きっとステップアップしていきたくなります。
スマートホーム化までは要らないと思っておられる方も、ちょっとした遊び道具だと考えて【Echo Show 5】を導入して、情報表示デバイスとして利用できます。
また、小さなお子様は好奇心旺盛なので、【Echo Show 5】で簡単にスマートホーム化しただけで、活用範囲を見出して行ってしまいます。
自分で進めるスマートホーム化は、簡易なものかもしれませんが、使い方の工夫次第でライフスタイルに融和した手放せないアイテムになってくれます。